【あなたの市場価値は?】施工管理の経験が他の職種でも活きる理由

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もし、現場監督の仕事を辞めたとして、自分は他の職種でやっていけるのだろうか?

年齢が若ければ、それが理由で転職に不利となることは無いし、「未経験者歓迎」の求人もよく見かけますよね。

ランメイシ

施工管理の仕事は現状、様々な職種から見ても離職率が高いです。入社したらブラックだったり、上司のパワハラが原因で、会社を辞めることになってしまった方も…。

本記事はそんな疑問を持った方に向け、現場監督は施工管理の仕事で培ったスキルが異業種でも役に立つ理由を解説します。

この記事を書いた人
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当サイト『ゲンプラ』の運営者:ランメイシ

現場監督と家庭(プライベート)の両立を応援するために、土木工事の施工管理をやっている現役の現場監督(歴16年)が当サイトを運営。施工管理業務の悩みに全力でサポートします!ご安全に!

保有資格:1級土木施工管理技士、河川点検士

主な工事経験:河川の築堤・護岸工事、道路工事、橋梁下部工事

プロフィール詳細/現場の事故がきっかけで最悪な状況になった時の体験談

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目次

現場監督は他の職種に転職できるのか?

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現場監督は異業種への転職は可能なのか。

結論から述べていきます。

転職は可能。現場監督の経験から得たスキルが強みになる

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もし転職するとしても建設業以外で生活していけるのか?

自分が転職先で活躍できるのか?不安になりますよね。

大丈夫です。現場監督(施工管理)から異業種への転職は可能です。

当サイトで、現場監督にとって大切な8つのスキルについて解説していますが、この8つのスキルは他の職業でも大切なことでもあります。

現場監督が持つべき8つのスキルの概要
  1. 自分の思い通りに現場(職場)を管理するスキル
  2. 現場(職場)の問題点を予測するスキル
  3. 問題解決の順序を決めるスキル
  4. 現場(職場)にトラブルが発生した時のメンタルスキル
  5. 現場(職場)でリーダーシップをとるスキル
  6. 円滑に工事(仕事)を進める現場監督(人材)になるため相手を引き込むスキル
  7. 発注者(顧客)の信頼を得るためのスキル
  8. 事故(労働災害)を予防するスキル
ランメイシ

「現場監督にとって大切な8つのスキル」は、短期間で身に付くものではありません。時間をかけて、経験を積んで身に付くものですから、転職を決意した際も、8つのスキルを身に付けることはおすすめですよ。

転職に必要なのは『情報』ではなく『考え方』

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転職活動に行動を移す前に、自分の市場価値について考えてみましょう。

  • 会社を変えても価値のあるスキルを持っているか?
  • そのスキルの賞味期限はいつまでか?
  • 他の会社でも通用する希少な経験があるか?
  • その経験は他社にとって需要があるものか?
  • 社内に、自分が会社を変えても力を貸してくれる人がどれだけ存在するか?
  • その人たちは、意思決定の力がどれだけあるか?
  • 自分が所属している市場の1人当たりの生産性はどれだけ高いか?
  • 自分が所属している市場に今後の成長性はあるか?
  • 今後、どれだけ自分の市場価値は成長が見込まれるか?

市場価値は、「技術資産」×「人的資産」×「業界の生産性」

  • 技術資産:他の会社でも通用する技術的蓄積
  • 人的資産:一言でいえば人脈。あなただから動いてくれる人がどれだけいるか
  • 業界の生産性:1人当たりの利益。給料の原資

給料の期待値はこの3つの要素の掛け算によって決まります。

今の仕事のライフサイクルを知る

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AIや機械化の発達により、全ての仕事には賞味期限があります。

仕事のライフライクルは

  1. 小規模事業
  2. 事業の拡大
  3. 手順の定常化
  4. 消滅

と変化していきます。

強みが無くなる前に伸びる市場に路線変更する

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会社という組織にいると、給料は貰って当たり前と勘違いをする。

大きな会社にいる人ほど、実力以上の給料を貰っていることが多い。

そしてその中の多くの人は、会社が経営難になったり不満があると、社長や上の人のせいにする。

ここで勘違いしてはいけないのが、自分が今いる会社はそもそも社長や先代がゼロから作った船であること。他人が作った船に乗り込んでおきながら、文句を言うのは筋違いであること。

自分で稼ぐ力を身に付けなければいけないのです。

人の根本的な特徴として、乗っている船が危ないと知ったら、むしろ頑なに動こうとしなくなってしまい、この会社にしがみつきたいと考えてしまうのです。

しかし、それは悪手中の悪手であり、絶対にやってはいけないことです。

何か業務をやるうえで、10年前と全く同じ作業をやっていないか。

今の時代、生産性を上げる便利なものはハード・ソフトともに次々と開発されています。変化がないことは、会社にとっては良い面もありますが、新たに働く人にとっては最悪です。

なぜなら、そこに入っても自分は確実に代替可能な存在にしかなれないからです。

「転職は悪」は努力することを諦めた人の言い訳

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転職する人は裏切り者だと言う人は一定数必ずいます。

しかし、転職は悪、会社に対する裏切りというのは、新しい選択を手に入れる努力を諦めた人が発明した言い訳でしかありません。

皆さんには自分で居場所を選ぶ権利があります。

転職は個人にとっても、会社にとっても「善」です。

転職と不安について

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転職における失敗とは何か。

選択が失敗かどうかは、あくまで事後的にしかわかりません。

失敗につながる唯一の条件は覚悟を決めるべき時に覚悟を決められないことです。

転職を阻害するのは、現実的な危険性ではなく、ほとんどが見栄か恐怖です。

転職は今後、より当たり前な時代へ

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転職が当たり前になれば、選択肢を手に入れた人はより自由になり、社員を惹きつけようとする会社はより魅力的になります。

自由な転職はあなたを変える特効薬になります。

大げさかもしれませんが、自分がいないとこの会社は回らないなんてことはありませんし、もしそんな会社があったらその人がいなくなったら会社は倒産するってことですよね。

そういった前例は存在しませんし、仮想「社長不在」という、社長がしばらく会社にいなくても従業員で会社を回していけるようシミュレーションしている企業も存在します。

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