現場でNETIS登録の製品を使うんだけど、今は「活用計画書」の書類を発注者に提出する方法が違うんだね。やり方がよくわからないから教えてほしいな。
こんなお悩みに答えます。
前は「活用効果調査入力システム Ver.○○」っていうソフトを使って作成していましたね。
国土交通省の発表資料は以下の通りです。
「公共工事等における新技術活用システム」を効率化!
~「新技術登録の申請手続き」「活用効果調査表の作成・提出方法」がオンラインに変わります!~
新技術活用計画書を作成するまでの手順は以下の通りです。
文字だけではわかりにくいので、以下から実際の画面で手順を解説します。
新技術情報提供システムに使いたい商品のキーワードまたはNETIS登録番号などを入力して「この条件で検索」をクリック
新技術情報提供システムにアクセスすると以下の画面が表示されるので、検索キーワード欄(赤囲み部分)に使いたい商品のキーワードまたはNETIS登録番号などを入力します。
この段階で使うNETIS登録の製品を決めておくとスムーズに進められます。
使うNETIS登録の製品が検索結果に出たら、製品名をクリック
画面上側のタブ「活用効果調査票/活用計画書」をクリック
「作成」と書かれた黄色い○ボタンをクリック
「ログインIDパスワードを新規登録」ボタンをクリック
ログインID/PWを発行するための事項を入力して「申請」ボタンをクリック
登録したメールアドレスに「NETIS活用効果調査表作成ID/PW申請完了のお知らせ」が届くので発注者の承認を待つ
申請したNETIS登録技術の使用を発注者が承認後、再度メールが届くので「施工者用IDとPW」を確認して「活用効果調査表入力用Webサイトへ」をクリック
新技術情報提供システムにログインIDとパスワードを入力して「ログイン」をクリック
「活用効果調査表へ」をクリック
活用計画書を作成するため、囲い内の事項を入力して画面下へスクロール
活用理由を入力後「記入完了」欄にチェックを入れて、「登録」ボタンをクリック
工事点数アップを狙う場合、国交省では「○○○○-VE」は評価の対象にならないので注意!V・VR・Aの製品を現場に導入しよう
国土交通省発注の土木工事の場合、新技術を何でも工事で使えばいいわけではありません。
国土交通省の土木工事で使われている書類検査のチェック項目「監督・検査・工事成績評定・土木工事共通仕様書関係」の「(4)工事成績評定 別添1(地方整備局工事成績評定実施要領)」の【新技術活用】記載内容は以下の通りです。
評価の対象としない項目を抜粋すると以下の通りです。
- 活用効果調査表の提出が不要な場合は評価の対象としない。(「○○○○-VE」は活用効果調査表の提出が不要)
- 発注者が指定した新技術は評価の対象としない。
新技術情報提供システムで「○○○○-VE」の新技術は「活用計画書」を作成できますが、「活用効果調査表」は入力できないようになっています。
まとめ
この記事では、インターネット上で行うNETIS登録技術の活用計画書作成までを、NETIS登録されている商品から1つ選んで、実際の画面を使って解説しました。
新技術活用計画書を作成するまでの手順は以下の通りです。
- 新技術情報提供システムに使いたい商品のキーワードまたはNETIS登録番号などを入力して「この条件で検索」をクリック
- 使うNETIS登録の製品が検索結果に出たら、製品名をクリック
- 画面上側のタブ「活用効果調査票/活用計画書」をクリック
- 「作成」と書かれた黄色い○ボタンをクリック
- 「ログインIDパスワードを新規登録」ボタンをクリック
- ログインID/PWを発行するための事項を入力して「申請」ボタンをクリック
- 登録したメールアドレスに「NETIS活用効果調査表作成ID/PW申請完了のお知らせ」が届くので発注者の承認を待つ
- 申請したNETIS登録技術の使用を発注者が承認後、再度メールが届くので「施工者用IDとPW」を確認して「活用効果調査表入力用Webサイトへ」をクリック
- 新技術情報提供システムにログインIDとパスワードを入力して「ログイン」をクリック
- 「活用効果調査表へ」をクリック
- 活用計画書を作成するため、囲い内の事項を入力して画面下へスクロール
- 活用理由を入力後「記入完了」欄にチェックを入れて、「登録」ボタンをクリック
国土交通省発注の土木工事の場合、新技術を何でも工事で使えばいいわけではありません。以下の通り、評価の対象としない項目があります。「○○○○-VE」は評価の対象にならないので、工事点数アップにつなげたいならV・VR・Aの製品を現場で使いましょう。
- 活用効果調査表の提出が不要な場合は評価の対象としない。(「○○○○-VE」は活用効果調査表の提出が不要)
- 発注者が指定した新技術は評価の対象としない。
工事点数アップのために、V・VR・Aの新技術は積極的に使っていきましょう!
良い工事成績評定点をもらうには、書類全般を整理することが必要です。書類検査のチェック項目対策を以下の記事でまとめているので、こちらもぜひ参考にしてください。
コメント