転職活動で面接まで進んだけれど、ここまで進んだんだから、面接がダメで転職に失敗したって結果にはしたくないな…。面接で失敗しないために、何を準備すればいいかな?
転職の面接って考えれば考えるほど、わからないことだらけで不安になりますよね。
- 面接で何を聞かれるのかわからなくて不安
- 面接で何を聞いたらいいのか、わからない
- 面接時の服装・マナーがわからない
- 面接の日程・時間調整が難しい
この記事では、転職時の面接で成功するために準備することについて解説します。
転職面接で準備すること8選
結論として、転職面接で準備することは以下の8つです。
- 自己紹介URLを送る
- 面接を受ける企業以外に、ライバル企業も調べておく
- 発声練習をする
- 身だしなみは、面接を受ける会社に合う服装をする
- 声量や表情などの見た目に注力する
- 面接時はメモを取る
- 日程調整について、基本は企業の指定に合わせる
- アピールすべきは、具体例
認知されることが重要。他の人がやらないからこそ圧倒的なアピールになる「自己紹介URLを送る」
面接の前に「自己紹介URL」を送る。他の人がやらないことなので、これだけでも圧倒的なアピールになります。
堂々とアピールしましょう。URLを送る方法はSNSのプロフィール・ブログ・note等、何でも大丈夫です。
内容としては、
「野球をやっていました。」
「車が好きです。」
「釣りが趣味です。」
というような履歴書には書けないこと、質問してほしいこと、突っ込んでほしいところ、書類では伝えられない未来の話などを書くのがおすすめです。
自己紹介URLを送る方法と送る理由
自己紹介URLを送る方法は2つです。
- 転職エージェントを経由している場合は、転職エージェントを通して送る
- 直接応募の場合は面接の日程調整などで1~2回連絡をとると思うので、その時に送る
自己紹介URLを送るだけで、他の応募者より1歩有利になります。
なんで、自己紹介URLなんか送るの?
自己紹介URL送る人なんかいないでしょう。
自己紹介URLを送るだけで、他の応募者より確実に接点が増えます。
面接官が初対面で、たった1回の面接では、あなたのことを「あまり覚えていない」ケースもあります。
99%の人は履歴書・職務経歴書を送るだけです。面接官も履歴書・職務経歴書だけで応募者の違いを見つけるのは結構大変で、チェックする部分といえば、
- どこの会社の人か
- どんな経歴なのか
- 転職回数はどれくらいなのか
というくらいなので、事前に履歴書・職務経歴書をじっくり読むことは、ほとんどありません。
面接を受ける会社の「ライバル会社」を調べておけば、既にその会社に入った立場で考えていることを伝えられ、面接官と共通の敵を作れる。
ライバル会社に対する話題は、面接官を仲間にします。
上司がむかつくから、社員同士が上司は「敵」と共通認識を持つようなイメージです。
面接を受ける会社以外の会社を調べる理由
なぜライバル会社を知っておくべきかというと、あなたが既にその会社に入った立場でものを考えているということを伝えられる1番の方法だからです。
競合に対する議論は、面接官が仲間だと意識付けてくれます。
今、ライバルは〇〇建設ですよね。
国交省発注工事で点数が高く、特に道路改良工事に強みを持っています。
え!そこまでウチのこと調べてるの?
頼りになりそうだな~♪
これは会社のためだけでなく、あなたにとっても有効な手立てです。ライバル会社はどこか、仕事のやり方は何か、どうすれば勝てるのか、そうすれば他社と差別化できるのかという考え方ができるようになります。
会社側としても、ライバル会社がやっていなくて、その会社がやっていることは何か、といったことを同じ目線で語ってくれれば、いつでも来てほしい!という気持ちになるでしょう。
ライバル会社は変化していく
ライバル会社は時代とともに変わっていきます。
過去と現在の受注会社は同じ顔ぶれのだったり、過去にいなかった会社が現在は受注している。といったことがわかります。
公共工事は総合評価落札方式のため、技術提案等の評価による加点・施工体制の評価点が加わって、入札価格は自社が1番低いのに総合評価で逆転されて、受注できなかったといったケースもありますね。
建設業も働き方改革の推進やi-construction(アイコンストラクション)導入により、「生産性向上」には特に力を入れています。
今後の建設業界は新しい技術を競合他社より早く導入し、会社としての技術力の高さをアピールしていくことが重要です。
業績は上昇傾向か、下降傾向か
業績は嘘をつきません。大手ゼネコンなどの上場企業であれば、公式ホームページから決算資料を見ればわかります。
四季報は年に4度の発行のため、情報が現時点とずれている場合があります。
中小企業など上場企業ではない場合は、働いている中の人に聞くしかありません。
発声練習をする
第3者から見た自分の姿を知りましょう。
自分が話しているときの動画を撮る
声の悩みを持つ人は多いですし、自分の声が好きな人はあまりいません。
スポーツの世界では選手が練習風景を撮影して、戦略を練るためにチーム全体でその映像を見ているところをテレビやYOUTUBE等で見たことはありませんか?
