- 現場監督が転職活動に転職エージェントを選ぶべき理由
- 現場監督が転職エージェントを使うすることのメリット・デメリット
- 現場監督が転職で失敗しないためのポイント
- 今は転職するつもりが無くても、転職活動は始めた方が良い理由

転職を考えてるんだけど、どこで探したらいい?効率良く失敗しない方法を知りたいんだけど。
こんなお悩みに答えます。
現場監督が転職する際におすすめの方法が、ただ闇雲に転職活動するのでは無く、転職エージェントを活用することです。
理由は、ネット上で大量に公開されている求人を自分で探さなくても転職エージェントの担当者が、あなたに合う求人を探してくれるから。
それに、転職エージェントには非公開求人があります。

非公開求人は登録しないと見ることができません。
ですが、転職エージェントは
自分でも想像しなかった好待遇な求人が、転職エージェントでは見つかることもあるんです。
でも、転職エージェントにも注意点があります。
あなたは無料で転職エージェントを利用できるかわりに、転職エージェントは、あなたが転職することで企業から報酬を受け取っています。
つまり、悪い転職エージェントに当たると、あなたの希望を無視してでも転職させようと、大量に求人紹介メールを送ったりします。
そこで本記事では、無料で使える有名な転職エージェントのうち、建設業界出身のコンサルタントが自分の希望する働き方や職歴・スキルに合った求人を厳選して紹介してくれる転職エージェントについて解説します。

本記事で掲載している転職エージェントは、土木工事の現場監督をしている僕も使ったので、同業のあなたには参考になるはずです!
結婚して子供ができると、仕事よりも家族との時間を大事にしたいですよね。
仕事が多くていつも遅くまで残業していたり、休日がほとんど無いって状況なら、家族のためにも転職エージェントで今の会社より良い条件で働ける会社が無いか、ぜひ相談してみてくださいね。

当サイト『ゲンプラ』の運営者:ランメイシ
現場監督と家庭(プライベート)の両立を応援するために、土木工事の施工管理をやっている現役の現場監督(歴16年)が当サイトを運営しています。施工管理業務の悩みに全力でサポートします!ご安全に!
保有資格:1級土木施工管理技士、河川点検士
主な工事経験:河川の築堤・護岸工事、道路工事、橋梁下部工事

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保有資格:1級土木施工管理技士、河川点検士
主な工事経験:河川の築堤・護岸工事、道路工事、橋梁下部工事
現場監督の転職活動におすすめな転職エージェントを徹底比較

現場監督って朝は早いし、夜も書類仕事で残業になったりと、時間に追われて忙しいですよね。
そんな状況で微妙な求人案件ばかり一方的に紹介されても、見る気にならないはず。

施工管理の転職を考えて複数の転職エージェントに登録してみましたが、自分の職歴を伝えても「この会社で働いてみたいな」って思う求人を紹介してくれるのって、限られてるんです…。
そこで本記事では有名な転職エージェントのうち、建設業界出身のキャリアコンサルタントが自分の希望やスキルに合った求人を厳選して紹介してくれる転職エージェントを紹介します。

建設業界の経験者が自分に合う求人を紹介してくれるから、ネットに多い「おすすめ転職エージェント」より信頼できます。
できれば転職エージェントは2~3社利用することをおすすめします。
なぜなら、転職エージェント各社で持っている求人案件や担当者の質が違うからです。
また、同じ募集企業でも優秀な転職エージェントが年収の交渉をしてくれることで、求人が同じ会社なのに転職エージェントによって年収に差が出ることもあります。
手間がかかるデメリットはありますが、登録して相談する転職エージェントが多いほど比較できて、転職成功につながります。

建設資材とか下請業者を決めるときも、3社見積もりとかしますよね。それと同じイメージです!
比較して、自分が1番良いと思った転職エージェントで話を進めましょう。
自分に合う転職エージェントの担当者と話を進めたほうが、効率も良いですよ。

転職活動をしている現場監督のうち、82.9%以上の人が2社以上の転職エージェントを利用していますよ。(アンケート調査より)
当サイトではクラウドワークス及びSNS(X:旧Twitter)で現場監督100人に、転職活動に関するアンケート調査を行いました。(調査期間:2023年1月~5月)
現場監督の転職活動に関するアンケート調査結果(クリックで開く)
100人のうち72人と、現場監督の72%が転職活動をしているという結果になりました。
次に、「転職活動している」と答えた72人にメインでやっている転職活動について質問しました。
転職活動の方法は、「転職エージェントに相談する」が72人のうち41人と最多。
2番目に多かったのが「転職サイトで探す」という結果になりました。
転職エージェントと答えてくれた方に、追加の質問をしました。
転職活動に転職エージェントを使う41人のうち、2社以上の転職エージェントを使うと答えたのが34人。
転職活動をしている現場監督のうち、82.9%の人が2社以上の転職エージェントに登録しているという結果でした。

みんな言わないだけで、転職活動はやってるんだね。

2人に1人は転職している時代ですから、みんな転職を考えているという、この結果は妥当と言えますね。
「あの時、行動しておけば良かった…」という後悔はしたくないですよね。
最後のアンケート結果です。
より詳しく教えてくれた方からは、
「転職活動してることが会社にバレたら裏切者扱いされたり、わざと大変な仕事を任されそうだから」
「昇給や昇進に影響が出たら困るから」
とも答えてくれました。

いつか退職するかもしれない社員に手厚い待遇なんか、するわけ無いですよね。
仕事関係者に自分が転職活動してることは言わないのが無難でしょう。
現場監督におすすめの転職エージェント

有名な転職エージェントのうち、建設業界出身のキャリアコンサルタントが自分の希望やスキルに合った求人を厳選して紹介してくれる転職エージェントを紹介します。
JACリクルートメント

