年収が下がる転職をおすすめしない3つの理由について解説!

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現場監督の精神障害罹患・自殺は全年代で40歳代が最多!手遅れになる前に知っておきたい備え

令和元年(2019年)、厚生労働省が行った職種調査で建設業がピックアップされました。

(この年以降は他の職種の情報が公開されていて、建設業は令和元年の情報が最新データです)

職種・年代別にみた精神障害の事案数のうち、現場監督・技術者は40歳代が精神障害罹患のピークに。

出典:厚生労働省「令和元年版過労死等防止対策白書

精神障害とは代表的なものとして、統合失調症・気分障害(うつ病、双極性障害)が挙げられます。

ランメイシ

40歳代が1番目、30歳代が2番目に多いということは、年齢・経験年数の増加と共に責任重くなって精神を病んでしまう傾向にあるようです。

仕事が要因での自殺(未遂含む)は全職種54人のうち、現場監督・技術者が最多の30人。

出典:厚生労働省「令和元年版過労死等防止対策白書

ランメイシ

現場監督の自殺、1番の要因は「長時間労働」。2番目に「仕事内容・量の大きな変化」でした。現場監督が定時で帰宅できる日なんて、ほとんど無いですよね。

この調査結果からわかることとしては、現場監督をやっていてうつ病になる・自殺するほど追い込まれる状況は、今後あなたにも起きる可能性があるということです。

ランメイシ

実際に僕は担当する現場での事故がきっかけで、会社から嫌がらせを受けるようになりました…。

関連記事 建設現場の事故がきっかけで最悪の人生に転落した現場監督の体験談

メンタルを病んでしまうと、何もやる気が湧きません。

「一旦休む」という選択すらできず、精神的に疲れ切ってしまい、死を選んでしまうかもしれないんです。

現場監督

今は仕事で安定してるし、自分が精神的に追い込まれるとかイメージが湧かないな…。生活のために収入が途切れたら困るし。

長時間労働がつらい、責任という重圧が重すぎる、休みがとれない…。

こんな悩みを解消したい場合、考えるのは転職。

ですが、精神的に追い詰められた状態で転職活動を始めても、時間が限られているし、正常な判断ができずに失敗してしまうリスクがあります。

行き当たりばったりで転職活動を始めて、その時に見つけた求人が今より年収が下がるとか、条件の悪いブラック企業しか無かったら…最悪ですよね。

現場監督

悩んでいる状況で転職に「正解」を見つけ出すのは確かに難しそうだね…どうすればいいの?

現場監督がうつ病になる・自殺するほど追い込まれる…。

悩んだ結果、転職を考えても今より条件の悪い会社しか転職先が見つからない…。

そんな最悪の状況を回避するための方法は、今から転職活動を始めておくことです。

ランメイシ

例えば、道路工事しか現場経験のない人が、いきなり河川で護岸工事をやるとなると、施工計画書・参考にする仕様書・段取り・予算…どれも全然違って、調べることだらけになりますよね。

転職活動を始めることで、以下のようなことがわかります。

転職活動を始めるとわかること
  • 転職はどんな流れで進めるのか
  • 転職では何を準備すれば良いのか
  • 自分の場合、転職までどれくらい時間がかかるのか
  • 自分の市場価値はいくらなのか
  • 自分の職歴からだと、どんな会社が候補になるのか

建設業界は、事故がニュースで頻繁に取り上げられています。

ランメイシ

事故を起こしたい人はいません。それでも事故は起きています。あなたの現場で事故が起きない保証はありません。
万が一、あなたの現場で重大事故が起きたら…。

「アイツが現場で事故を起こした!会社の評価はガタ落ちだ!」

と、白い目で見られたり、軽蔑されるかもしれません…。

転職活動を始めておくことで、退路を確保しておけるというメリットがあります。

転職活動のメリットは退路を確保できるだけじゃない

ランメイシ

さらに、今は転職活動を始めるメリットがもう1つあります。

dodaが公表している2023年8月の求人に関するデータの通り、「建設・不動産」業界は求人倍率が4.52倍。

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 求人倍率前月差前年
同月差
求人数
前月比
転職希望者数
前月比
建設・不動産4.52↑0.12↑1.07101.7%99.1%
出典:転職求人倍率レポート(2023年8月)

