
建設会社で現場監督やってるけど、今の会社で定年まで続けたいとは思えないんだ…。会社の人に転職の話なんかできないし、どうすればいいかな?
こんなお悩みに答えます。
- 仕事量と給料が見合ってない。
- 家族との時間を確保するために、残業が少ない会社に転職したい。
- 人間関係が悪い。
- 同じ会社に長くいるせいか、仕事のやりがいが感じにくくなった。
- 今の会社の嫌な部分が見えてきた。
- 業績が悪くなり、先行きが不安。
同じ会社に長く働いていると途中、結婚して自分の生活が大きく変わること、ありますよね。
今まで夜遅くまで残業を当たり前のようにやっていたのに、子供ができると「早く帰って子供に会いたい!」って思いますよね。

現場監督として、同業他社への転職を経験している僕の場合、人間関係(パワハラ)に耐えられなかったことだったよ…。

転職を考える理由はいろいろあるけれど、求人はどうやって探すのが良いの?
現場監督って朝は早いし、夜も書類仕事で残業になったりと、時間に追われて忙しいですよね。
転職サイトの求人を見ていたら、それだけで1日が終わってしまうほどです。

そんなに⁉?転職活動する時間も無いし、今の会社で我慢し続けるしか無いのかな…。

ご安心を!
施工管理の転職を考えているなら、転職エージェントを活用するのがおすすめです!
- 求人の選択肢が転職サイトより圧倒的に多い
- 転職先の視野が広がる
- 応募書類の作成が楽になる
- 面接対策ができ、選考通過率がアップする
- 働きながらの転職活動がスムーズになる
- あなたのことを企業の採用担当者にアピールしてくれる
- 内定後もサポートしてくれる

転職エージェントにデメリットは無いの?

デメリットも隠さずにお伝えするね!
- 自分のペースで転職活動を進めづらい
- 希望求人に応募できないケースもある
- 担当者との相性次第でサービスの質が変わる
- 担当者との調整が手間なこともある
- サポート期間が決まっているエージェントもある
転職エージェントは、あなたと担当者がコンビを組んで転職活動をします。
担当者はあなたの職歴や資格、スキルなどの強みを把握するため、登録後に電話面談もしくはZOOM等でWEB面談をする必要がありまが、面談が終われば後は担当者が自分に合う求人を探してくれます。

面談を済ませれば、面倒な求人情報探しを転職エージェントにおまかせできるんだね!
本記事では、現場監督が転職を考えたら転職エージェントを利用するべき理由や選び方について徹底解説しているので、ぜひ参考にしてくださいね!
現場監督(施工管理技士)が転職エージェントを活用するべき理由は『業界の人材不足による希少性の高い職業』だから

現場監督(施工管理技士)が転職エージェントを活用するべき理由は『人材不足によって希少性の高い職業』だからです。
転職エージェントには、転職サイトには無い『非公開求人』というものが多数存在します。
⾮公開求⼈は、どのようなポジションで⼈を募集しているのか知ることができません。
こうした⾮公開求⼈は、自分で転職先を探す転職サイトではなく、転職エージェントが情報を把握しています。
非公開求人は、企業が転職エージェントに希望して非公開としているもので、企業が求人情報を非公開にする理由は以下の通りです。
- 人気のある企業や職種の求人に対し、応募者が殺到するのを防ぐため
- 求職者と企業とのマッチング機会が減ってしまうため
- 企業としての戦略を外部に漏らさないため
一般的に、転職サイトで誰にでも見られるよう公開されている求人とは違い、非公開求人は好条件・好待遇であることが多いことがわかります。

全部がそうってわけじゃなけれど、転職サイトで見られる一般の求人は、離職率が高いから常に求人情報に載っているってこともあるからね…。
だからこそ、施工管理の転職を考えるなら転職サイトではなく、絶対に転職エージェントを利用してくださいね!
慢性的な人手不足、後継者不足に見舞われており、建設業は転職に優位な業界

JACリクルートメントによれば、建設業界は10年以内に引退するであろうと見込まれる60歳以上の建設業就業者が82.8万人と、全体の25.2%が高齢者です。
慢性的な人手不足、後継者不足に見舞われており、建設業が転職に優位な業界なことは間違いありません。
また、新型コロナウィルスの感染拡大や近年の災害などで、建設業界も少なからず打撃を受けていますが、建設業は無くならない業種の1つです。
こういった背景から、即戦力となる施工管理経験者への転職の門戸は広く開かれています。

施工管理経験があれば、待遇改善や環境改善につながる転職も見込めるよ!
当サイト運営者「現場監督のゲンプラ」運営者も、2022年にJACリクルートメントにキャリアに関する相談をしています。
新卒時は地元の小さな建設会社にしか入れなかったのに、紹介してもらった求人案件は大手ゼネコンも含まれていました。

