労働安全衛生法!事業者が守るべきルールとは?わかりやすく解説

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現場監督の精神障害罹患・自殺は全年代で40歳代が最多!手遅れになる前に知っておきたい備え

令和元年(2019年)、厚生労働省が行った職種調査で建設業がピックアップされました。

(この年以降は他の職種の情報が公開されていて、建設業は令和元年の情報が最新データです)

職種・年代別にみた精神障害の事案数のうち、現場監督・技術者は40歳代が精神障害罹患のピークに。

出典:厚生労働省「令和元年版過労死等防止対策白書

精神障害とは代表的なものとして、統合失調症・気分障害(うつ病、双極性障害)が挙げられます。

ランメイシ

40歳代が1番目、30歳代が2番目に多いということは、年齢・経験年数の増加と共に責任重くなって精神を病んでしまう傾向にあるようです。

仕事が要因での自殺(未遂含む)は全職種54人のうち、現場監督・技術者が最多の30人。

出典:厚生労働省「令和元年版過労死等防止対策白書

ランメイシ

現場監督の自殺、1番の要因は「長時間労働」。2番目に「仕事内容・量の大きな変化」でした。現場監督が定時で帰宅できる日なんて、ほとんど無いですよね。

この調査結果からわかることとしては、現場監督をやっていてうつ病になる・自殺するほど追い込まれる状況は、今後あなたにも起きる可能性があるということです。

ランメイシ

実際に僕は担当する現場での事故がきっかけで、会社から嫌がらせを受けるようになりました…。

関連記事 建設現場の事故がきっかけで最悪の人生に転落した現場監督の体験談

メンタルを病んでしまうと、何もやる気が湧きません。

「一旦休む」という選択すらできず、精神的に疲れ切ってしまい、死を選んでしまうかもしれないんです。

現場監督

今は仕事で安定してるし、自分が精神的に追い込まれるとかイメージが湧かないな…。生活のために収入が途切れたら困るし。

長時間労働がつらい、責任という重圧が重すぎる、休みがとれない…。

こんな悩みを解消したい場合、考えるのは転職。

ですが、精神的に追い詰められた状態で転職活動を始めても、時間が限られているし、正常な判断ができずに失敗してしまうリスクがあります。

行き当たりばったりで転職活動を始めて、その時に見つけた求人が今より年収が下がるとか、条件の悪いブラック企業しか無かったら…最悪ですよね。

現場監督

悩んでいる状況で転職に「正解」を見つけ出すのは確かに難しそうだね…どうすればいいの?

現場監督がうつ病になる・自殺するほど追い込まれる…。

悩んだ結果、転職を考えても今より条件の悪い会社しか転職先が見つからない…。

そんな最悪の状況を回避するための方法は、今から転職活動を始めておくことです。

ランメイシ

例えば、道路工事しか現場経験のない人が、いきなり河川で護岸工事をやるとなると、施工計画書・参考にする仕様書・段取り・予算…どれも全然違って、調べることだらけになりますよね。

転職活動を始めることで、以下のようなことがわかります。

転職活動を始めるとわかること
  • 転職はどんな流れで進めるのか
  • 転職では何を準備すれば良いのか
  • 自分の場合、転職までどれくらい時間がかかるのか
  • 自分の市場価値はいくらなのか
  • 自分の職歴からだと、どんな会社が候補になるのか

建設業界は、事故がニュースで頻繁に取り上げられています。

ランメイシ

事故を起こしたい人はいません。それでも事故は起きています。あなたの現場で事故が起きない保証はありません。
万が一、あなたの現場で重大事故が起きたら…。

「アイツが現場で事故を起こした!会社の評価はガタ落ちだ!」

と、白い目で見られたり、軽蔑されるかもしれません…。

転職活動を始めておくことで、退路を確保しておけるというメリットがあります。

転職活動のメリットは退路を確保できるだけじゃない

ランメイシ

さらに、今は転職活動を始めるメリットがもう1つあります。

dodaが公表している2023年8月の求人に関するデータの通り、「建設・不動産」業界は求人倍率が4.52倍。

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 求人倍率前月差前年
同月差
求人数
前月比
転職希望者数
前月比
建設・不動産4.52↑0.12↑1.07101.7%99.1%
出典:転職求人倍率レポート(2023年8月)