つまり、転職希望者1人につき4件以上の求人があり、募集する企業側も給料など条件を競合よりも良くして、人材を確保しようとしています。

何が言いたいかというと、今の会社より良い条件で働ける企業を探す(=転職活動する)には、今が一番良い状況なんです。

ランメイシ

僕自身、会社のために工事で良い点数をとれるよう必死に働いていたのに、現場で事故を起こしてからは会社からクズ扱い。もうこの会社にはいられないと思って転職活動を始めたんです。

「こんな会社、1日でも早く脱出したい…」

そう思い、転職活動を2年継続した結果、こうなりました。

年収は434万円から539万円に。

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これまでは平日は深夜まで残業、休みは日曜日だけの生活でした。

今は仕事の日は遅くても19時には帰宅して家族と一緒に夕飯を食べています。

このサイトを運営できるほど、時間に余裕がある生活になりました。

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人生の転機を迎え、ブログ運営を開始
収入が増えたり、残業が減る・休日が増えることによって実現できる嬉しいこと
  • 家族や大切な人と一緒に時間を過ごすことができる
    • 子供が成長してから「仕事で一緒に過ごす時間がとれなかった」という後悔をせずに済む
    • 連休に妻・子供を連れて今まで行けなかった県外の遊園地、キャンプや釣りを楽しめる
    • 帰宅を早くできれば家族と一緒に夕飯を食べられる
    • 家事・育児に参加することで妻への負担軽減になり、夫婦ゲンカが減る
  • 自分へのごほうびや貯金、家族サービスに使うお金を増やすことができる
    • 世の中の物価が上がり続ける今、給料が増えることは生活に潤いを与えてくれる
    • 増えた収入分で家族と旅行に行ったり、美味しいものを好きな時に食べに行ける
    • 老後資金も早く貯めることができる
    • 子供の習い事も色々と体験させ、将来の可能性を広げられる
  • 趣味に使うお金も増やすことができる
    • 新しい車やグレードの高い車も購入の選択肢に入る
    • 釣りのために高価なロッドやリールを買える
    • huluやネットフリックス、YouTubeプレミアムやスマホゲームに課金する余裕もできる
    • たるんだ身体をトレーニングする時間も確保できる
  • 自分の心に余裕ができる
    • 仕事の悩みで夜に寝付けないといったことが無くなる
    • お金が原因による生活の不安が無くなる
    • 嫌な上司と顔を合わせずに済む
    • 今の悪い人間関係をリセットできる
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家族で水族館へ!
ランメイシ

仕事ばかりで妻に家事・育児を任せっきりだった生活を変えることができたのが本当に嬉しかったですよ。

現場監督

でも、転職活動をして全員が幸せな生活になれるとは限らないよね。

ランメイシ

転職活動は「後出し」ができるじゃんけんです。

転職活動は以下のような、ある種の「後出しじゃんけん」ができます。

転職活動は「後出しじゃんけん」
  • 年収アップや残業が減る・休日が増える条件で、内定が取れれば「転職する」
  • 年収アップや残業が減る・休日が増える条件で、内定が取れなければ「転職しない」

勝てる(良い求人が見つかる)まで、

じゃんけん(転職活動)するというイメージです。

つまり、転職活動にリスクはありません。

今の勤務先の「上位互換」の買い手がいなければ、自分を売らなければ良いだけです。

さらに転職活動というプロセスには、たくさんのお宝が埋まっています。

自分を売るプロセスは、必ずあなたを成長させてくれます
  • 自分の経歴・スキルから、マッチする良い求人がないか探す
  • 今よりも自分を良い条件で買ってくれそうな会社を探す
  • 求人票から「どんな経歴・スキルに、いくらの値段がついているか」を知り、リアルな市場に触れる