JACリクルートメントは、ミドルクラス以上の案件に強い転職エージェントです。
様々な業種を保有する総合型の転職エージェントですが、1級・2級の施工管理技士資格を持っていれば1番優先して活用したい転職エージェントです。
第三者からすると、建設業界って現場だけが仕事場ってイメージをされますよね。
現場監督がどんな所で苦労しているとか、どんな理由で転職を考えるのかって、なかなか理解してもらえません。
しかし、JACリクルートメントには建設業界出身のコンサルタントで構成された、建設業界専門チームのエージェントが相談に乗ってくれます。
JACリクルートメントをおすすめする人・おすすめしない人は以下の通り。

アドバイザーの質が高いと評判のJACリクルートメントですが、当サイト『ゲンプラ』運営者が電話面談で相談した担当者さんは、落ち着いた口調で世間話を交えながら話してくれたので印象が良かったし、何より施工管理の職業について詳しい人だったので、話もスムーズでしたよ!

JACリクルートメントは1級の施工管理技士を持っていないと、求人案件を紹介してもらえないの?

30代前半までなら、転職後に施工管理技士の資格をとる人の方が多いみたいだよ!
20代~30代前半だと実務経験年数の関係で、施工管理技士の1級を持っていないこともありますよね。
30代後半以降は、1級施工管理技士の資格を持っていることが前提条件となっている求人が多いようです。
ただし、資格保有の条件がある分、非上場の中小企業でも年収700〜900万円、大手企業であれば年収1,000万円以上を目指せるのがJACリクルートメントです。
非公開情報につき、詳しい求人内容を載せることはできませんが、サイト運営者が今より年収が上がる条件で求人を紹介してもらった5件の中でも、年収は500万円~1,100万円と、高年収の求人でした。
建設業の現場監督なら、1級施工管理技士の資格を持っていれば年収が下がる年収アップの案件を紹介してもらえる可能性が高いです。

1級の施工管理技士を持っていれば、確実に年収アップの求人を紹介してくれるわけじゃないの?
当サイト運営者のように、家族と生活するため勤務地は住所と同一県内での勤務を希望すると、都心部より募集企業の数も減るため、紹介してくれる案件自体が少ないことがあります。

家族と過ごす時間を確保するために、今より年収が下がっても構わないとするか、キャリアアップして年収アップを狙うか、どっちを希望するか担当者に伝えておこうね。
もちろん、今はまだ転職するって決めていないって場合でも、無料で相談にのってくれますよ!
サイト運営者が普段相談している担当さんに聞いてみたところ、以下のような場合でもJACリクルートメントは、あなたの相談にのってくれます。
- まだ本格的に転職すると決めていない
- これまでの経験の棚卸しと今後のキャリアプランを相談したい

転職エージェントに登録したら、転職しないといけないわけじゃないんだね。

もちろん!実際のところ、登録しても転職したっていう人は少ないよ。登録しておいて、今より年収が上がるとか良い求人が来たら、転職を考えてみればいいよ。
- 他社の転職エージェントより高年収案件が多い
- 施工管理技士の国家資格を武器にキャリアアップを狙える
- 担当コンサルタントが企業に直接交渉する、他社とは全く違う『両面型』スタイル
- 社内教育が徹底されており、サービスの質が高い
JACリクルートメントについて、もっと詳しく知りたい場合は以下の記事で解説しているので、ぜひ参考にしてくださいね!
\施工管理技士の資格保有者なら1番おすすめ/
転職活動をスタートして家族との大切な時間をつくろう!
高年収の求人が多いから転職による収入の減少リスクが少ない
今は転職するつもりが無くても、キャリア相談は無料だからリスクゼロ
厳選された優良案件だけ紹介してくれるから自分で探す手間が省ける
セコカンNEXT

セコカンNEXTを活用したい人は、施工管理の経験がある20~60代の男女です。(ブランクがあってもOK)
今、施工管理職で働いていて以下のように考えている場合は、ぜひ相談してみてください。
- 現場監督をやっていると、残業で帰りが遅くて、休日も日曜日だけ。
- 家には小さい子供がいるのに、帰る頃には寝ているから会話もできない。
- 貴重な休日も、平日の疲れで子供と遊ぶ余裕が無い。
- 家事、育児はほとんど妻に頼りっきり。
- 施工管理の経験は結構積んできたのに、業務量は増えて残業が減らせない。
- 今で十分重い責任は、今後もっと重くなりそう…。
- 妻も子供もいるのに転職するなんて、失敗したらどうしよう…。
- そもそも忙しいから転職先を探す余裕が無いし、収入が今より減ったら生活が大変。
- でも、こんな現状を何とかしたい。

建設業界に特化した転職エージェントってよくわからないんだけど、本当に家族との時間を確保できるようになる求人はあるの?
セコカンNEXTを利用しようと思っても、自分が望む求人と出会えるか、疑問ですよね。
当サイト『ゲンプラ』では、クラウドワークスにてセコカンNEXT利用者30人にアンケート調査しました。
アンケート調査の結果で分かったメリット・デメリットも、どこよりも詳しくまとめていますよ。
以下の記事でセコカンNEXTについてアンケート調査の結果を含め、徹底解説しているので利用してみるか悩んでいる場合は、ぜひ参考にしてくださいね!
関連記事 【30人に調査】セコカンNEXTは家族との時間をつくりたい人におすすめ
\残業・休日出勤を減らしたい場合にも/
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RSG Construction Agent

RSG Construction Agentは建設業界に特化した転職エージェントで、施工管理の求人を探す場合に活用したい転職エージェントの1つです。
建設業界特化型だからこそ他の転職サイトには無い求人もあり、初めての転職でも建設業界・人材業界出身のコンサルタントがサポートしてくれます。

