もし現場監督の仕事を辞めたら、他の職種でやっていけるのかな?
この記事ではそんな疑問に答えます。
建設業で特に土木は2025年以降、「完全週休2日(土日)」や「工事書類スリム化」のおかげで働きやすい環境になります。
筆者は土木の公共工事で現場監督をしながら、このブログを運営しています。
現場監督に休みは無い。プライベートなんか無い。結婚したら奥さんがかわいそう。
もう、そんなこと言う時代じゃないです。
でも、そんな働き方を強いられる会社がいまだにあるのも事実。
今、プライベートより仕事が優先っていう生活なら、外の世界(他の会社)も見てみましょう。
現場監督が施工管理の仕事で鍛えたスキルは異業種でも役に立つ。その理由を解説します。
現場監督は他の職種に転職できるのか?
現場監督は異業種への転職は可能なのか。
結論から述べていきます。
転職は可能。現場監督の経験から得たスキルが強みになる
もし転職するとしても建設業以外で生活していけるのか?
自分が転職先で活躍できるのか?不安になりますよね。
大丈夫です。現場監督(施工管理)から異業種への転職は可能です。
当ブログで現場監督にとって大切な8つのスキルについて解説しています。
このスキルは他の職業でも大切なことでもあります。
- 自分の思い通りに現場を管理するスキル
- 現場の問題点を予測するスキル
- 問題解決の順序を決めるスキル
- 現場にトラブルが発生した時のメンタルスキル
- 現場でリーダーシップをとるスキル
- 相手を引き込む会話スキル
- 工事関係者の信頼を得るスキル
- 事故を予防するスキル
「現場監督にとって大切な8つのスキル」は、短期間で身に付くものではありません。時間をかけて、経験を積んで身に付くものですから、転職を決意した際も、8つのスキルを身に付けることはおすすめですよ。
転職に必要なのは『情報』ではなく『考え方』
- 会社を変えても価値のあるスキルを持っているか?
- そのスキルの賞味期限はいつまでか?
- 他の会社でも通用する希少な経験があるか?
- その経験は他社にとって需要があるものか?
- 社内に、自分が会社を変えても力を貸してくれる人がどれだけ存在するか?
- その人たちは、意思決定の力がどれだけあるか?
- 自分が所属している市場の1人当たりの生産性はどれだけ高いか?
- 自分が所属している市場に今後の成長性はあるか?
- 今後、どれだけ自分の市場価値は成長が見込まれるか?
- 技術資産:他の会社でも通用する技術的蓄積
- 人的資産:一言でいえば人脈。あなただから動いてくれる人がどれだけいるか
- 業界の生産性:1人当たりの利益。給料の原資
給料の期待値はこの3つの要素の掛け算によって決まります。
今の仕事のライフサイクルを知る
仕事のライフライクルは
- 小規模事業
- 事業の拡大
- 手順の定常化
- 消滅
と変化していきます。
強みが無くなる前に伸びる市場に路線変更する
会社という組織にいると、給料は貰って当たり前と勘違いをする。
大きな会社にいる人ほど、実力以上の給料を貰っていることが多い。
そしてその中の多くの人は、会社が経営難になったり不満があると、社長や上の人のせいにする。
ここで勘違いしてはいけないのが、自分が今いる会社はそもそも社長や先代がゼロから作った船であること。他人が作った船に乗り込んでおきながら、文句を言うのは筋違いであること。
自分で稼ぐ力を身に付けなければいけないのです。
人の根本的な特徴として、乗っている船が危ないと知ったら、むしろ頑なに動こうとしなくなってしまい、この会社にしがみつきたいと考えてしまうのです。
しかし、それは悪手であり、絶対にやってはいけないことです。
何か業務をやるうえで、10年前と全く同じ作業をやっていないか。
今の時代、生産性を上げる便利なものはハード・ソフトともに次々と開発されています。変化がないことは、会社にとっては良い面もありますが、新たに働く人にとっては最悪です。
なぜなら、そこに入っても自分は確実に代替可能な存在にしかなれないからです。
「転職は悪」は努力することを諦めた人の言い訳
転職する人は裏切り者だと言う人は一定数必ずいます。
皆さんには自分で居場所を選ぶ権利があります。
転職は個人にとっても、会社にとっても「善」です。
転職と不安について
転職における失敗とは何か。
選択が失敗かどうかは、あくまで事後的にしかわかりません。
転職を阻害するのは、現実的な危険性ではなく、ほとんどが見栄か恐怖です。
転職は今後、より当たり前な時代へ
建設業で特に土木は2025年以降、「完全週休2日(土日)」や「工事書類スリム化」のおかげで、現場監督は働きやすい環境になります。
筆者は土木の公共工事で現場監督をしながら、このブログを運営しています。
現場監督に休みは無い。プライベートなんか無い。結婚したら奥さんがかわいそう。
もう、そんなこと言う時代じゃないです。
でも、そんな働き方を強いられる会社がいまだにあるのも事実。
今、プライベートより仕事が優先っていう生活なら、外の世界(他の会社)も見てみましょう。
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