これをするだけでも、かなりの勉強になるはずです。

そして、転職活動はあなたの「社内での出世力」にもプラスに影響します。

ランメイシ

外の世界を知っている人は、それだけで強くなれます。

現場監督に向いている転職活動の方法4選

現場監督に向いている転職活動の方法として候補になるのは4つで、それぞれの特徴やメリット・デメリットもまとめています。

僕の場合、転職エージェントを使ったことで年収105万円アップと残業地獄から脱出することに成功しました。

こうやって年収105万円アップと残業地獄からの脱出に成功しました
  • 周りに会社を辞めようとしていることを知られたくなかったので、ネットの無料登録で済む転職サイトと転職エージェントを選んだ
  • 自分の職歴をベースに、条件の良さそうな転職先候補を転職サイトで探した
  • 調べるうちに、1級・2級の施工管理技士資格を持っているなら転職エージェントを使った方が、転職サイトより条件の良い転職先候補を探せることを知った
  • 転職エージェントに職歴を伝え、希望の条件を相談した
  • 転職エージェントに書類の添削や条件の交渉をやってもらい、内定までいけたので転職した
ランメイシ

①~④までは、すぐに転職するつもりが無くても転職エージェントは無料で利用できます。

自分で良さそうな求人を探す手間を省けるのと、転職エージェントにしか無い非公開求人も揃っています。

なので、僕は最終的に転職エージェントに絞って転職活動をしました。

建設現場で他社の人とつながりを持ち、自分から売り込む

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建設現場で他社の人とつながりを持ち、自分から売り込む

隣接工事などで、仲良くなった他社の会社の人に売り込む。

同業他社への転職に限定されますが、実際の仕事ぶりを見て判断されるので、転職先の会社としても実力がわかりやすいんですよね。

実力が認められれば、転職するのはさほど難しくないでしょう。

ただし、自分で売り込んだ手前、足元を見られるということもあります。

ランメイシ

現場で他社の人と顔見知りになるのは簡単ですが、コネ入社みたいになってしまうのと、馴染めなかったときに後悔する可能性があります。

ただし、実績も良く知られている分、入社しやすいのは事実です。

ランメイシ

半分冗談とは言え、僕の周りでも現場で「今の会社もう嫌やから、俺どう?」って言われたり、実際に転職した現場監督がいます。

自分で売り込んで転職活動することのメリット・デメリットは以下の通りです。

メリットデメリット
成果を上げていれば転職しやすい
顔見知りの人が多い
実力があれば条件の交渉がしやすい
今の会社に転職活動をしていることがバレる可能性が高い
転職後に会社に馴染めないと気まずくなる
給料や条件面の交渉は自分のやり方次第になる
入社してから不満が見つかっても言い出しにくい

ハローワークで探す

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ハローワークで探す

使い方としては、最寄りのハローワークに行き、「求職申込書」を記入して提出します。

求職申込書とは、希望職種や労働条件などを記載するための書類です。

ハローワーク:求職申込書の記入項目例
  • 氏名
  • 住所
  • 連絡先
  • 希望する仕事
  • 希望の就業形態(正社員や派遣など)
  • 希望の収入
  • これまで経験した仕事
  • 外部機関への情報公開の有無

厚生労働省の「求職申込み手続きのネット登録(仮登録)」によると、求職申込書を手書きで作成する手間を省きたい場合はパソコンやスマホで「求職情報仮登録」ができます。

ただし、パソコンやスマホでできるのはあくまで仮登録のため、氏名や連絡先、希望する仕事などを入力したら、1週間以内にハローワークに行って本登録をする必要があります。