つまり、転職希望者1人につき4件以上の求人があり、募集する企業側も給料など条件を競合よりも良くして、人材を確保しようとしています。

何が言いたいかというと、今の会社より良い条件で働ける企業を探す(=転職活動する)には、今が一番良い状況なんです。

ランメイシ

僕自身、会社のために工事で良い点数をとれるよう必死に働いていたのに、現場で事故を起こしてからは会社からクズ扱い。もうこの会社にはいられないと思って転職活動を始めたんです。

「こんな会社、1日でも早く脱出したい…」

そう思い、転職活動を2年継続した結果、こうなりました。

年収は434万円から539万円に。

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これまでは平日は深夜まで残業、休みは日曜日だけの生活でした。

今は仕事の日は遅くても19時には帰宅して家族と一緒に夕飯を食べています。

このサイトを運営できるほど、時間に余裕がある生活になりました。

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人生の転機を迎え、ブログ運営を開始
収入が増えたり、残業が減る・休日が増えることによって実現できる嬉しいこと
  • 家族や大切な人と一緒に時間を過ごすことができる
    • 子供が成長してから「仕事で一緒に過ごす時間がとれなかった」という後悔をせずに済む
    • 連休に妻・子供を連れて今まで行けなかった県外の遊園地、キャンプや釣りを楽しめる
    • 帰宅を早くできれば家族と一緒に夕飯を食べられる
    • 家事・育児に参加することで妻への負担軽減になり、夫婦ゲンカが減る
  • 自分へのごほうびや貯金、家族サービスに使うお金を増やすことができる
    • 世の中の物価が上がり続ける今、給料が増えることは生活に潤いを与えてくれる
    • 増えた収入分で家族と旅行に行ったり、美味しいものを好きな時に食べに行ける
    • 老後資金も早く貯めることができる
    • 子供の習い事も色々と体験させ、将来の可能性を広げられる
  • 趣味に使うお金も増やすことができる
    • 新しい車やグレードの高い車も購入の選択肢に入る
    • 釣りのために高価なロッドやリールを買える
    • huluやネットフリックス、YouTubeプレミアムやスマホゲームに課金する余裕もできる
    • たるんだ身体をトレーニングする時間も確保できる
  • 自分の心に余裕ができる
    • 仕事の悩みで夜に寝付けないといったことが無くなる
    • お金が原因による生活の不安が無くなる
    • 嫌な上司と顔を合わせずに済む
    • 今の悪い人間関係をリセットできる
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家族で水族館へ!
ランメイシ

仕事ばかりで妻に家事・育児を任せっきりだった生活を変えることができたのが本当に嬉しかったですよ。

現場監督

でも、転職活動をして全員が幸せな生活になれるとは限らないよね。

ランメイシ

転職活動は「後出し」ができるじゃんけんです。

転職活動は以下のような、ある種の「後出しじゃんけん」ができます。

転職活動は「後出しじゃんけん」
  • 年収アップや残業が減る・休日が増える条件で、内定が取れれば「転職する」
  • 年収アップや残業が減る・休日が増える条件で、内定が取れなければ「転職しない」

勝てる(良い求人が見つかる)まで、

じゃんけん(転職活動)するというイメージです。

つまり、転職活動にリスクはありません。

今の勤務先の「上位互換」の買い手がいなければ、自分を売らなければ良いだけです。

さらに転職活動というプロセスには、たくさんのお宝が埋まっています。

自分を売るプロセスは、必ずあなたを成長させてくれます
  • 自分の経歴・スキルから、マッチする良い求人がないか探す
  • 今よりも自分を良い条件で買ってくれそうな会社を探す
  • 求人票から「どんな経歴・スキルに、いくらの値段がついているか」を知り、リアルな市場に触れる

これをするだけでも、かなりの勉強になるはずです。

そして、転職活動はあなたの「社内での出世力」にもプラスに影響します。

ランメイシ

外の世界を知っている人は、それだけで強くなれます。

現場監督に向いている転職活動の方法4選

現場監督に向いている転職活動の方法として候補になるのは4つで、それぞれの特徴やメリット・デメリットもまとめています。

僕の場合、転職エージェントを使ったことで年収105万円アップと残業地獄から脱出することに成功しました。

こうやって年収105万円アップと残業地獄からの脱出に成功しました
  • 周りに会社を辞めようとしていることを知られたくなかったので、ネットの無料登録で済む転職サイトと転職エージェントを選んだ
  • 自分の職歴をベースに、条件の良さそうな転職先候補を転職サイトで探した
  • 調べるうちに、1級・2級の施工管理技士資格を持っているなら転職エージェントを使った方が、転職サイトより条件の良い転職先候補を探せることを知った
  • 転職エージェントに職歴を伝え、希望の条件を相談した
  • 転職エージェントに書類の添削や条件の交渉をやってもらい、内定までいけたので転職した
ランメイシ

