【安全教育資料ネタ】建設業のクレーン災害防止に関するサイトまとめ【PDF】
本記事では、建設業で毎月4時間以上の実施を定められている『安全教育・訓練』のうち、クレーン災害防止に関する資料を得られる役立ちサイトを紹介します。
安全教育の資料作成に役立つサイトはたくさんあるけれど、どこか1つのサイトにまとまっていればなぁ…ってことで、当サイトでまとめたよ!
- 丁張材を運んでいる途中、段差に躓きそうになった
- 単管パイプの片付け中、周囲の人に当たりそうになった
- ダンプ荷台上で写真を撮ろうとして、転落しそうになった
- 梯子を登っている途中、ズレて転落しそうになった
- 敷鉄板の上を歩行中、滑って転びそうになった
- 墜落・転落災害防止に役立つサイトまとめ
- 玉掛フックが資材に引っかかり、荷崩れした
- バックホウが移動したときに、敷鉄板がズレた
- 積み重ねたバタ角の上に乗ったとき、転倒しそうになった
- 足場上で張り出した単管パイプで顔を打ちそうになった
- ブラケット足場の結束忘れにより、転落しそうになった
当サイト『ゲンプラ』の運営者:ランメイシ
現場監督と家庭(プライベート)の両立を応援するために、土木工事の施工管理をやっている現役の現場監督(歴16年)が当サイトを運営。施工管理業務の悩みに全力でサポートします!ご安全に!
保有資格:1級土木施工管理技士、河川点検士
主な工事経験:河川の築堤・護岸工事、道路工事、橋梁下部工事
当サイト『ゲンプラ』の運営者:ランメイシ
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保有資格:1級土木施工管理技士、河川点検士
主な工事経験:河川の築堤・護岸工事、道路工事、橋梁下部工事
クレーン災害防止に関する安全教育資料作成【役立ちサイト】
土木工事の現場では活躍の機会が多い移動式クレーン。
作業半径の長さから、1つのミスが重大災害につながることも。
どんな状況で事故が起きたのかを知る手段として、 厚生労働省 職場のあんぜんサイト 労働災害事例集を閲覧するのが良いですね。
しかし、こちらは様々な業種から集計されているので、その中から土木工事に関連するシチュエーションを選別するのは結構手間がかかります。
そこで、本記事では移動式クレーン関連の『土木工事』で想定される災害のみに記事を絞って紹介します。
『PDFダウンロード』のボタンをクリックすれば、災害事例記事のPDFデータをダウンロードできるよ。
地面が陥没してアウトリガーが沈み、ホイールクレーンが転倒
移動式クレーンにつられたシートパイルに激突される
クローラクレーンが自走中に転倒
ホイールクレーンの過巻防止装置が誤作動して巻上が急停止し、つり荷が落下
荷下ろし作業中にホイールクレーンが転倒
仮設桟橋上でクローラクレーンを用いて荷のつり上げ作業中、荷振れを起こし、その反動で転落
河川護岸工事において、川岸斜面にコンクリート基礎部を構築するため生コンを入れたホッパーでコンクリート打設中に落雷
支保工の切梁(きりばり)を移動式クレーンで吊り上げたときに、腹起(はらおこ)しが落下し2名が死傷
橋の上から荷下ろし中の移動式クレーンが河川に転落
傾斜地で移動式クレーンの作業を行い転倒
ドラグ・ショベルが急旋回し、吊り荷に打たれる
小型移動式クレーンが転倒し、作業者がジブに押されて墜落
トラックの荷台に積まれたパイプにドラグ・ショベルの運転者が挟まれる
被災者が操作する車両積載型トラッククレーンは、定格総荷重を超える荷をつり上げていたため転倒し、被災者はその下敷きとなった
車両積載形トラッククレーンを用いて鉄道用枕木の積み込み作業中、クレーンのジブが鉄道架線に触れ、感電
車両積載形トラッククレーンで鋼板の荷卸作業中、クレーンが転倒し運転者が負傷
足場資材を移動式クレーンでつり下ろし、玉外し作業中、隣にあったはいが崩壊し、はさまれて死亡
トラッククレーンで荷を地切りし、チェーンで玉掛けしようとして荷の下に入った作業者が落下した荷の下敷きとなる
転倒した小型移動式クレーンと欄干との間に挟まれる
車両積載型クレーンで水中ポンプを吊り上げようとしたとき、ジブが組立中の足場に激突
下水道工事の立坑からバケットを吊り上げ中、クレーンのワイヤロープを巻き過ぎてワイヤロープを切断
鉄骨をトラックから荷降ろし作業中、鉄骨が荷台上で横転し、荷台上にいた玉掛け者が鉄骨とともに転落し死亡
大事なのは事故を未然に防ぐこと
安全教育資料をネット検索して調達するのって、同じサイトで調達し続けるなら手間もかからず楽ですが、工事の途中で前月と似たような資料になりがち。
安全教育に役立つ資料はネット上で日々、更新されていきます。
災害事例は、「こういった状況で事故が起きたんだ」と知ることができます。
「自分の現場では同じ事故を起こさないように、こんな対策をしよう」等、あらかじめ備えることができますね。
現場で事故が起きたら、本当に最悪です。
- 「事故速報」を発注者に20分以内など、直ちに提出する
- 原因など、安全管理に問題が無かったか、追及される
- ケガ人が出れば、現場で働く人以外に、ケガ人の家族も悲しむことになる
- 事故報告書を作成し、発注者に提出する
- 事故の内容や発生状況の写真や図を作成
- 事故原因と再発防止対策を現場または社内で検討して作成
- 施工計画書から、事故に関係する施工内容を添付
- 事故に関係する業者の契約書、施工体制台帳の写しを添付
- 事故当日の安全巡視日報の写しを添付
- 事故発生日の危険予知(KY)活動日報の写しを添付
- 事故発生日の作業日報の写しを添付
- 事故に関係する作業手順書の写しを添付
- 災害防止協議会の議事録写しを添付
- 安全教育・訓練の実施内容写しを添付
日頃から安全管理を徹底して、現場も書類も不備が無ければ、事故のリスクは少なくできるでしょう。
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