子供との時間を優先したかったから、結局応募はしなかったんだけど、改めて転職には学歴よりも実績が優先されるって実感したよ。
施工管理として同業への転職なら、年収アップや残業の少ない会社への転職も可能です!
当サイト運営者も、今の会社より良い条件で働ける会社が無いか、いろんな転職エージェントに登録して求人を探しました。
そこで、利用して良かった転職エージェントを以下の記事で紹介しているので、ぜひ参考にしてくださいね。
年齢によっては国家資格『施工管理技士』が必要

現場監督の転職事情は、年代によって変化します。
転職市場でも、キャリアアップを目指す場合でも、現場監督にとって一番大事なことは国家資格『施工管理技士』を取得することです!
土木施工管理技士の場合、
2級を取得すれば、官庁工事の現場代理人になれます。
1級を取得すれば、官庁工事の監理技術者又は主任技術者になれます。
現場監督の年代別キャリアアップ方法一覧表

現場監督としてキャリアアップを目指す場合、年代別に優先して身に付けたいスキルを以下の表にまとめました。
年代 | 優先して身に付けたい『技術』 | 『技術』を身に付ける『理由』 | 『技術』を身に付けるための『行動』 | 『行動』の『根拠』 |
20代 | 専門性 | 専門性を身に付けないと、30代以降あなたに『貴重な経験』が回って来ないから | 施工管理技士の資格取得 | 施工管理技士の資格を持っていないと、責任者として工事を担当できない=貴重な経験が回って来ない |
30代 | 経験 | 多くの経験を積むことで、『市場価値が高まる』から | 現場代理人・監理(主任)技術者として色んな工事を担当する | 経験が実績になり、あなただけのキャリアが積み上げられる |
40代以降 | 人脈 | ビジネスの世界は意外と、「あの人が言うからやろう」とか、「あの人のためなら一肌脱いでもいい」とか、『貸し借り』で動いているから | 人的資産の高い人材を目指す | 20代に『専門性』、30代で『経験』を積むことで、「○○といえばあなた」、のように『人的資産』の高い人材になる |
この表は、著者:北野唯我 氏の「このまま今の会社にいていいのか?と一度でも思ったら読む転職の思考法」を参考に、現場監督向けに補足しました。
20代現場監督の転職事情

20代~30代前半の方々は転職後に1級施工管理技士を取得するケースもあります。
令和3年度から変更となった『技術検定制度の見直し』によって、2級の二次検定に合格すれば、1級の1次検定を実務経験に関係無く受験資格を得られるなど、これまでとは事情が変わりました。
(出典:国土交通省「技術検定制度の改正(令和3年4月1日施行)」)
施工管理技士の試験制度変更については、以下の記事で詳しく解説しているので、ぜひ参考にしてくださいね!
30代~40代の現場監督の転職事情

30代~40代の求人では、施工管理技士の資格を持っていることが条件となることもあり、キャリアアップのためには取得が必須です。
50代~60代の現場監督の転職事情

役職定年となり、年収が下がったため転職し、転職後は再度役付となって年収が上がるというケースもあります。
労働環境や会社の色はさまざまです。
求人が豊富な職種のため、合う企業が見つかれば、労働環境の改善や収入アップも期待できます。
転職活動前に、どのような工事経験、資格、職歴であるか明確にしておくとスムーズです。
現場監督向けの転職活動における工事経験、資格、職歴等のまとめ方については、以下の記事で詳しく解説しています。
転職エージェントを使うことのメリット・デメリット

転職エージェントを利用することのメリット・デメリットは以下の通りです。

転職を考えるにあたり、絶対に○○社に行きたい、という会社が無い場合は転職エージェントに登録することで、転職先の候補を教えてもうことができます。
転職エージェントには会社には言いにくいような本音も言えますし、断りたい時もエージェントが本音を会社にオブラートに包んで伝えてもらうことも可能です。
転職エージェントを使うと、面談回数が増えて自己紹介が上手くなり、ある種転職活動もうまくなります。
なので、そういった意味合いでは上手に使えば、得るものも多いでしょう。
転職エージェント以外で求人案件を見つける方法

転職エージェント以外で求人案件を見つけるには、以下の方法があります。
- 求人サイト
- 新聞
- ハローワーク
- 人材バンク
- 人材派遣会社
- 折込み求人
- 転職フェア
専門的な知識・経験を積んだ現場監督は転職エージェントを利用して求人を探すのがおすすめな理由