①~④までは、すぐに転職するつもりが無くても転職エージェントは無料で利用できます。

自分で良さそうな求人を探す手間を省けるのと、転職エージェントにしか無い非公開求人も揃っています。

なので、僕は最終的に転職エージェントに絞って転職活動をしました。

建設現場で他社の人とつながりを持ち、自分から売り込む

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建設現場で他社の人とつながりを持ち、自分から売り込む

隣接工事などで、仲良くなった他社の会社の人に売り込む。

同業他社への転職に限定されますが、実際の仕事ぶりを見て判断されるので、転職先の会社としても実力がわかりやすいんですよね。

実力が認められれば、転職するのはさほど難しくないでしょう。

ただし、自分で売り込んだ手前、足元を見られるということもあります。

ランメイシ

現場で他社の人と顔見知りになるのは簡単ですが、コネ入社みたいになってしまうのと、馴染めなかったときに後悔する可能性があります。

ただし、実績も良く知られている分、入社しやすいのは事実です。

ランメイシ

半分冗談とは言え、僕の周りでも現場で「今の会社もう嫌やから、俺どう?」って言われたり、実際に転職した現場監督がいます。

自分で売り込んで転職活動することのメリット・デメリットは以下の通りです。

メリットデメリット
成果を上げていれば転職しやすい
顔見知りの人が多い
実力があれば条件の交渉がしやすい
今の会社に転職活動をしていることがバレる可能性が高い
転職後に会社に馴染めないと気まずくなる
給料や条件面の交渉は自分のやり方次第になる
入社してから不満が見つかっても言い出しにくい

ハローワークで探す

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ハローワークで探す

使い方としては、最寄りのハローワークに行き、「求職申込書」を記入して提出します。

求職申込書とは、希望職種や労働条件などを記載するための書類です。

ハローワーク:求職申込書の記入項目例
  • 氏名
  • 住所
  • 連絡先
  • 希望する仕事
  • 希望の就業形態(正社員や派遣など)
  • 希望の収入
  • これまで経験した仕事
  • 外部機関への情報公開の有無

厚生労働省の「求職申込み手続きのネット登録(仮登録)」によると、求職申込書を手書きで作成する手間を省きたい場合はパソコンやスマホで「求職情報仮登録」ができます。

ただし、パソコンやスマホでできるのはあくまで仮登録のため、氏名や連絡先、希望する仕事などを入力したら、1週間以内にハローワークに行って本登録をする必要があります。

現場が忙しいと、土日は営業していないハローワークには行く時間がありません。

だからといって現場稼働中に有給って、なかなか取れませんよね。

ランメイシ

それに、有給をとった日に限って電話が頻繁にかかってくるんですよね…。

ハローワークで転職活動することのメリット・デメリットは以下の通りです。

メリットデメリット
相談や就職対策ができる
地域密着のため地元就職がしやすい
公的機関だから就職・転職の圧力が少ない
仮登録まではネットで可能
開庁時間に行きにくい
本登録にはハローワークに行く必要あり
大手企業や知名度の高い中小企業の正規雇用求人が少ない
画像などの求人情報は少ない

転職サイトで探す

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転職活動に労力と時間をかけたくない場合、転職サイトを使うという方法があります。

転職サイトは登録無料。

dodaならスカウト機能もあるので、職務経歴や希望条件を登録しておくだけで企業から直接オファーのメールが届きます。

\登録して待つだけで転職活動できます/

ランメイシ

オファーのメールが希望に合っていなかったら、スルーすればOKです。

建設業界専門の転職サイトなら月収60万円を狙えるだけでなく、設計やCADオペレーターなどの求人情報も豊富にあり、施工管理の経験を活かせるので効率的に情報収集できます。