自分で転職先を探すより、専門の人にサポートしてもらった方が転職は成功するよ!しかも無料!
選考対策を丁寧にサポートしてもらえることに加え、収入UP率99.4%、平均1.2倍〜1.5倍の年収アップの実績もあります。
給料の交渉も、RSG Construction Agentなら企業側としっかりと条件交渉を行ってくれるため、年収600万円〜1000万円超えを目指すことができます。
以下の記事でより詳しく解説しているので、ぜひ参考にしてくださいね。
関連記事 【評判・口コミ】建設業界専門の転職支援「RSG Construction Agent」はどんな人が利用すべき?
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職務経歴書・履歴書の添削、RSGオリジナル面接対策、独自に調査分析した業界・企業情報の提供など、充実した転職サポート
リクルートエージェント

リクルートエージェントがどんな転職エージェントか一言でいうと、転職支援実績No.1の最大手転職サイトで、おすすめする人・おすすめしない人は以下の通りです。

最大手転職サイトといっても、人によっては他のエージェントの方が相性が良い場合もあります。

リクルートエージェントは他の転職エージェントと求人件数も桁違いだけど、あなたと担当者との相性次第では、他のエージェントの方が合うこともあるよ。
当サイトはリクルートエージェント利用者にアンケート調査も行い、以下の記事で詳しく解説しているので、ぜひ参考にしてくださいね。
注意点として、今すぐに転職するつもりが無い場合には、利用をおすすめしません。
3カ月以内に転職を決めている人でないと、あまり相手にされない感じでした…。
関連記事 現場監督の転職にリクルートエージェントはおすすめ?使うべき人・使うべきでない人の違い
\いろんな求人を見たい場合におすすめ/
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累計41万1,000名以上の転職支援実績で申し分無し
今は転職するつもりが無くても、キャリア相談は無料だからリスクゼロ
参加者の80%以上が満足している、リクルートエージェント主催の「面接力向上セミナー」にも無料で参加可能
doda

dodaはパーソナルキャリアが運営する、リクルートエージェントに次いで業界No.2の転職エージェントです。
無料登録することで見ることができる、非公開求人を含めた全業種の求人は14万件以上。
そのうち、施工管理の求人は11,488件(2022年11月時点)と、現場監督の転職活動としても豊富な求人から候補を探すことができます。


保有する求人は業界No.2なだけあって、いろんな求人を見つけられます。
dodaは転職サイトとしての使い方もできるので、初めて転職活動をする人や、自分に合う仕事がわからないという場合にもおすすめです。
関連記事 dodaで転職活動は現場監督におすすめ?使った感想と登録~利用の流れを解説
転職エージェント利用のメリット・デメリット
現場監督の転職活動に転職エージェントを利用することを当サイトでは推奨していますが、メリット・デメリットは以下の通りです。

転職エージェントは求人を紹介してくれること以外に、あなたが応募する企業に内定を取るためのサポートも対応してくれます。
あなたの市場価値が今の会社と比べて高い・低いの確認もできるし、今の会社より良い求人が無い場合は、転職せずに今の会社を続ければ良い。
という判断も、転職エージェントを利用して初めてわかります。
でも、いざ転職エージェントを使ってみようと思っても、どこの転職エージェントを選べば良いか悩みますよね。
現場監督って定時で帰宅することが難しいから、とにかく時間が無いし、転職エージェントから毎日、何十通も求人紹介の電話やメールなんて、対応する気も起きないはず。
そんなあなたに、忙しい現場監督でも安心して利用できて、しつこい電話やメールが来ない転職エージェントを厳選しています。
転職エージェントを利用して良い求人が無かったら、転職しなければ良い

良い案件が無かったり、紹介してもらえる案件が無かったらどうしよう…。

登録したからといって、転職しないといけないわけじゃないからね!全然気にしなくていいですよ!
転職活動しても実際に転職した人は、わずか1.9%。
転職活動における行動特性調査2021年版
(出典:株式会社マイナビ)
良い求人があったからといって、100%内定を貰えるわけでもありません。
転職活動として転職エージェントに登録しておいて、チャンスが来たら行動する。
ってくらいの気持ちでいれば、気楽にできますよ。
- 転職で年収が上がる → 転職するか考えれば良い
- 転職年収が下がる → 転職をしなければ良い