スポーツでは普通にやっていることなのに、コミュニケーションの場面では、何故か自身の動画を撮るということが少ないのです。
実際に撮影したものを見ると、驚いたり恥ずかしいと感じたりすることもあるでしょうが、何度か見ていると慣れてきて格段に客観視レベルが上がります。
口癖や目線の向き先などの把握ができ、今、自分はこのように振る舞っているというメタ認知が働きます。
なので、次はもう少しゆっくり話してみよう。といった自己コントロールを聞かせられます。
動画を見ることで改善点が明らかになる
自身の動画をみることで、
「思ったより早口だな。」
「声に張りがないな。」
「固有名詞が多すぎるな。」
自分の話し方の直すべき点に気付けます。
動画で撮るのが嫌だったら、録音でも大丈夫ですよ。
身だしなみは面接を受ける会社に合う服装を
会社は「あなた」ではなく「メンバー」を求めています。
その会社で働いて違和感がないか?
「私服でお越しください。」
と言われることもありますが、建設業以外の会社への面接であれば、その会社で働く人と同じような服装で行けば面接官も受け入れやすくなります。
どこまでいってもその会社の一員、歯車になるということを認識していくことです。
そもそも求人を出している時点で個性を求めているわけではなく、その会社のパーツになってくれるかどうかを会社は求めています。
その枠の中で個性を発揮する分にはいいですが、個性的な格好で面接に行くのはNGです。
パーツを求めている採用としては、ほとんどの場合パーツとして会社にハマらなくなってしまうからです。
例えば営業職で募集している場合は、基本は白シャツです。ここで個性を出す人は、チームより個を優先する人なのかもしれない、と会社側は感じます。
あなたにはそういうつもりが無かったとしても、見た目はメッセージとして機能します。
募集がクリエイティブ職なら個性を出してもいいかもしれませんが、営業職として求められている場合は、自分を消して相手を立てるという姿勢が大事です。
見た目は思っている以上にメッセージとなる
あなたが思う以上に見た目はメッセージになります。
面接の場で見た目の違いを出そうとせず、白シャツでダークスーツを選びましょう。
面接の時間の中では自分の人生を生きようとせず、その会社の1つの役割を演じられるかどうかどうかという視点を持つようにしましょう。
声量や表情などの見た目に注力する
発声練習ができなければ、舌を動かしておきましょう。
完璧を目指そうとしなくてもいい
ほとんどの人は、面接本番のその時に最高のパフォーマンスは出せものです。
緊張しすぎる人は、本番で最高を出そうと意識しすぎているのかもしれません。結局のところ、見た目と声しか覚えられないので、そこだけ準備しましょう。
自分をよく見せたいからと、話にウソを混ぜると質問が複数回続いたときにボロが出るので、やめておきましょう。
印象は、その日に作ることができる
いきなりハッキリ声を出そうとすると、かすれてしまって焦る可能性があります。面接当日は朝1番に大ききめの声を出しておきましょう。
自分の部屋、あるいは車の中で、何かを大きな声で読み上げたりします。
歌を歌うのも良いですね。
見た目の印象は面接官に強く残るものです。表情筋のストレッチもやっておくことをおすすめします。
マスクをした状態でにーっと笑って何分か過ごすことが手軽でおすすめです。
笑顔、呼吸、ストレッチの準備は、そのままあなたの見た目に通じます。声出しで音声情報を良くするための準備も当日できます。
転職活動をすることで、これまでの工事経験を振り返って自分の長所・短所を知ることができる。それは今の会社での「出世力」にも影響する。
転職での面接で失敗しないために、準備しておくべきことは以下の5つです。
- 自己紹介URLを送る
- 面接を受ける会社のことを、競合含め調べておく
- 発声練習をする
- 身だしなみは面接を受ける会社に合う服装を
- 声量や表情などの見た目に注力する
転職活動は転職するため「だけ」のものではありません。
物価は上がるのに給料は増えない。このまま今の会社にいるべきなのかな?という将来に希望が見えないときこそ、一度自分のキャリアを見つめなおしてみましょう。
- 施工管理技士の資格を取得する
- この資格取得こそ、本当のキャリアのスタート地点だから
- 現場監督なのに資格を持っていないとバカにされる
- 資格を取り、「自分の現場」を持たないと成長はできない
- 転職活動を始める
- 転職活動をすることで、これまでの工事経験を振り返ることになる
- 自分が他の人より「優れている点」や「苦手なこと」がハッキリする
- 現場で事故が起きたり、施工ミスで大赤字になったとき、会社は助けてくれない
- 精神的に限界がきたら、退職・転職という行動すらできなくなる
- だからこそ今は転職するつもりがなくても、転職サイトに登録して「退路」を確保しておく
- 将来どうなりたいか「目標」を持つ
- ただ現場監督をやっているだけでスキルは身につかない
- 工事完成までの現場内をイメージして、常に先のことを考えることで「現場力」が身に付き、技術者として成長できる
- 技術者として成長できれば、公共工事で表彰受賞もできる
- 成長、スキルアップしていくうえで「目標」が生まれる
転職活動ってどう進めればいいの?
転職活動の方法は以下の記事で解説しています。
転職活動が、人生を決める・キャリアを作る「きっかけ」になりますよ。
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