無料で今の会社と収入や条件を比較できるので、1度くらいは試してみるのも良いでしょう。

\残業・休日出勤を減らしたい場合にもおすすめ/

転職サイトによっては興味の無い仕事の求人メールも来るので、いらないメールが大量に来るのは嫌だという場合には向いていません。

対策としては、Gメール・ヤフーメールなどのフリーメールで登録して、気が向いたときにメールを見るくらいの感覚にしておくと良いです。

転職サイトで転職活動することのメリット・デメリットは以下の通りです。

メリットデメリット
無料なのでマイペースに転職活動できる
建設業界専門の転職サイトなら高収入・好条件の求人を狙える
スカウト機能もあるので登録後は待つだけ
たくさんの求人を見比べられるから自分の市場価値がわかる
求人の質は転職サイトによりばらつきがある
興味の無い求人を送ってくる転職サイトもある
全ての求人を見るのは時間がかかる
登録するまで求人の質はわからない

転職エージェントに相談して求人を紹介してもらう

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現場監督

「転職サイト」と「転職エージェント」ってどう違うの?

転職サイトと転職エージェントは、転職先を探すという目的は同じですが、サービス内容は全く別物です。

表で説明すると、サービス内容の違いはこんな感じです。

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転職エージェント転職サイト
求人の質厳選されている変な案件も含まれている
求人の探し方紹介してもらえる自分で探す
企業情報の収集方法内部事情も教えてもらえる公表情報しか調べられない
応募書類の添削・面接対策協力してくれる自分一人でやる
日程調整・条件交渉かわりにやってくれる自分一人でやる
比較表:転職エージェントと転職サイトの違い

転職サイトより良い条件の求人が多く、気になる会社があればエージェントから情報収集することができます。

ランメイシ

また、転職サイトと同じく利用料も一切かからないので、安心して使えます。

建設業(同業他社)への転職先を探していると連絡すると、以下のような質問を面談で受けます。

転職エージェント:電話またはWeb相談の質問事項
  • どこで○○(転職エージェント会社名)を知りましたか?
  • どんな理由で○○(転職エージェント会社名)を選びましたか?
  • 今の会社ではどんな役職ですか?
  • 今の会社ではどんな工事に携わってきましたか?
  • 携わった工事の規模は、受注金額でいくらくらいですか?
  • 今の会社ではどんな業務をやっていますか?
  • 積算もやっていますか?
  • 転職を考えた時に、希望したい条件や譲れない条件はありますか?
ランメイシ

メールでのやりとりだと時間がかかるので電話で一問一答、という感じでした。

転職エージェント利用に必須の面談が手間に感じるかもしれません。

マイペースに求人情報を見たいだけなら転職サイト、経歴や希望する条件を伝えてお任せしたいなら転職エージェント。

という感じで、好みで使い分ければ良いですね。

転職エージェントを利用して転職活動することのメリット・デメリットは以下の通りです。

メリットデメリット
相談だけしたい場合でも無料で使える
求人の紹介から面接や書類の書き方など、全て任せられるから楽
建設業界を経験したエージェントがいるから話が早い
転職サイトよりも求人の質が高い(企業の本気度が高い)
職務経歴や希望の条件を連絡する必要がある(30分程度)
日曜日は対応不可がほとんど
良い条件が多い非公開求人は登録しないと紹介してもらえない
1級・2級の施工管理技士を持っていないと紹介される求人が少ない

転職エージェントの担当者には、同じ業界で働いた経験があるエージェントが担当者になります。

建設業経験者が相談の担当者だと施工管理の業務に詳しいので、自分の職務経歴と希望する働き方に合う企業を探してくれるのが良いです。

建設業界専門の転職エージェントなら当然、建設業界経験者が担当になってくれます。

オリコン満足度調査で5年連続1位と評判なのがJACリクルートメントで、こちらも建設業界専門チームがあります。

\施工管理技士の資格保有者に1番おすすめ/

先に転職サイトのほうで書きましたが、建設業界専門の転職サイトも担当者がつき、お任せする形式です。

このような無料で使える求人情報サイトを活用して、あなたの職歴ではどんな求人がみつかるのか是非チェックしてくださいね。

\残業・休日出勤を減らしたい場合にも/

ランメイシ

良い求人が見つからなかったら、断ればいいだけです。担当の方も親切、丁寧に接してくれるので安心してくださいね。

ただし求人情報サイトの最大手のリクルートエージェント3カ月以内に転職を決めている人でないと相手にされない感じでした…。

ランメイシ

ちなみに僕が初めて転職エージェントに相談したときは、以下のように相談したので、もし利用する場合は参考にしてください。

私は現在、〇〇建設株式会社で働いていて、32歳です。土木施工管理技士の資格を持っていますが、今と同じ勤務地で良い求人はありますか?