未来のチャンスに備えて、登録しておこうね!
現場監督から異業種への転職を具体的に考える場合のおすすめの転職先やその理由
現場監督から異業種への転職を具体的に考える際のおすすめの転職先とその理由について説明します。
現場監督のスキルや経験を活かして転職する際には、不動産仲介業、ハウスメーカーの営業職、メーカーのサービスエンジニア職、建材メーカーの技術営業、ディベロッパー、IT業界、設計事務所、CADオペレーター、建設会社の営業マン、技術系の公務員、ビル管理、および都市再生機構がおすすめの転職先とされています。
現場監督としての技術知識やプロジェクト管理の経験は、技術営業やサービスエンジニア職、ディベロッパー、設計事務所などで活かされる可能性が高いです。
建設関連の知識や技術は、不動産仲介業やハウスメーカーの営業職でも求められるため、市場の需要がある職種への転職が推奨されています。
- 不動産仲介業
- 動産の知識や、顧客とのコミュニケーション能力を活かせる
- メーカーのサービスエンジニア職
- 現場監督としての技術知識を活かして、製品の修理やメンテナンスに従事することができる
- ディベロッパー
- 現場の経験を活かして、新しい工事の開発に携わることができる
異業種への転職を考える場合は、自身のスキルや経験を活かし、また市場の需要に応じて、上記のおすすめの転職先を検討することが重要です。
転職成功のためには、転職先で求められるスキルを磨き、市場の動向を理解し、適切な転職サポートを利用することも考慮するポイントとなります。
現場監督から異業種への転職を成功させるためのポイントや注意点
現場監督から異業種への転職を成功させるためには、自分のスキルと経験を明確に理解し、それを転職先でどのように活用できるのかを考えることが重要です。
さらに、適切な転職サポートを利用し、市場の動向を理解し、そして持続的な自己研鑽を図ることも重要なポイントとなります。
現場監督は、プロジェクト管理、コミュニケーション、交渉、問題解決などの多くの重要なスキルを持っています。
これらのスキルは異業種でも非常に価値があり、転職を成功させる鍵となります。
また、施工管理の技術知識も一部の異業種で利用可能であり、これらの知識を生かすことで転職先での成功が期待できます。
市場の動向や求められるスキルを理解することで、自分がどのような職種に適しているのか、またどの業種が現在求人を募集しているのかを把握することができます。
転職エージェントや転職サイトを利用することで、専門的なアドバイスや市場情報を得ることができ、転職活動をスムーズに進めることができます。
新しい技術や知識を学び、市場価値を高めることで、異業種への転職の成功確率を高めることができます。
現場監督から異業種への転職を成功させるためには、自分のスキルと経験を明確に理解し、市場の動向を把握し、そして適切な転職サポートを利用することが重要です。
さらに、自分の市場価値を高めるために持続的な自己研鑽を図ることも、転職成功の鍵となります。
現場監督としての経験やスキルをどのように異業種で活かせるかの具体的な例
現場監督としての経験やスキルは、プロジェクト管理、コミュニケーション、交渉力、問題解決能力など多岐にわたり、これらは異業種でも非常に価値があります。
適切にアピールと実証することで、異業種での転職成功の可能性を高めることができます。
- 管理能力
- 現場監督は日常的に現場を管理する経験を積んでおり、このスキルはどの業界でも重要
- コミュニケーション能力
- 施工管理の現場では、クライアントや業者、職人とのコミュニケーションが不可欠であり、この能力は他の業種でも非常に重要
- 交渉力
- 要求管理やコストコントロールに関連する交渉は、現場監督の重要な役割であり、これは他の多くの職種でも求められるスキルである
- 問題解決能力
- 現場で起きる様々な問題を解決する能力は、異業種でも非常に重要であり、新しい環境での問題解決能力の証明にもつながる