現場が忙しいと、土日は営業していないハローワークには行く時間がありません。

だからといって現場稼働中に有給って、なかなか取れませんよね。

ランメイシ

それに、有給をとった日に限って電話が頻繁にかかってくるんですよね…。

ハローワークで転職活動することのメリット・デメリットは以下の通りです。

メリットデメリット
相談や就職対策ができる
地域密着のため地元就職がしやすい
公的機関だから就職・転職の圧力が少ない
仮登録まではネットで可能
開庁時間に行きにくい
本登録にはハローワークに行く必要あり
大手企業や知名度の高い中小企業の正規雇用求人が少ない
画像などの求人情報は少ない

転職サイトで探す

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転職活動に労力と時間をかけたくない場合、転職サイトを使うという方法があります。

転職サイトは登録無料。

dodaならスカウト機能もあるので、職務経歴や希望条件を登録しておくだけで企業から直接オファーのメールが届きます。

\登録して待つだけで転職活動できます/

ランメイシ

オファーのメールが希望に合っていなかったら、スルーすればOKです。

建設業界専門の転職サイトなら月収60万円を狙えるだけでなく、設計やCADオペレーターなどの求人情報も豊富にあり、施工管理の経験を活かせるので効率的に情報収集できます。

無料で今の会社と収入や条件を比較できるので、1度くらいは試してみるのも良いでしょう。

\残業・休日出勤を減らしたい場合にもおすすめ/

転職サイトによっては興味の無い仕事の求人メールも来るので、いらないメールが大量に来るのは嫌だという場合には向いていません。

対策としては、Gメール・ヤフーメールなどのフリーメールで登録して、気が向いたときにメールを見るくらいの感覚にしておくと良いです。

転職サイトで転職活動することのメリット・デメリットは以下の通りです。

メリットデメリット
無料なのでマイペースに転職活動できる
建設業界専門の転職サイトなら高収入・好条件の求人を狙える
スカウト機能もあるので登録後は待つだけ
たくさんの求人を見比べられるから自分の市場価値がわかる
求人の質は転職サイトによりばらつきがある
興味の無い求人を送ってくる転職サイトもある
全ての求人を見るのは時間がかかる
登録するまで求人の質はわからない

転職エージェントに相談して求人を紹介してもらう

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現場監督

「転職サイト」と「転職エージェント」ってどう違うの?

転職サイトと転職エージェントは、転職先を探すという目的は同じですが、サービス内容は全く別物です。

表で説明すると、サービス内容の違いはこんな感じです。

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転職エージェント転職サイト
求人の質厳選されている変な案件も含まれている
求人の探し方紹介してもらえる自分で探す
企業情報の収集方法内部事情も教えてもらえる公表情報しか調べられない
応募書類の添削・面接対策協力してくれる自分一人でやる
日程調整・条件交渉かわりにやってくれる自分一人でやる
比較表:転職エージェントと転職サイトの違い

転職サイトより良い条件の求人が多く、気になる会社があればエージェントから情報収集することができます。

ランメイシ

また、転職サイトと同じく利用料も一切かからないので、安心して使えます。

建設業(同業他社)への転職先を探していると連絡すると、以下のような質問を面談で受けます。

転職エージェント:電話またはWeb相談の質問事項
  • どこで○○(転職エージェント会社名)を知りましたか?
  • どんな理由で○○(転職エージェント会社名)を選びましたか?
  • 今の会社ではどんな役職ですか?
  • 今の会社ではどんな工事に携わってきましたか?
  • 携わった工事の規模は、受注金額でいくらくらいですか?
  • 今の会社ではどんな業務をやっていますか?
  • 積算もやっていますか?
  • 転職を考えた時に、希望したい条件や譲れない条件はありますか?
ランメイシ