じっくり考えた結果、同じ施工管理の職業を選択しましたが、その時に問い合わせたのは以下の内容です。

現職と同じく、土木工事の施工管理をする仕事かつ同じ勤務地で、今より年収が増える求人はありますか?

将来の万が一の事態に備えて、地図に残る仕事を楽しもう!

今の生活に転職活動を加えるのは、ハッキリ言って面倒ですよね。

転職する気が無いのに、転職活動で時間と労力をかけるのは大きなデメリットに感じるでしょう。

現場監督

仕事以外の時間は趣味とかのんびりしたいからね。

ランメイシ

転職活動を「保険」として考えてみましょう。

例えば、生命保険ってあなたの身に万が一のことがあった時に、生活するためのお金で家族が困らないために加入しますよね。

仕事という「収入源」にも保険として、今の会社以外では自分がどんな企業に就いて収入源を確保できるか?

転職活動を始めて仕事での万が一の事態に備え、地図に残る仕事を楽しみましょう!

これまでの内容をまとめると、以下の通りです。

まとめ
  • 令和元年の建設業における精神障害や自殺のリスク
    • 建設業に従事する現場監督は40歳代が精神障害のピーク
    • 長時間労働や業務の変化などが主要な原因
    • 仕事に関連した自殺も全業種で最多
  • 現場監督のプレッシャー
    • 責任や重圧の増加、そして事故発生のリスクが現場監督のメンタルヘルスに大きな影響を及ぼしている
  • 転職のメリット
    • 転職を考慮する理由として、より良い労働環境や条件、収入の向上、プライベートな時間の増加、人間関係のリセットなどが挙げられる
  • 転職活動のプロセス
    • 転職活動自体が自己成長の一部であり、自身のスキルや経歴の価値を客観的に理解するチャンスとなる
  • 今の状況は転職にとって良い時期
    • 現在は転職希望者に対して求人が豊富で、給料や条件を良くすることで人材を確保しようとする企業も多い
  • 転職活動のリスク
    • 正確には、転職活動自体にリスクはなく、良い条件の求人が見つからなければ現状維持という選択も可能である
ランメイシ

何も無いところへ構造物を造り、地図に残る。
建設業は素晴らしい仕事です。

ただし、あなたが現場監督を楽しんでやれるかは会社次第。

今ある不満を我慢し続けるくらいなら、一歩踏み出して転職活動を始めましょう!

労働安全衛生法は、事業者が守るべきルールを「してはいけないこと」と「しなければならないこと」という二つの形で定めています。

事業者には、次のような義務があります。

  1. 措置義務 – 事業者は作業環境を安全に保つための措置を取る義務があります。

これには、禁止されている行為をさせない義務と、必要な行動を指示する義務の両方が含まれます。

例えば、足場の作業床での最大積載荷重を超えないように定めるとともに、その限界を超えることがないようにすることです。

  1. 禁止規定 – これは事業者が労働者に対して、最大積載荷重を超えて物を置くことをさせないように命じたり、監督したりすることを禁じています。

もし超えた場合は、それを黙認しないことが求められます。

  1. 命令規定 – これは作業床の最大積載荷重を決めるように労働者に指示し、その規定を守るよう確認する行為を要求しています。

労働者が規定を守っていない場合、事業者は再指示を出すなどの対応をしなければなりません。

要するに、施工管理の初心者としては、安全規則を守り、労働者に危険な作業をさせないよう注意すると同時に、正しい手順や規則が常に守られているかを監督し、指導する役割を果たさなければならないということです。

建設現場の安全は、事業の成功を左右するだけでなく、働く人々の命と直結する重要な課題です。

毎日の業務で目に見えないリスクと隣り合わせの中、私たち施工管理者は法律に則った安全対策を実施し、職場の安全衛生を確保するという大きな使命を担っています。

しかし、労働安全衛生法の厳密なルールを理解し、それを現場に落とし込むのは簡単なことではありません。

特に新人の監督者や、法律の細かい部分に不安を感じる方々へ、この文章は安全衛生管理の要諦を平易な言葉で解説します。

「足場の作業床は最大どれだけの重さを支えられるのか?」

そんな疑問から、日々の現場監督における様々な状況判断の基準まで、事業者が守るべき「禁止規定」と「命令規定」について、具体的な事例を交えながら説明していきます。

禁止規定とは何か、どのように労働者への指示が義務付けられているのか、命令規定とは具体的にどのような行動を指示するものなのか、事例を挙げながらポイントを押さえていきましょう。