自分に合う会社を見つけるには、求人案件を幅広く情報収集することが一般的。

でも、現場監督って基本的に定時で帰ること、できないよね…。
でも、転職活動に時間を割くこと自体が難しい現場監督にとって、転職活動は転職エージェントを活用して情報収集することで効率よく転職活動ができます。
転職エージェントは、あなたに合った求人を紹介してくれるだけでなく、代理人となってあなたと企業の間に入り、以下のことをやってくれます。
- 応募書類のチェック
- 面接スケジュールの調整
- 内定後の年俸や入社日の交渉

転職エージェントのなかでも評判の良い『JACリクルートメント』も、僕が実際に利用しておすすめできると思ったから、無料でキャリア相談もできるので登録してみてね!
『施工管理技士』などの国家資格を持っていれば、関係する職業への転職もスキルを持っているため評価されやすいので、優遇される傾向にあります。

転職エージェントが1番おすすめだけと、もちろん良いところばかりじゃないから、デメリットもよく確認しておこうね!
転職エージェントを使うべき理由

転職活動において、あなたが転職エージェントを使う理由は以下の2つのうちの、どちらかではないでしょうか?
- 自分が入りたいと思った会社に入るための手段
- 自分がまだ知らない会社を知るための情報収集
それぞれ解説します。
①自分が入りたいと思った会社に入るための手段

この場合は、エージェントにとってあなた自身がメリットのある商材になる必要があります。
あなたのアピールポイントを明確にして、
「この人を企業に紹介したら私たちのビジネスにとってプラスになる」
とエージェントに思ってもらうことが大事です。
②自分がまだ知らない会社を知るための情報収集

この場合は、「悩んでいます。転職するかどうか、受けながら決めたいんですけど、いいですか」と最初に伝えると良いです。
そうすると、エージェントからいろんな求人を紹介してくれます。
転職エージェントが転職者を商品として扱ってるということがややネガティブに言われることもありますが、本来は求職者側もメリットがあってお願いしている話ですよね。
より良い情報、良い条件を引き出すために、スタンスを明確にすることが大事です。
注意点として、①と②を両立しようとすると、エージェントに対して返信が遅くなったり、求められている情報を忙しくて出し切れないということが起きてきます。
返信が遅くなると、せっかく良い求人があっても、エージェントには他の人に紹介しようかと思われてしまいます。
なので、転職エージェントに登録するときは、レスポンスを早くすることと、
- 自分が入りたいと思った会社に入るための手段
- 自分がまだ知らない会社を知るための情報収集
この2つのうち、自分がどちらの理由で転職エージェントに登録したのかを、転職エージェントにも伝えるようにしましょう。
転職エージェントの活用法

昨今は多くの転職エージェントが存在しています。
なので、どこの転職エージェントが良いのかと迷うケースも多いと思います。
転職エージェントを選ぶ基準は、2つあります。
- 希望する業界に明るいかどうか
- エージェントの人の質
①希望する業界に明るいかどうか

リクルートエージェント・パソナキャリアのように、網羅的にやっているところもありますが、業界特化型もあります。
例えば建設業界に特化した転職支援サイトだと、『セコカンNEXT』と『RSG Construction Agent』があります。
②エージェントの質

あなたの担当になるエージェントが、あなたに的確な転職先を選んでくれるかどうか。
これに関しては、見極めが難しいです。
そこで、複数の転職エージェントに登録して、2人以上の担当者と会ってこの人なら信頼できるという担当者を探すのが良いです。
自分に合う会社を提案してもらうには?

転職エージェントから、より自分に合う会社を提案してもらう方法。
まずは、スキルを可視化しましょう。
転職市場において、あなたは商品です。あなたの商品としての市場価値を明確にすることが大事です。
自分に合う会社=自分が活躍できる会社です。
そうすることで、買い手を募ることができるし、自身も会社を選ぶことができます。
どこの会社も、知り合いがいるとかでない限り、入社してみないとわからないというのが実際のところです。
- 自分が他の会社に転職した時に価値貢献できるか否か。
- 実績として再現性のあるスキルがあるか。
この2つが、あなたと会社に合致していることが大切です。
譲れない条件は担当者に伝えておく

面接の時に、聞きたいけど聞きづらいことはあると思います。
- 残業はどれくらいあるのか
- 同年代の社員の年収はどれくらいか
- 年間休日日数はどれだけか
- 福利厚生について
- 転勤の有無
- 育児休暇や介護休暇がとれるのか
- 会社の雰囲気はどうか…等
しかし、聞きづらいからと言って確認せずに入社してしまうのは後悔する可能性が有ります。
応募先企業に聞きにくいことは、転職エージェントの担当者に任せましょう。
条件面で自分がこれだけは譲れない、ということがある場合は、転職エージェントに登録する際に希望をしっかりと伝えて、紹介してもらう企業はその条件をクリアしているところにしましょう。

働き方で後悔しないためにも、転職エージェントを活用してみよう!
コメント