現場での施工管理

【現場環境改善】建設現場で靴乾燥機を使った感想や所要時間について【安全靴・長靴】

18

今回は、靴乾燥機を建設現場(事務所)に配置することで快適に仕事ができ、生産性向上につながる、ということについてです。

現場で作業をしていて、うっかり靴や長靴を水没させてしまった経験、現場監督なら全員そんな経験があるのではないでしょうか。

靴を逆さまにしたところで、中敷きなどは既に水を吸っているので、歩くたびに「グチャグチャ」という音と感触。

正直、気持ち悪いですよね。

そんなことを解消するためのアイテムが「靴乾燥機」です。

実は、靴乾燥機って靴を乾かす以外にも現場で役立つ使い方が結構あるんです。

今回は、靴乾燥機の建設現場における有益な使い道について、具体的に紹介していきます。

現場事務所に靴乾燥機を置いておくのがおすすめな理由

建設工事にとって、靴乾燥機は年中活躍するアイテムです。

暑い日、特に夏場はメッシュ素材多めの靴でも汗をかいて蒸れてきますよね。

汗を吸った靴は放っておくとかなり不衛生。

夏場に長靴なんて履きたくないけれど、雨の日は履かないといけない…。

むしろ夏場は合羽を着ても蒸れて結局全身びしょ濡れ…。

靴乾燥機があれば、安全靴や長靴はもちろん、合羽や手袋も乾かすことができるんです。

休憩時間中にセットして放置するだけで、休憩後はカラカラに乾いた状態で、快適に仕事ができる。

快適性が上がることで、生産性の向上にもつながり、集中力の妨げや思わぬ危険を防ぐことができる優秀なアイテムです。

靴乾燥機を現場で3年使用し続けてのレビュー

僕はアイリスオーヤマの製品を使っています。

なので、本記事ではアイリスオーヤマの靴乾燥機について、使用感を述べていきます。

僕自身、新しい現場ごとで毎回1台購入して現場事務所に置いていますが、3年使用しても壊れることなく働いてくれています。

靴乾燥機の現場での使い道【乾かす】

もともと製品名の通り靴を乾かすためだけの目的で購入した靴乾燥機。

いざ現場で設置すると、靴、長靴の他、手袋の乾燥にも大活躍でした。

僕の場合、次のような用途で使用しています。

  • 雨の日や靴の中が浸水してしまったとき
  • 夏などの暑い日に安全靴や長靴の内部が蒸れたとき
  • 冬場のゴム手袋の内部の乾燥

靴の乾燥に関しては、どなたでも使用感がイメージできると思いますので割愛します。

意外と役に立つのが、冬場のゴム手袋の内部の乾燥です。

水が入らないように注意していても、現場監督って現場では自分の仕事、つまり施工管理の仕事って、施工状況や出来形の写真を撮影したり、測量器械を扱ったり…。

野帳に計算を書いたり、ごわごわのゴム手袋だと細かい作業が難しいですよね。

細かい作業のためにゴム手袋をその都度外して作業するとき、雨が降っていたり、雪が降っていると手が濡れて、濡れた手のままゴム手袋をまた着ける。

どうしても中が濡れるんですよね。

気温が氷点下近いと、中がビチャビチャに濡れたゴム手袋は苦痛以外の何物でもありません…。

そんな時に靴乾燥機があれば、靴と同じように手袋の口の部分を30分突っ込んでおくだけで、手袋の中はカラカラに乾き、快適に仕事に取り掛かることができます。

「快適に」は大げさかもしれないし、現場で忙しく働いている状況では手袋の中が濡れていることなど、気にも留めないことも多いです。

でも、使ってみるとこの気持ち良さが理解できます。

実は「乾かす」以外にもう一つ、靴乾燥機を現場で使用することのメリットがあるので、次から説明します。

靴乾燥機の現場での使い道【温める】

靴乾燥機は使用中、温風が出ます。

これが冬場はありがたく、長靴やゴム手袋の中は30分で温かくなります。

寒い現の中、手や足といった体の末端が温かいと、気持ち良くありませんか?

もちろん温かいのは一時的なものですが、現場に出て「寒いなぁ」と震えながら作業を行うのは、仕事とはいえモチベーションが上がりにくいし、生産性も下がります。

手足が温かいことで、体が冷えず風邪の予防にもつながりますよね。

デメリットや改善してほしいなと思った点

5,000円という価格を考慮すれば妥協点なのかもしれませんが、ヘアドライヤーでいうところの「ターボモード」のような、シンプルにもっと強風が出るモードがあればいいなと感じました。

乾燥に要する時間の目安は次の通りです。

  • 長靴(水没)→標準で180分
  • 安全靴(水没)→標準で120分
  • 汗などによる蒸れ→標準で30分(オゾン脱臭機能の効果は不明)
  • 軍手・ニトリル手袋(水没)→標準で30分
  • 防寒ゴム手袋(水没)→標準で60分

現場での使用を意識すれば、遅くても30分で完全に乾ききってほしいところ。

例えば、午前中に長靴が水没してしまったから、昼休憩の間に乾燥させて、午後からの仕事までには乾燥が完了している。

といった状況にしたい場合のために、短時間で一気に乾燥させることはできたらなと思いました。

あと、多少、乾燥機本体が濡れても異常は今のところ出ていませんが、本体がどれくらいの水を受けて壊れたり異常が出るのかはまだ不明です。

まとめ

今回は、5,000円で購入できる靴乾燥機によって、快適に仕事ができること。

それにより、生産性の向上にもつながることについて解説しました。

現場における靴乾燥機の用途は次の通り。

  • 雨の日や靴の中が浸水してしまったときの乾燥
  • 夏などの暑い日に安全靴や長靴の内部が蒸れたときの乾燥と衛生対策
  • 冬場のゴム手袋の内部の乾燥
  • 冬場にゴム手袋や長靴内部を温める

靴乾燥機があるだけで、特に冬場は屋外での快適さが段違いです。

ですが、僕が使っているアイリスオーヤマの「カラリエ」はターボモードのような激しい温風が出る機能はありません。

現場では普段、2~3台置いておいて、協力会社の人含めみんなで使えるようにしています。

実際に協力会社の人に感想を聞くとポジティブな意見がほとんど。

作業員・職人さんの作業環境を改善し、ヤル気を引き出したり生産性向上のため積極的に取り入れることも、施工管理を行う現場監督の役目なので、ぜひ検討してみてください。