メールでのやりとりだと時間がかかるので電話で一問一答、という感じでした。

転職エージェント利用に必須の面談が手間に感じるかもしれません。

マイペースに求人情報を見たいだけなら転職サイト、経歴や希望する条件を伝えてお任せしたいなら転職エージェント。

という感じで、好みで使い分ければ良いですね。

転職エージェントを利用して転職活動することのメリット・デメリットは以下の通りです。

メリットデメリット
相談だけしたい場合でも無料で使える
求人の紹介から面接や書類の書き方など、全て任せられるから楽
建設業界を経験したエージェントがいるから話が早い
転職サイトよりも求人の質が高い(企業の本気度が高い)
職務経歴や希望の条件を連絡する必要がある(30分程度)
日曜日は対応不可がほとんど
良い条件が多い非公開求人は登録しないと紹介してもらえない
1級・2級の施工管理技士を持っていないと紹介される求人が少ない

転職エージェントの担当者には、同じ業界で働いた経験があるエージェントが担当者になります。

建設業経験者が相談の担当者だと施工管理の業務に詳しいので、自分の職務経歴と希望する働き方に合う企業を探してくれるのが良いです。

建設業界専門の転職エージェントなら当然、建設業界経験者が担当になってくれます。

オリコン満足度調査で5年連続1位と評判なのがJACリクルートメントで、こちらも建設業界専門チームがあります。

\施工管理技士の資格保有者に1番おすすめ/

先に転職サイトのほうで書きましたが、建設業界専門の転職サイトも担当者がつき、お任せする形式です。

このような無料で使える求人情報サイトを活用して、あなたの職歴ではどんな求人がみつかるのか是非チェックしてくださいね。

\残業・休日出勤を減らしたい場合にも/

ランメイシ

良い求人が見つからなかったら、断ればいいだけです。担当の方も親切、丁寧に接してくれるので安心してくださいね。

ただし求人情報サイトの最大手のリクルートエージェント3カ月以内に転職を決めている人でないと相手にされない感じでした…。

ランメイシ

ちなみに僕が初めて転職エージェントに相談したときは、以下のように相談したので、もし利用する場合は参考にしてください。

私は現在、〇〇建設株式会社で働いていて、32歳です。土木施工管理技士の資格を持っていますが、今と同じ勤務地で良い求人はありますか?

じっくり考えた結果、同じ施工管理の職業を選択しましたが、その時に問い合わせたのは以下の内容です。

現職と同じく、土木工事の施工管理をする仕事かつ同じ勤務地で、今より年収が増える求人はありますか?

将来の万が一の事態に備えて、地図に残る仕事を楽しもう!

今の生活に転職活動を加えるのは、ハッキリ言って面倒ですよね。

転職する気が無いのに、転職活動で時間と労力をかけるのは大きなデメリットに感じるでしょう。

現場監督

仕事以外の時間は趣味とかのんびりしたいからね。

ランメイシ

転職活動を「保険」として考えてみましょう。

例えば、生命保険ってあなたの身に万が一のことがあった時に、生活するためのお金で家族が困らないために加入しますよね。

仕事という「収入源」にも保険として、今の会社以外では自分がどんな企業に就いて収入源を確保できるか?

転職活動を始めて仕事での万が一の事態に備え、地図に残る仕事を楽しみましょう!

これまでの内容をまとめると、以下の通りです。

まとめ
  • 令和元年の建設業における精神障害や自殺のリスク
    • 建設業に従事する現場監督は40歳代が精神障害のピーク
    • 長時間労働や業務の変化などが主要な原因
    • 仕事に関連した自殺も全業種で最多
  • 現場監督のプレッシャー
    • 責任や重圧の増加、そして事故発生のリスクが現場監督のメンタルヘルスに大きな影響を及ぼしている
  • 転職のメリット
    • 転職を考慮する理由として、より良い労働環境や条件、収入の向上、プライベートな時間の増加、人間関係のリセットなどが挙げられる
  • 転職活動のプロセス
    • 転職活動自体が自己成長の一部であり、自身のスキルや経歴の価値を客観的に理解するチャンスとなる
  • 今の状況は転職にとって良い時期
    • 現在は転職希望者に対して求人が豊富で、給料や条件を良くすることで人材を確保しようとする企業も多い
  • 転職活動のリスク
    • 正確には、転職活動自体にリスクはなく、良い条件の求人が見つからなければ現状維持という選択も可能である
ランメイシ

何も無いところへ構造物を造り、地図に残る。
建設業は素晴らしい仕事です。

ただし、あなたが現場監督を楽しんでやれるかは会社次第。

今ある不満を我慢し続けるくらいなら、一歩踏み出して転職活動を始めましょう!