僕の学生時代、現場監督から教師に転職した先生がいましたよ。
現場監督としての経験やスキルは異業種でも大変価値のあるものであり、これらのスキルを明確にアピールし実証することで、異業種での成功につなげることができます。
また、これらのスキルや経験をどのように新しい職種に活かすかを具体的に考え、計画することが重要です。
異業種への転職のメリット:現場監督の経験やスキルを異業種でどのように活かせるか?そのポイント解説
異業種への転職は、現場監督としての経験やスキルを新たな環境で活かし、キャリアの多様性を広げる大きなメリットがあります。
これにより、個人の市場価値を高めるとともに、新しいチャレンジと成長の機会を得ることができます。
- 新しい視点とスキルの獲得
- 異業種への転職は、新しい知識とスキルを獲得し、異なる業界の動きを理解する機会得られる
- これは個人のキャリアを豊かにし、市場価値を高める要素となる
- 多様な経験の積累
- 異業種での経験はプロとしての幅を広げ、異なるビジネスモデルや業界の実務経験を積むことができる
- 問題解決能力の拡充
- 異なる業界の問題を解決することで、問題解決スキルをさらに磨くことができる
- 人脈の拡張
- 異業種への転職は新しい人脈の構築を可能にし、これが今後のキャリア発展において有利に働く可能性がある
異業種への転職は、現場監督としての経験やスキルを新しいフィールドで活かす絶好の機会を提供します。
これにより、個人のキャリアパスは多様化し、新しい知識と経験を獲得することで、プロとしての市場価値と満足度を高めることが可能となります。
転職成功のためのスキルアップ:現場監督としての経験を活かしつつ、異業種で求められるスキルや資格を取得するための方法
現場監督としての経験を活かしながら、異業種で成功するためには新しいスキルや資格を獲得することが重要です。
これにより、転職市場での競争力を高め、求職者の適性と専門知識を証明することができます。
- 市場価値の向上
- 新しいスキルや資格を獲得することで、求職者の市場価値が向上し、雇用の機会が増える
- 専門知識の証明
- 関連する資格を取得することで、異業種でも高い専門知識と技能を持っていることを証明することができる
- 自信と準備の向上
- 新しい知識とスキルを学ぶことで、転職活動における自信と準備が向上する
異業種への転職成功のためには、現場監督としての経験を活かし、必要なスキルや資格を獲得することがクリティカルです。
このプロセスは、新しい業界での競争力を高め、転職活動を支援し、キャリアの成功につながります。
また、オンラインリソースや職業訓練プログラムを利用することで、効果的に新しいスキルを獲得し、資格を取得することが可能です。
転職を考える現場監督の平均年収
現場監督の平均年収は、経験や担当プロジェクトの規模、勤務地、企業の規模などによって大きく変動します。
国税庁のデータに基づくと、現場監督の平均年収は約400万円から800万円の範囲であると推定できます。
企業規模(資本金) | 平均年収(万円) |
---|---|
2,000万円未満 | 437.9 |
2,000万円以上 | 479.5 |
5,000万円以上 | 483.6 |
1億円以上 | 588.9 |
10億円以上 | 741.2 |
事業所規模(従業員数) | 平均年収(万円) |
---|---|
10人未満 | 381.4 |
10人以上 | 458.6 |
30人以上 | 496.1 |
100人以上 | 558.3 |
500人以上 | 573.3 |
1,000人以上 | 678.6 |
5,000人以上 | 810.9 |
国税庁:「令和3年分民間給与実態統計調査結果 統計表」より
大手企業ほど年収が高い傾向にあります。
現場監督として転職を考える際は、勤務地や企業の規模を考慮して年収を見積もることが重要です。
また、転職先の企業での給与交渉の際には、現在の年収や市場の平均年収。
そして自身の経験やスキルを考慮することが重要です。
大手企業は年収が高くなる傾向があるため、年収アップを目指す場合は、これらの要因を考慮して転職活動を進めることをお勧めします。
現場監督が転職する際の注意点
現場監督が転職する際には、自身のスキルと経験を明確に理解し、それらを新しい職種や業界でどのように活用できるかを検討することが重要です。
また、求められる新しいスキルや資格を獲得し、適切な転職支援サービスを利用することが推奨されます。
- スキルマッチング
- 現場監督の経験は、プロジェクト管理、リーダーシップ、コミュニケーション、そして問題解決のスキルを含む多くの重要な能力がある
- これらのスキルは、他の多くの職種や業界で価値がある
- 資格取得
- 現場監督は、転職先で求められる可能性のある新しいスキルや資格を獲得することを検討する必要がある
- これは、転職市場で競争力を保つために重要
- 転職支援サービスの利用
- 適切な転職支援サービスを利用することで、現場監督は有望な転職先を見つけ、成功する可能性を高めることができる
現場監督が転職する際には、自身のスキルと経験を明確に理解し、それらを新しい職種や業界でどのように活用できるかを検討することが重要です。
また、求められる新しいスキルや資格を獲得し、適切な転職支援サービスを利用することが推奨されます。
これにより、現場監督は転職市場で競争力を保ち、成功する可能性を高めることができます。
現場監督の転職市場の動向やトレンド
2023年における現場監督の転職市場は、建設と不動産業界において明らかな動きを示しています。
特にグリーン関連の求人増加、DX(デジタルトランスフォーメーション)および環境保全に関する関心の高まりが見られ、これらのトレンドは現場監督の転職活動に影響を与えています。
- グリーン関連の求人増加
- 2023年における建設・不動産業界の転職市場では、グリーン関連の求人が増加
- 企業は環境保全と持続可能な開発(SDGS)を重視し、このようなポジションに対する求職者の関心も高まっている
- DXと環境保全への関心
- 企業はDXやグリーン関連のプロジェクトに関心を持っている
- これは現場監督の転職活動において、新しいスキルと知識を学ぶ重要性を示している
2023年、建設・不動産業界の求人数は過去最高レベルに達しており、採用活動は非常に活発であると報告されています。
特にグリーン戦略に関連する求人が増加傾向にあり、省エネ関連の求人も出てきています。
これに伴い、1級管工事施工管理技士の資格を持つ人材のニーズも高まっています。
また、ゼネコンから発注者側への転職が可能な状況が続いており、ファシリティマネジメントおよび建築管理部の求人も多く出ています。
現場監督の転職市場においては、環境保全、持続可能な開発、およびデジタルトランスフォーメーションに関連する求人が増えています。
これらのトレンドは、現場監督が新しいスキルと知識を学び、異なるプロジェクトや職種に適応する機会を提供しています。
また、求人数の増加とともに、転職活動は非常に活況であり、特にグリーン関連のポジションや省エネ関連の求人が注目されています。
これらのトレンドをチェックし、自身のスキルと経験を適切にマーケットに合わせることで、効率良く転職活動ができます。
現場監督のキャリアアップのための方法やステップ
現場監督のキャリアアップのためには、業務経験を積む、資格を取得する、昇進や昇給を目指す、大きな会社への転職を考える、さらに上位の資格を取得し、必要に応じて技術者派遣や独立を選択する、などのステップが存在します。
これらのステップは個人の目標や能力、経験に応じて自分に適した道を選ぶことが重要です。
- 経験を積む
- 現場監督としての基本的な経験を積むことが重要
- この経験は後のキャリアアップの基盤となる
- 資格取得
- 2級・1級の施工管理技士などの資格を取得することで、技術的な知識と専門性を高め、より高いポジションや高い給与を目指すことができる
- 昇進や昇給
- 昇進や昇給を通じて、責任のあるポジションや高い報酬を得ることができる
- 大きな会社への転職
- 大きな会社やゼネコンへの転職を通じて、より大規模なプロジェクトや多様なプロジェクトに携わることができ、キャリアの幅を広げることができる
現場監督のキャリアアップには、経験の積み重ね、資格の取得、昇進や昇給、そして適切なタイミングでの転職が重要なステップとなります。
これらのステップは、現場監督が更なるキャリアの成功を目指す上での指針となります。
また、技術者派遣や独立という選択肢も存在し、個人のキャリアの目標やライフスタイルに応じて選択することができます。
現場監督の精神障害罹患・自殺は全年代で40歳代が最多!手遅れになる前に知っておきたい備え
令和元年(2019年)、厚生労働省が行った職種調査で建設業がピックアップされました。
(この年以降は他の職種の情報が公開されていて、建設業は令和元年の情報が最新データです)
職種・年代別にみた精神障害の事案数のうち、現場監督・技術者は40歳代が精神障害罹患のピークに。

(出典:厚生労働省「令和元年版過労死等防止対策白書」)
精神障害とは代表的なものとして、統合失調症・気分障害(うつ病、双極性障害)が挙げられます。

40歳代が1番目、30歳代が2番目に多いということは、年齢・経験年数の増加と共に責任も重くなって精神を病んでしまう傾向にあるようです。
仕事が要因での自殺(未遂含む)は全職種54人のうち、現場監督・技術者が最多の30人。

(出典:厚生労働省「令和元年版過労死等防止対策白書」)

現場監督の自殺、1番の要因は「長時間労働」。2番目に「仕事内容・量の大きな変化」でした。現場監督が定時で帰宅できる日なんて、ほとんど無いですよね。
この調査結果からわかることとしては、現場監督をやっていてうつ病になる・自殺するほど追い込まれる状況は、今後あなたにも起きる可能性があるということです。