さらには、違反行為が発覚した際の対処法や、効果的なコミュニケーション方法、さらには緊急時に備えた対応計画の策定に至るまで、施工管理として必須の知識とスキルを詳細に解説します。

現場で働く一人ひとりが安全で、そして事故のない職場作りは、私たちの責任と技術で守り抜かなければなりません。

この記事が、日々の施工管理業務を行う中で直面する様々な疑問や課題に立ち向かうための一助となることを願っています。

現場監督の責務を果たし、事故を未然に防ぐためのノウハウを共に学んでいきましょう。

この記事を書いた人
ranmeishi-kun-6

当サイト『ゲンプラ』の運営者:ランメイシ

現場監督と家庭(プライベート)の両立を応援するために、土木工事の施工管理をやっている現役の現場監督(歴16年)が当サイトを運営しています。施工管理業務の悩みに全力でサポートします!ご安全に!

保有資格:1級土木施工管理技士、河川点検士

主な工事経験:河川の築堤・護岸工事、道路工事、橋梁下部工事

プロフィール詳細/Twitter/お悩み相談所/最悪な現場監督生活からの転機

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保有資格:1級土木施工管理技士、河川点検士

主な工事経験:河川の築堤・護岸工事、道路工事、橋梁下部工事

プロフィール詳細/Twitter/お悩み相談所/最悪な現場監督生活からの転機

目次

労働安全衛生法の基本

労働安全衛生法(以下、安衛法)は、作業場の安全と従業員の健康を守るための法律です。

この法律は、事業者と従業員の双方に義務と権利を定めており、その中核となるのが「事業者の義務」です。

建設現場における施工管理者として理解しておくべき義務の種類とその内容は、大きく分けて以下の二つです。

義務の種類と内容

安全措置の義務

  • 作業環境を安全に保つための設備の提供や保守管理
  • 労働者の健康を守るための健康診断の実施

教育義務

  • 新入社員や作業に従事する労働者への安全教育
  • 現場でのハザード(危険)やリスク(リスク)の識別とその通知

健康管理の義務

  • 有害な環境にさらされる可能性のある労働者への特別な配慮
  • 精神的負担の軽減策の検討と実行

禁止規定と命令規定の理解

禁止規定

  • 禁止事項例:最大積載荷重を超える荷物の置き方
  • 管理の対象:荷物の積み過ぎを防ぐ監督や指導

命令規定

  • 命じるべき事項例:作業床の最大積載荷重の明示
  • 管理の具体策:荷重制限の遵守を確認するためのルーチン作り

施工管理としては、これらの義務が適切に遂行されているかを常にチェックすることが求められます。

現場での事故防止と労働者の健康を守るため、具体的な指導計画と監督体制を整えることが重要です。

措置義務について

労働安全衛生法は、建設現場を含むあらゆる労働現場での安全を確保するために、事業者に対してさまざまな措置義務を課しています。

これは事故の未然防止と労働者の安全・健康を守るための法的義務であり、施工管理の専門家としてこれらの義務を遵守し、実行に移すことが重要です。

事業者の責任

環境整備

  • 危険を防ぐための作業環境を整備し、維持する。
  • 適切な作業スペースと安全な通路を確保する。

機械設備の安全確保

  • 機械設備が適切にメンテナンスされていることを保証する。
  • 安全装置が常に機能するようチェックする。

従業員教育

  • 安全に関する十分な教育と訓練を実施する。
  • 緊急時の対応を含め、事故発生時の手順を徹底する。

安全措置の具体例

足場の安全

  • 足場の設置には、強度、安定性、耐荷重が規定通りであることを確認する。
  • 定期的に足場の点検を行い、不備があれば直ちに修正する。

落下防止策

  • 落下の危険がある作業には、安全ネットやハーネスの使用を義務付ける。
  • 高所作業には、落下防止装置の使用を徹底する。

電気安全の確保

  • 電気設備は適切にアースされ、定期的に絶縁抵抗のテストを実施する。
  • 作業者が電気ショックを受けないよう、安全教育を実施する。

これらの義務を果たすためには、専門的な知識と経験が必要です。

また、施工現場ごとにリスクを評価し、それに合わせた安全措置を講じることが欠かせません。

