
Excelに画像を貼り付けたあと、細かいところを修正しようと思って表示倍率を変えたら、貼り付けた画像の縦横比が勝手に変わるんだけど…。
こんなお悩みに答えます。
GoogleマップやYahoo地図などをエクセルに貼付け。
エクセルに貼付けた後に編集していると、画像として貼り付けた地図の縦横比が勝手に変わっている問題。
編集中にエクセルの表示倍率を変えることでこの問題が起きるようです。
オートシェイプで運搬経路を作成後や作成中に、画像の縦横比が気付かないうちに変わっていると、オートシェイプまで修正しないといけません。

1枚の画像だけなら縦横比の修正は1枚だけで済むけど、毎回同じことを繰り返すのも面倒だよね…。
縦横比が違ったまま作っても、違和感がある地図画像になるだけで、縦横の比率が異なる地図画像を作っていると、仕事が雑だと思われる可能性もあります。
実はこのエクセルに貼り付けた画像の縦横比問題は簡単に防ぐことができ、本記事ではExcel(エクセル)に貼り付けた画像の縦横比が変わる問題を防ぐ方法について、具体的に解説します。
当サイトでは、建設現場の安全管理以外にも、施工管理や現場監督が抱える悩みに答えるコンテンツを用意しているので、ぜひ参考にしてくださいね!
質の高い書類作成に取り組む、仕事を手抜きしないあなたに知っておいて欲しい現場監督という職業の闇(クリックで開きます)
あなたは、ある日突然今の会社に居られなくなったとか、家庭環境が変わって今の仕事を辞めないといけない状況になったら、どうしますか?

今の会社でやっていけてるから、そんなネガティブなことなんか考えてないよ。

忙しかったら悩んでるヒマもない!ってこともありますよね。

まぁ現場でトラブルが起きたり、検査前の残業とか立場上の責任の重さで、施工管理って大変なことも事実だけどね。
現場監督って施工管理の業務が多くて、定時を過ぎてから事務所で書類仕事を始めたり、現場の段取りや原価管理など、考えること・悩むことが多くて大変ですよね。

僕も経験年数で15年以上、土木の現場監督をやっています。施工管理は定時で帰ることは基本的にできないし、書類作成や工事関係者との対応と、やることが多いですよね。

ちなみに僕は、担当する工事現場での事故がきっかけで、上司から罵声や嫌がらせを受けた経験があります…。
工事現場での事故の影響は私生活にもおよび、メンタルを病んで離婚の危機を迎えてしまう最悪な人生に転落…。
休日出勤は当たり前、そして平日も夜遅くまで仕事を頑張っていたのに、「なんでこんな酷い目にあわないといけないんだ…」と、生きるのがつらいと思うほどの日々を過ごしてきたんです。

事故を起こしたのは下請業者ですが、責任は元請。だから現場の所長だった僕が全部悪いという状況になったんです…。
色々ありましたが、今では事故があって最悪な状況だった頃と比べて年収を100万円アップすることに成功。
時間にも余裕ができた結果、このブログを始めたり、休日は家族と一緒に過ごす時間ができました。

もちろん今も建設会社で土木の現場監督をやっていて、主に国交省の公共工事(官庁工事)を担当していますよ。

2年で年収100万円アップとかウソっぽいし、現場監督がブログとかやってる時間、無いと思うんだけど?
そう思いますよね。
まずブログに関しては、このブログ『ゲンプラ 現場監督と家庭(プライベート)の両立を応援』を土木の現場監督である僕(ランメイシ)が運営しています。
年収100万円アップについては、写真をお見せしますね。


令和2年に、どん底の人生から転機が訪れました。
とは言え、建設業は企業規模による年収の格差が大きい業界です。
ゼネコンでも、中小企業と大企業とでは平均年収に大きな差があるのも事実。
年収が400万円から500万円台になったところで、「現場監督で年収500万は大したことないよ」って思うかもしれません。
でも、たった2年で年収100万円アップできたことには、大きな意義があると思っています。

普通に現場監督として働いてても、たった2年で100万円も年収は増えないよね…。
現場監督を続けてきて、以下のような悩みを感じたことはありませんか?
- 年々、責任は増えるのに給料は増えない
- 現場の最盛期や検査前は夜遅くまで残業するのが当たり前で、これが定年まで続くと思うとウンザリする
- いつも残業、休日出勤で家族とすごしたり、趣味の時間が確保できない
- 家庭を持っていると、労働条件に不満はあっても生活の安定のために、我慢して働くしかない
- 勤務時間が長く、休みも少ないから、家事・育児で妻に負担をかけている
- 仕事で疲れが溜まり、休日は外出する気力が無くほとんど家で過ごしている
- 人間関係がしんどい
- ゲリラ豪雨や線状降水帯のせいで、夜中でも緊急対応で現場に行かないといけない
年間通して忙しいワケじゃないけど、「やってられない」って思うこと、たまにはありますよね。
現実的に考えて、異業種に転職したら年収が下がるのは、ほぼ確実。
だからといって、今の会社で年収が100万・200万と増える未来は期待できないし、仕事が減るなんてありえない…。
でも、もし「収入アップ」と「時間の余裕」が実現できたら?