実際に僕は担当する現場での事故がきっかけで、会社から嫌がらせを受けるようになりました…。
関連記事 建設現場の事故がきっかけで最悪の人生に転落した現場監督の体験談
メンタルを病んでしまうと、何もやる気が湧きません。
「一旦休む」という選択すらできず、精神的に疲れ切ってしまい、死を選んでしまうかもしれないんです。

今は仕事で安定してるし、自分が精神的に追い込まれるとかイメージが湧かないな…。生活のために収入が途切れたら困るし。
長時間労働がつらい、責任という重圧が重すぎる、休みがとれない…。
こんな悩みを解消したい場合、考えるのは転職。
ですが、精神的に追い詰められた状態で転職活動を始めても、時間が限られているし、正常な判断ができずに失敗してしまうリスクがあります。
行き当たりばったりで転職活動を始めて、その時に見つけた求人が今より年収が下がるとか、条件の悪いブラック企業しか無かったら…最悪ですよね。

悩んでいる状況で転職に「正解」を見つけ出すのは確かに難しそうだね…どうすればいいの?
現場監督がうつ病になる・自殺するほど追い込まれる…。
さらに今より条件の悪い会社にしか転職できない…。
そんな最悪の状況を回避するための方法は、転職活動をすることです。

例えば、道路工事しか現場経験のない人が、いきなり河川で護岸工事をやるとなると、施工計画書・参考にする仕様書・段取り・予算…どれも全然違って、調べることだらけになりますよね。
転職活動を始めることで、以下のようなことがわかります。
- 転職はどんな流れで進めるのか
- 転職では何を準備すれば良いのか
- 自分の場合、転職までどれくらい時間がかかるのか
- 自分の市場価値はいくらなのか
- 自分の職歴からだと、どんな会社が候補になるのか
建設業界は、事故がニュースで頻繁に取り上げられています。


事故を起こしたい人はいません。それでも事故は起きています。あなたの現場で事故が起きない保証はありません。
万が一、あなたの現場で重大事故が起きたら…。
「アイツが現場で事故を起こした!会社の評価はガタ落ちだ!」
と、白い目で見られたり、軽蔑されるかもしれません…。
転職活動を始めておくことで、退路を確保しておけるというメリットがあります。
転職活動のメリットは退路を確保できるだけじゃない

さらに、今は転職活動を始めるメリットがもう1つあります。
dodaが公表している2023年8月の求人に関するデータの通り、「建設・不動産」業界は求人倍率が4.52倍。
求人倍率 | 前月差 | 前年 同月差 | 求人数 前月比 | 転職希望者数 前月比 | |
---|---|---|---|---|---|
建設・不動産 | 4.52 | ↑0.12 | ↑1.07 | 101.7% | 99.1% |
つまり、転職希望者1人につき4件以上の求人があり、募集する企業側も給料など条件を競合よりも良くして、人材を確保しようとしています。
何が言いたいかというと、今の会社より良い条件で働ける企業を探す(=転職活動する)には、今が一番良い状況なんです。

僕自身、会社のために工事で良い点数をとれるよう必死に働いていたのに、現場で事故を起こしてからは会社からクズ扱い…。もうこの会社にはいられないと思って転職活動を始めたんです。
「こんな会社、1日でも早く脱出したい…」
そう思い、転職活動を2年継続した結果、こうなりました。
年収は434万円から539万円に。

これまでは平日は深夜まで残業、休みは日曜日だけの生活でした。
今は仕事の日は遅くても19時には帰宅して家族と一緒に夕飯を食べています。
このサイトを運営できるほど、時間に余裕がある生活になりました。

- 家族や大切な人と一緒に時間を過ごすことができる
- 子供が成長してから「仕事で一緒に過ごす時間がとれなかった」という後悔をせずに済む
- 連休に妻・子供を連れて今まで行けなかった県外の遊園地、キャンプや釣りを楽しめる
- 帰宅を早くできれば家族と一緒に夕飯を食べられる
- 家事・育児に参加することで妻への負担軽減になり、夫婦ゲンカが減る
- 自分へのごほうびや貯金、家族サービスに使うお金を増やすことができる
- 世の中の物価が上がり続ける今、給料が増えることは生活に潤いを与えてくれる
- 増えた収入分で家族と旅行に行ったり、美味しいものを好きな時に食べに行ける
- 老後資金も早く貯めることができる
- 子供の習い事も色々と体験させ、将来の可能性を広げられる
- 趣味に使うお金も増やすことができる
- 新しい車やグレードの高い車も購入の選択肢に入る
- 釣りのために高価なロッドやリールを買える
- huluやネットフリックス、YouTubeプレミアムやスマホゲームに課金する余裕もできる
- たるんだ身体をトレーニングする時間も確保できる
- 自分の心に余裕ができる
- 仕事の悩みで夜に寝付けないといったことが無くなる
- お金が原因による生活の不安が無くなる
- 嫌な上司と顔を合わせずに済む
- 今の悪い人間関係をリセットできる


仕事ばかりで妻に家事・育児を任せっきりだった生活を変えることができたのが本当に嬉しかったですよ。

でも、転職活動をして全員が幸せな生活になれるとは限らないよね。

転職活動は「後出し」ができるじゃんけんです。
転職活動は以下のような、ある種の「後出しじゃんけん」ができます。
- 年収アップや残業が減る・休日が増える条件で、内定が取れれば「転職する」
- 年収アップや残業が減る・休日が増える条件で、内定が取れなければ「転職しない」
勝てる(良い求人が見つかる)まで、
じゃんけん(転職活動)するというイメージです。
つまり、転職活動にリスクはありません。
今の勤務先の「上位互換」の買い手がいなければ、自分を売らなければ良いだけです。
さらに転職活動というプロセスには、たくさんのお宝が埋まっています。
- 自分の経歴・スキルから、マッチする良い求人がないか探す
- 今よりも自分を良い条件で買ってくれそうな会社を探す
- 求人票から「どんな経歴・スキルに、いくらの値段がついているか」を知り、リアルな市場に触れる
これをするだけでも、かなりの勉強になるはずです。
そして、転職活動はあなたの「社内での出世力」にもプラスに影響します。