安全は作業の効率や品質と同様に、プロジェクトの成功を左右する重要な要素です。

以上の内容については、以下のURLからも詳細情報を得ることができます。

厚生労働省:労働安全衛生法に基づく規則

禁止規定の詳細

労働安全衛生法は、労働者の生命や身体を守るために、事業者に対して様々な禁止行為を定めています。

これらの規定は、現場監督として知っておかなければならない事項であり、それを遵守することが法的にも道義的にも要求されています。

禁止される行為の事例

重量オーバーの物品の積載

事業者は、足場や作業床の最大積載荷重を超える物品の積載を禁止されています。

この禁止行為には以下のようなものが含まれます。

  • 労働者に対し、最大積載荷重を超える物を置くよう命じること。
  • 荷重超過が疑われる状況での点検不足。
  • 荷重オーバーを認識しつつ、改善措置を講じないこと。

労働者への指導と監督

積載荷重遵守の徹底

作業床の最大積載荷重を超えないよう、事業者は労働者に対して以下の指導と監督を行わなければなりません。

  • 作業前に最大積載荷重を全労働者に通達する。
  • 定期的な教育を実施し、荷重管理の重要性を認識させる。
  • 積載状況を常に監視し、超過が見られた場合は直ちに対応する。

これらの禁止規定と指導・監督の責任は、事故防止と労働者保護の基本となります。

労働安全衛生法の細かい内容については、以下の厚生労働省のウェブサイトで確認できますので、施工管理として是非参照してください。

厚生労働省:労働安全衛生法に関するページ

命令規定の詳細

命令規定は、事業者が遵守すべき具体的な安全衛生管理の手順や行動を定めています。

これにより、労働者が安全な作業環境で働けるようにするための措置が義務付けられており、施工管理のプロとしてこれらの命令を的確に実行することが必須です。

必要な行動の指示方法

明確なコミュニケーション

事業者は作業に先立って、以下の指示を明確に行う必要があります。

  • 作業床の最大積載荷重を明示し、労働者に周知させる。
  • 安全手順に関する規定を労働者に理解させるための教育を行う。
  • 安全装置の使用や非常時の行動など、具体的な安全対策を指導する。

監督の役割と再指示の重要性

継続的な監視と改善

労働者の安全を保つためには、以下の監督措置が必要です。

  • 定期的な安全巡視を行い、ルールが遵守されているかを確認する。
  • 荷重超過やその他の危険行為を発見した際には直ちに対処し、改善を指示する。
  • 違反や不適切な行為に対しては、その場で再教育を実施することで再発防止を図る。

施工現場では、様々なリスクが常に存在します。

これらのリスクを管理し、労働者の安全を守るために、労働安全衛生法に基づいた正しい知識と指導が求められています。

安全管理の違反例と対策

安全管理における違反行為は、労働安全衛生法の下で、施工現場における危険防止のために明確に禁じられています。

違反の事例としては、以下のような行為が挙げられます。

違反行為の種類と例

  • 過積載
    最大積載荷重を超える物を作業床に置く行為。
  • 安全措置の無視
    適切な保護具の着用を命じられていながらそれを怠る行為。
  • 安全教育の欠落
    新規採用者や現場変更者への必要な安全教育を行わない行為。

違反を防ぐための監督と指導

違反を防止し、安全な職場環境を実現するためには、監督者の果たすべき役割が重要です。

以下の対策を実施することで、違反行為を減らすことが期待できます。

  • 定期的な教育と訓練
    安全管理に関する定期的な教育プログラムを実施し、全従業員が最新の安全情報を理解していることを確認します。
  • 規則の可視化
    規則を現場の目に見える場所に掲示し、常に従業員の意識に留めさせます。
  • 監督体制の強化
    監督者を配置し、作業の各段階で安全規則が遵守されているかをチェックします。

違反行為への対処

  • 違反を発見した場合は、直ちに是正措置をとり、再発防止策を講じます。
  • インセンティブの提供
    安全遵守に対して正のインセンティブを設け、良好な安全文化の醸成を図ります。

安全管理の遵守は、施工管理者の最も基本的な責務であり、違反行為には厳しいペナルティが課されることがあります。詳細な法的情報については、厚生労働省のウェブサイトを参照してください。