年収100万円アップと時間の余裕によって得られたもの。僕の場合、こんなに嬉しいことがありました。
- 家族や友人など、大切な人と一緒に過ごす時間ができる
- 自分へのごほうびや貯金、家族サービスに使うお金を増やすことができる
- 趣味に使うお金も増やすことができる
- 自分の心に余裕ができる

こんなことが実現出来たら嬉しいけど、周りの人も転職とか考えてるのかな…転職活動なんてやってないんじゃないの?

みんな言わないだけで実は転職活動してるって人、結構いるんですよ!
当ブログではクラウドワークス及びSNSで現場監督100人にアンケート調査を行ったので、結果をお伝えします。(調査期間:2023年1月~5月)
100人のうち72人と、現場監督の7割が転職活動をしているという結果になりました。

2人に1人は転職している時代ですから、実はみんな転職のことを考えているという、この結果は妥当と言えます。
「あの時、行動しておけば良かった…」という後悔はしたくないですよね。
次のアンケート結果です。
「転職活動していることを仕事関係者には言っていない」と回答した人の中で、より詳しく教えてくれた方からは、
「転職活動してることが会社にバレたら裏切者扱いされたり、わざと大変な仕事を任されそうだから」
「昇給や昇進に影響が出たら困るから」
とも答えてくれました。

辞めようとしている社員に良い待遇なんか、するわけ無いですよね。仕事関係者に自分が転職活動してることは言わないのが無難でしょう。

みんな黙ってるだけで、みんな先のことを考えて転職は視野に入れてるんだね。
あなたが知らないだけで、もっと良い条件で働ける会社があるかもしれません。
今の会社で特に不満が無かったとしても、実は市場価値よりかなり安月給で働かされているとしたら?
本当に会社があなたを大事にしたいなら、「もっと給料を増やしてほしい」など、条件の交渉くらい応じてくれるはず。
でも、調べないと今の年収が適正かどうか、わからないですよね?
行動が遅れるほど、生涯年収に差が広がります。
dodaが公表している2022年12月の求人に関するデータの通り、「建設・不動産」業界は求人倍率が4.33倍。
求人倍率 | 前月差 | 前年 同月差 | 求人数 前月比 | 転職希望者数 前月比 | |
---|---|---|---|---|---|
建設・不動産 | 4.33 | ↑0.49 | ↑0.52 | 102 | 90.4% |
つまり、転職希望者1人につき4件以上の求人があり、募集する企業側も給料など条件を競合よりも良くして、人材を確保しようとしています。
何が言いたいかというと、今の会社より良い条件で働ける企業を探すには、今が一番良い状況なんです。
今の会社より、年収が上がる会社・休みが多い会社・福利厚生が充実した会社。
そんな良い会社があったら、今の会社で働き続けるのは損ですよね。
例えば下の図のようにAさんとBさん、2人が同じ年収400万円からスタートして、毎年10万円ずつ昇給したとします。
2人とも毎年10万円ずつ年収が増えていきますが、Bさんは5年目に転職して年収100万円アップに成功しました。
その後もお互い毎年10万円ずつ昇給して10年が経つと、なんと2人の合計で稼いだ額に540万円も差がついています!


1年分の年収差がついてる!
手元に残るのは手取り年収なので実際の金額差は少なくなりますが、こんなに差がつくんです。

確かに…「ウチの会社、全然給料増えないわ~やってらんね~」とか言ってる暇があったら、何かしないとって思うね。
もっと年収を上げたい、もっと休日を増やしたい。
自分の生活を良くしたいなら、自分で行動するしかありません。

でも、逆に年収が下がったり待遇が悪くなる可能性もあるでしょ?
それなら、今の会社で働き続ければ良い!という判断ができますよね。

転職活動は「後出しジャンケン」です。
年収が上がる・残業が減る・休日が増えるといった希望に沿う会社が見つかったら転職を考えればいいし、微妙な会社しか無いな~と思ったら、今の会社に残れば良いだけですから!
\今より年収アップや休みが増やせるか、無料でわかります/
収入アップと時間の余裕によって実現できる嬉しいことは…
家族や友人など、大切な人と一緒に過ごす時間ができる!
自分へのごほうびや貯金、家族サービスに使うお金を増やすことができる!!
趣味に使うお金も増やすことができる!
自分の心に余裕ができる!