外の世界を知っている人は、それだけで強くなれます。
現場監督に向いている転職活動の方法4選
現場監督に向いている転職活動の方法として候補になるのは4つで、それぞれの特徴やメリット・デメリットもまとめています。
僕の場合、転職エージェントを使ったことで年収105万円アップと残業地獄から脱出することに成功しました。
- 周りに会社を辞めようとしていることを知られたくなかったので、ネットの無料登録で済む転職サイトと転職エージェントを選んだ
- 自分の職歴をベースに、条件の良さそうな転職先候補を転職サイトで探した
- 調べるうちに、1級・2級の施工管理技士資格を持っているなら転職エージェントを使った方が、転職サイトより条件の良い転職先候補を探せることを知った
- 転職エージェントに職歴を伝え、希望の条件を相談した
- 転職エージェントに書類の添削や条件の交渉をやってもらい、内定までいけたので転職した

①~④までは、すぐに転職するつもりが無くても転職エージェントは無料で利用できます。
自分で良さそうな求人を探す手間を省けるのと、転職エージェントにしか無い非公開求人も揃っています。
なので、僕は最終的に転職エージェントに絞って転職活動をしました。
建設現場で他社の人とつながりを持ち、自分から売り込む

隣接工事などで、仲良くなった他社の会社の人に売り込む。
同業他社への転職に限定されますが、実際の仕事ぶりを見て判断されるので、転職先の会社としても実力がわかりやすいんですよね。
実力が認められれば、転職するのはさほど難しくないでしょう。
ただし、自分で売り込んだ手前、足元を見られるということもあります。

現場で他社の人と顔見知りになるのは簡単ですが、コネ入社みたいになってしまうのと、馴染めなかったときに後悔する可能性があります。
ただし、実績も良く知られている分、入社しやすいのは事実です。

半分冗談とは言え、僕の周りでも現場で「今の会社もう嫌やから、俺どう?」って言われたり、実際に転職した現場監督がいます。
自分で売り込んで転職活動することのメリット・デメリットは以下の通りです。
メリット | デメリット |
---|---|
成果を上げていれば転職しやすい 顔見知りの人が多い 実力があれば条件の交渉がしやすい | 今の会社に転職活動をしていることがバレる可能性が高い 転職後に会社に馴染めないと気まずくなる 給料や条件面の交渉は自分のやり方次第になる 入社してから不満が見つかっても言い出しにくい |
ハローワークで探す

使い方としては、最寄りのハローワークに行き、「求職申込書」を記入して提出します。
求職申込書とは、希望職種や労働条件などを記載するための書類です。
- 氏名
- 住所
- 連絡先
- 希望する仕事
- 希望の就業形態(正社員や派遣など)
- 希望の収入
- これまで経験した仕事
- 外部機関への情報公開の有無
厚生労働省の「求職申込み手続きのネット登録(仮登録)」によると、求職申込書を手書きで作成する手間を省きたい場合はパソコンやスマホで「求職情報仮登録」ができます。
ただし、パソコンやスマホでできるのはあくまで仮登録のため、氏名や連絡先、希望する仕事などを入力したら、1週間以内にハローワークに行って本登録をする必要があります。
現場が忙しいと、土日は営業していないハローワークには行く時間がありません。
だからといって現場稼働中に有給って、なかなか取れませんよね。

それに、有給をとった日に限って電話が頻繁にかかってくるんですよね…。
ハローワークで転職活動することのメリット・デメリットは以下の通りです。
メリット | デメリット |
---|---|
相談や就職対策ができる 地域密着のため地元就職がしやすい 公的機関だから就職・転職の圧力が少ない 仮登録まではネットで可能 | 開庁時間に行きにくい 本登録にはハローワークに行く必要あり 大手企業や知名度の高い中小企業の正規雇用求人が少ない 画像などの求人情報は少ない |
転職サイトで探す

転職活動に労力と時間をかけたくない場合、転職サイトを使うという方法があります。
転職サイトは登録無料。
dodaならスカウト機能もあるので、職務経歴や希望条件を登録しておくだけで企業から直接オファーのメールが届きます。
\登録して待つだけで転職活動できます/

オファーのメールが希望に合っていなかったら、スルーすればOKです。
建設業界専門の転職サイトなら月収60万円を狙えるだけでなく、設計やCADオペレーターなどの求人情報もあり、現場監督の経験を活かせて効率的に情報収集できます。
\残業・休日出勤を減らしたい場合にもおすすめ/
転職サイトによっては興味の無い仕事の求人メールも来るので、いらないメールが大量に来るのは嫌だという場合には向いていません。
対策としては、Gメール・ヤフーメールなどのフリーメールで登録して、気が向いたときにメールを見るくらいの感覚にしておくと良いです。
転職サイトで転職活動することのメリット・デメリットは以下の通りです。
メリット | デメリット |
---|---|
無料なのでマイペースに転職活動できる 建設業界専門の転職サイトなら高収入・好条件の求人を狙える スカウト機能もあるので登録後は待つだけ たくさんの求人を見比べられるから自分の市場価値がわかる | 求人の質は転職サイトによりばらつきがある 興味の無い求人を送ってくる転職サイトもある 全ての求人を見るのは時間がかかる 登録するまで求人の質はわからない |
転職エージェントに相談して求人を紹介してもらう