厚生労働省: 労働安全衛生法に関するページ

実践的な施工管理のポイント

実践的な施工管理では、安全と衛生の管理が最優先されます。

そのために以下のような実務が求められます。

安全衛生管理の実務

  • 安全衛生計画の策定
    工事ごとに安全衛生計画を策定し、リスクアセスメントに基づいた対策を明文化します。
  • 定期的な現場点検
    日常の安全巡視を実施し、不備や危険な状況を未然に防ぎます。
  • 教育と訓練の実施
    従業員が安全衛生に関する知識を持ち、適切な行動が取れるよう教育と訓練を実施します。

労働者とのコミュニケーション方法

効果的なコミュニケーションは、安全管理において不可欠です。

  • ミーティングの実施
    定例会議や現場ミーティングを通じて情報の共有を行います。
  • フィードバックの促進
    労働者からのフィードバックを受け入れ、安全管理に活かします。
  • 多言語対応
    外国籍労働者にも配慮し、必要に応じた多言語での資料提供や通訳を用意します。

緊急時の対応計画

万が一の事態に備えた対応計画は、迅速かつ効率的な事故処理を可能にします。

  • 非常事態への対応マニュアル
    火災や災害発生時の行動マニュアルを作成し、全従業員に周知させます。
  • 緊急連絡体制の構築
    緊急連絡網を作り、速やかな情報共有ができる体制を確保します。
  • 避難訓練の定期的な実施
    実際の避難経路と避難手順を把握するために、定期的に避難訓練を行います。

実際の施工管理の現場では、これらのポイントに基づいた取り組みが求められることになります。

まとめ

建設現場の安全と品質を守る施工管理は、まさに現場の要。今日は、施工管理のプロが実践するポイントを厳選してお届けします。

まずは「労働安全衛生法の基本」から。

この法律は、事業者が遵守すべき義務と労働者を守るための規定を定めています。

具体的には、労働者に危険が及ぶことを未然に防ぐための「措置義務」、そして、事故発生時の適切な行動を促す「命令規定」が含まれます。

施工現場における「措置義務」では、事業者は安全対策を策定し、それを実行することが重要です。

安全ヘルメットの着用から足場の強度確認まで、さまざまな安全措置を施すことで、事故のリスクを減らします。

さらに、「禁止規定」を徹底することも大切です。

過重労働の禁止や危険な機械の使用制限など、労働者を守るために設けられた規制です。

これらを徹底することで、法令違反による罰則や事故の発生を防ぎます。

そして、「命令規定」に関しては、事業者が安全衛生管理を徹底するために必要な行動や手順を労働者に指示します。

労働者への指導と監督は日常的に行われるべきもので、その方法としては、教育や訓練、現場でのコミュニケーションが挙げられます。

緊急時には、事前に策定した対応計画に従い迅速な行動が求められます。

火災や災害発生時のマニュアル、避難訓練の実施は、その一例です。

最後に、現場監督者は、多言語に対応した資料提供や通訳を用意するなど、外国籍労働者を含む全ての労働者が安全に作業できる環境を作る責任があります。

これらを踏まえた施工管理は、法令を遵守するだけでなく、人命と施工品質の双方を守るための実践的知識として不可欠です。

現場のプロフェッショナルとして日々の業務に取り組む上で、これらのポイントを忘れずにいたいものです。

さて、今回ご紹介した内容のさらなる詳細は、厚生労働省のウェブサイトでチェックすることができます。

URLは次の通りです:

安全衛生管理ガイドライン

現場の安全は法令の知識と実践の上に成り立っています。

この記事が、現場で働く皆さんの一助となれば幸いです。

Q&A

建設現場での「労働安全衛生法の基本」とは何ですか?

労働安全衛生法の基本とは、事業者が労働者の健康と安全を確保するために守るべき義務のことです。これには、適切な安全措置の実施や危険防止のための環境整備が含まれます。

現場での「措置義務」とは具体的にどのようなことを指しますか?

措置義務とは、事業者が労働者に対して安全な作業環境を提供する義務です。これには、安全設備の提供、適切な労働時間の管理、定期的な健康診断の実施などがあります。

「禁止規定」に違反した場合、どのような影響がありますか?

禁止規定に違反すると、労働者が事故や健康被害を受ける可能性が高まります。また、法令違反により事業者に対して罰則が科されることもあります。

「命令規定」とはどのようなものですか、そして監督の役割は何ですか?

命令規定とは、事業者が労働者に対して具体的な安全衛生管理の指示を行う規定です。監督者の役割は、これらの命令を労働者に明確に伝え、遵守させることにあります。

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