当サイト『ゲンプラ』の運営者:ランメイシ
現場監督と家庭(プライベート)の両立を応援するために、土木工事の施工管理をやっている現役の現場監督(歴16年)が当サイトを運営しています。施工管理業務の悩みに全力でサポートします!ご安全に!
保有資格:1級土木施工管理技士、河川点検士
主な工事経験:河川の築堤・護岸工事、道路工事、橋梁下部工事

当サイト『ゲンプラ』の運営者:ランメイシ
現場監督と家庭(プライベート)の両立を応援するために、土木工事の施工管理をやっている現役の現場監督(歴16年)が当サイトを運営しています。施工管理業務の悩みに全力でサポートします!ご安全に!
保有資格:1級土木施工管理技士、河川点検士
主な工事経験:河川の築堤・護岸工事、道路工事、橋梁下部工事
1枚の地図画像と複数の地図画像を比較

始めに、1枚の地図画像と複数の地図画像を同じ範囲で比較してみます。
上と下の地図画像、それぞれGoogleマップで縮尺のみ変更した地図です。
同じ範囲の地図にするため、下の地図画像はスクリーンショットしながら2枚の地図画像を貼り合わせて作成しました。

上の地図画像だと、国道は載っていますが県道などは載っておらず、どこに道があるのかよくわかりません。
対して下の2枚の地図画像を貼り合わせて作成した場合、国道以外の道路もしっかり載っています。
エクセルに貼り付けた画像の縦横比がずれるのはどんなときか

エクセルに貼り付けた画像の縦横比がずれるのはどんなときかというと、エクセルの表示倍率を変えた時です。
エクセルに貼り付けた画像の縦横比が変化するタイミングがいつかというと、エクセルの表示倍率を変えた時です。
下の画像を参考に、1枚目の地図画像をエクセルに張り付けます。
エクセルに貼った直後の地図画像は高さ・幅共に、倍率100%となっています。
そして、この時のエクセル自体の表示倍率は80%に設定していました。

この後、2枚目の地図画像を貼って綺麗に貼り合わせるため、エクセルの表示倍率(ズーム)を80%→100%に変更。
すると、下図のように地図画像の表示倍率(縦横比)が勝手に変わる現象が発生。
この時は地図画像の高さの表示倍率が100%→103%に変わっていました。

画像ごとに倍率が変わってしまうので、このままだと複数枚の地図画像がきれいに重なるはずがありません。
複数の地図画像を奇麗にまとめるコツと方法

試行錯誤の結果、複数枚の画像データを貼り合わせるときは、途中でエクセルの表示倍率(縮尺・ズーム)を変えずに貼り合わせるのがベストでした。
エクセルの表示倍率を逐一変えていると、どうしても画像データの表示倍率(縦横比)はずれてしまうようです。
その方法について、エクセルの画面で具体的に解説していきます。
STEP0:準備すること
まずは地図画像を貼る前に、エクセルの表示倍率を40~60%に設定しておきます。
100%にしないのは、複数枚の地図画像を貼り合わせていくのに作業しやすいからです。
まず50%にしてみた後に細かくて見にくいのであれば、エクセルの表示倍率を上げて調整すると良いですよ。

STEP1:エクセルに貼り付ける「1枚目」の地図画像を用意
エクセルに貼る地図画像については、GoogleマップやYahoo地図など様々ありますが、自分の好みで構いません。
同じ場所でも、GoogleマップとYahoo地図で見た目も結構異なります。
こちらがGoogleマップ

こちらがYahoo地図

STEP2:「1枚目」の地図画像をスクリーンショット(以下、スクショ)してエクセルに貼付け
1枚目の地図画像をスクショしてエクセルに貼付けます。
スクショについて、Windowsなら「Snipping Tool」という最初から入っているソフトを使うか、ショートカットキー「Fn」+「Prt sc」で画面のスクショで構いません。
要するにスクショの方法は何でもOKということです。
注意点としては、スクショの範囲に不要な部分が入らないようにすることです。
下の図だと、赤色の矢印で示しているものが不要な部分になりますね。
スクショする際に、範囲を指定してスクショできるならこの時点で赤色の矢印が入らない範囲のみスクショするとエクセルに貼った後の作業が簡単になります。
範囲指定でスクショできなかったとしても、エクセルに貼った後にその画像をトリミングすればいいだけなので問題はありません。