「転職サイト」と「転職エージェント」ってどう違うの?
転職サイトと転職エージェントは、転職先を探すという目的は同じですが、サービス内容は全く別物です。
表で説明すると、サービス内容の違いはこんな感じです。
転職エージェント | 転職サイト | |
---|---|---|
求人の質 | 厳選されている | 変な案件も含まれている |
求人の探し方 | 紹介してもらえる | 自分で探す |
企業情報の収集方法 | 内部事情も教えてもらえる | 公表情報しか調べられない |
応募書類の添削・面接対策 | 協力してくれる | 自分一人でやる |
日程調整・条件交渉 | かわりにやってくれる | 自分一人でやる |
転職サイトより良い条件の求人が多く、気になる会社があればエージェントから情報収集することができます。

また、転職サイトと同じく利用料も一切かからないので、安心して使えます。
建設業(同業他社)への転職先を探していると連絡すると、以下のような質問を面談で受けます。
- どこで○○(転職エージェント会社名)を知りましたか?
- どんな理由で○○(転職エージェント会社名)を選びましたか?
- 今の会社ではどんな役職ですか?
- 今の会社ではどんな工事に携わってきましたか?
- 携わった工事の規模は、受注金額でいくらくらいですか?
- 今の会社ではどんな業務をやっていますか?
- 積算もやっていますか?
- 転職を考えた時に、希望したい条件や譲れない条件はありますか?

メールでのやりとりだと時間がかかるので電話で一問一答、という感じでした。
転職エージェント利用に必須の面談が手間に感じるかもしれません。
マイペースに求人情報を見たいだけなら転職サイト、経歴や希望する条件を伝えてお任せしたいなら転職エージェント。
という感じで、好みで使い分ければ良いですね。
転職エージェントを利用して転職活動することのメリット・デメリットは以下の通りです。
メリット | デメリット |
---|---|
相談だけしたい場合でも無料で使える 求人の紹介から面接や書類の書き方など、全て任せられるから楽 建設業界を経験したエージェントがいるから話が早い 転職サイトよりも求人の質が高い(企業の本気度が高い) | 職務経歴や希望の条件を連絡する必要がある(30分程度) 日曜日は対応不可がほとんど 良い条件が多い非公開求人は登録しないと紹介してもらえない 1級・2級の施工管理技士を持っていないと紹介される求人が少ない |
転職エージェントの担当者には、同じ業界で働いた経験があるエージェントが担当者になります。
建設業経験者が相談の担当者だと施工管理の業務に詳しいので、自分の職務経歴と希望する働き方に合う企業を探してくれるのが良いです。
建設業界専門の転職エージェントなら当然、建設業界経験者が担当になってくれます。
オリコン満足度調査で5年連続1位と評判なのがJACリクルートメントで、こちらも建設業界専門チームがあります。
\施工管理技士の資格保有者に1番おすすめ/
先に転職サイトのほうで書きましたが、建設業界専門の転職サイトも担当者がつき、お任せする形式です。
このような無料で使える求人情報サイトを活用して、あなたの職歴ではどんな求人がみつかるのか是非チェックしてくださいね。
\残業・休日出勤を減らしたい場合にも/

良い求人が見つからなかったら、断ればいいだけです。担当の方も親切、丁寧に接してくれるので安心してくださいね。
ただし求人情報サイトの最大手のリクルートエージェントは3カ月以内に転職を決めている人でないと相手にされない感じでした…。

ちなみに僕が初めて転職エージェントに相談したときは、以下のように相談したので、もし利用する場合は参考にしてください。
私は現在、〇〇建設株式会社で働いていて、32歳です。土木施工管理技士の資格を持っていますが、今と同じ勤務地で良い求人はありますか?
じっくり考えた結果、同じ施工管理の職業を選択しましたが、その時に問い合わせたのは以下の内容です。
現職と同じく、土木工事の施工管理をする仕事かつ同じ勤務地で、今より年収が増える求人はありますか?
将来の万が一の事態に備えて、地図に残る仕事を楽しもう!
今の生活に転職活動を加えるのは、ハッキリ言って面倒ですよね。
転職する気が無いのに、転職活動で時間と労力をかけるのは大きなデメリットに感じるでしょう。

仕事以外の時間は趣味とかのんびりしたいからね。

転職活動を「保険」として考えてみましょう。
例えば、生命保険ってあなたの身に万が一のことがあった時に、生活するためのお金で家族が困らないために加入しますよね。
仕事という「収入源」にも保険として、今の会社以外では自分がどんな企業に就いて収入源を確保できるか?
転職活動を始めて仕事での万が一の事態に備え、地図に残る仕事を楽しみましょう!
これまでの内容をまとめると、以下の通りです。
- 令和元年の建設業における精神障害や自殺のリスク
- 建設業に従事する現場監督は40歳代が精神障害のピーク
- 長時間労働や業務の変化などが主要な原因
- 仕事に関連した自殺も全業種で最多
- 現場監督のプレッシャー
- 責任や重圧の増加、そして事故発生のリスクが現場監督のメンタルヘルスに大きな影響を及ぼしている
- 転職のメリット
- 転職を考慮する理由として、より良い労働環境や条件、収入の向上、プライベートな時間の増加、人間関係のリセットなどが挙げられる
- 転職活動のプロセス
- 転職活動自体が自己成長の一部であり、自身のスキルや経歴の価値を客観的に理解するチャンスとなる
- 今の状況は転職にとって良い時期
- 現在は転職希望者に対して求人が豊富で、給料や条件を良くすることで人材を確保しようとする企業も多い
- 転職活動のリスク
- 正確には、転職活動自体にリスクはなく、良い条件の求人が見つからなければ現状維持という選択も可能である

何も無いところへ構造物を造り、地図に残る。
建設業は素晴らしい仕事です。
ただし、あなたが現場監督を楽しんでやれるかは会社次第。
今ある不満を我慢し続けるくらいなら、一歩踏み出して転職活動を始めましょう!
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