STEP3:「2枚目」の地図画像をスクショしてエクセルに貼付け
「2枚目」の地図画像をスクショしてエクセルに貼付けする際のポイントは、1枚目の地図画像と少し地図が被るようにスクショすることです。
僕の場合、地図上の文字や記号を参照して2枚目の地図画像をスクショしています。
例えば下のように、1枚目の地図画像には下部が少し見切れている「国道460号」の記号を参照します。
2枚目の地図画像はこの記号が全て入るように範囲を調整してスクショします。

どちらかの地図画像を右クリック→「最前面に移動」して、国道460号の記号を重ねやすくします。
ある程度2枚を寄せたら、矢印キーで微調整します。

2枚を貼り合わせた後はこのような感じ。

画像を見やすくするため、エクセルの表示倍率をわざと上げています。
一応、その都度画像の倍率を確認して縦・横ともに100%に修正しながらでも作業はできるのですが、エクセルの表示倍率を途中で変えると全て縦・横100%でも若干ずれます。
2枚の地図画像を貼り合わせる程度なら問題にはならないのですが、これが複数枚貼り合わせていくとなると、どんどん縦横比が変な地図になってしまいます。
STEP4:「3枚目」以降の地図画像もSTEP2~STEP3と同様の手順でエクセルに貼り付ける
3枚目、4枚目と地図画像を増やしていく際も、やることは同じです。
途中でエクセルの表示倍率を変えないよう注意しながらエクセルに貼り合わせてください。
STEP5:エクセルに地図画像の貼付けが完了後、画像を全て選択してコピーする
エクセルに地図画像の貼付けが完了後、画像を全て選択してコピーします。
ここでも、まだエクセルの表示倍率は変えないでください。
ここでエクセルの表示倍率を変えてしまうと、貼り合わせがずれて大変なことになります…。

STEP6:コピーした画像データを「図」として貼り付ける
もう少しで完了です。
コピーした地図画像を、右クリック→「図」として貼り付けます。

そうすると、複数の地図画像が1枚の図として貼り付けられます。
どうなるかというと、これでエクセルの表示倍率を変えても、複数枚が1枚になっているので縦横比の修正は1枚で済みます。
地図の途中で隙間ができていたり、余計に重なっていたりというトラブルが起きません。
STEP7:トリミングやサイズ調整をして完成
最後に、「トリミング」で余分な箇所を削ったり、サイズ調整をして完成です。

書類も第一印象は大切で、ひと手間かけることで周囲と差をつけられる
施工計画書や安全書類まで、文章だけ書いて完成。
という時代はもう終わっています。
内容の充実した文章がるのが良いのは間違いないですが、パッと見でわかるような絵や図解を挿入するのも、他社と差別化を図るには必要です。
もちろん状況に応じて足並みを揃えることが必要な状況もあります。
でも、常に周りの人はこうしているからと同じようなことやマネをしていても、並みの成果で終わってしまいます。
今回のエクセルで複数の地図画像をまとめるときのコツと方法は、Googleマップの場合、「航空写真」を使って工事の平面図を貼り合わせることもできます。
白黒の図面に航空写真が重なっていることで、現場の周辺環境がわかりやすく、発注者や関係機関との打合せにも役立ちます。
わかりやすい資料を意識して、事故を防ごう

工事用車両の運行ルートに限らずですが、誰が見てもわかりやすい資料を作ることは、事故を起こさないためにも大切です。
現場で事故が起きたら、本当に最悪です。
- 「事故速報」を発注者に20分以内など、直ちに提出する
- 原因など、安全管理に問題が無かったか、追及される
- ケガ人が出れば、現場で働く人以外に、ケガ人の家族も悲しむことになる
- 事故報告書を作成し、発注者に提出する
- 事故の内容や発生状況の写真や図を作成
- 事故原因と再発防止対策を現場または社内で検討して作成
- 施工計画書から、事故に関係する施工内容を添付
- 事故に関係する業者の契約書、施工体制台帳の写しを添付
- 事故当日の安全巡視日報の写しを添付
- 事故発生日の危険予知(KY)活動日報の写しを添付
- 事故発生日の作業日報の写しを添付
- 事故に関係する作業手順書の写しを添付
- 災害防止協議会の議事録写しを添付
- 安全教育・訓練の実施内容写しを添付
日頃から安全管理を徹底して、現場も書類も不備が無ければ、事故の可能性は限りなく0(ゼロ)にできるでしょう。
わか
コメント