現場監督

転職活動してて内定もらったけど、今より年収が50万円ほど下がるのってどうかな?

こんなお悩みに答えます。

年収の下がる転職は、おすすめしません。

今の会社がブラック企業で、抜け出すための転職が目的など例外はあるものの、基本的に年収ダウンの転職はおすすめできません。

本記事では、年収の下がる転職をしてはいけない3つの理由について解説します。

現場監督

1~2年で昇格させてくれるみたいで、そうしたら今より年収は上がるんだよ?

ランメイシ

年収が下がる転職をおすすめしない理由を詳しく教えるね!

この記事を書いた人
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当サイト『ゲンプラ』の運営者:ランメイシ

現場監督と家庭(プライベート)の両立を応援するために、土木工事の施工管理をやっている現役の現場監督(歴16年)が当サイトを運営しています。施工管理業務の悩みに全力でサポートします!ご安全に!

保有資格:1級土木施工管理技士、河川点検士

主な工事経験:河川の築堤・護岸工事、道路工事、橋梁下部工事

プロフィール詳細/Twitter/お悩み相談所/最悪な現場監督生活からの転機

この記事を書いた人
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当サイト『ゲンプラ』の運営者:ランメイシ

現場監督と家庭(プライベート)の両立を応援するために、土木工事の施工管理をやっている現役の現場監督(歴16年)が当サイトを運営しています。施工管理業務の悩みに全力でサポートします!ご安全に!

保有資格:1級土木施工管理技士、河川点検士

主な工事経験:河川の築堤・護岸工事、道路工事、橋梁下部工事

プロフィール詳細/Twitter/お悩み相談所/最悪な現場監督生活からの転機

目次

年収の下がる転職をしてはいけない3つの理由

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年収の下がる転職をしてはいけない3つの理由

年収ダウンになる転職をおすすめしない理由は以下の3つです。

  • 自分がリスクを負うことになるから
  • 自分の安売り根性が身に付くから
  • 前職の年収が次の転職に響くから
ランメイシ

『転職で年収が上がる人の割合』などのデータにも触れるので、ぜひ最後までみてね!

理由①:自分がリスクを負うことになるから

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理由①:自分がリスクを負うことになるから

面接のときに、こんなことを言われるケースがあります。

  • 「入社後、パフォーマンスが良かったらすぐ昇格させますよ」
  • 「最初は前の会社と同程度の年収ですが、今後昇格させますよ」
  • 「あなたは管理職候補なので、入社1~2年でマネジメントをやってもらいます」
ランメイシ

「すぐに昇格させる」とか、「管理職候補」と言われても、口頭で言われただけだと注意だよ!

入社前の口約束を守らない企業は、当たり前のように存在します!

実際に、厚生労働省「令和2年度転職者実態調査の概況」では、転職後の満足度調査で『不満足』の割合が最も多かったのは『賃金』です。

満足度項目満足どちらでもない不満足不明
仕事内容・職種69.2%21.3%8.7%0.9%
賃金46.6%25.5%27.1%0.7%
労働時間・休日・休暇62.3%20.7%16.3%0.7%
福利厚生53.2%35.2%10.7%0.9%
安全や衛生等の職場環境59.6%28.3%11.3%0.8%
役職34.7%58.8%5.1%1.4%
人間関係59.7%25.3%14.2%0.8%
通勤の便40.4%19.2%11.1%0.7%
会社の規模・知名度53.4%40.9%5.0%0.8%
会社の将来性49.0%37.1%13.2%0.7%
厚生労働省「令和2年度転職者実態調査の概況」より抜粋
現場監督

転職した人の3割弱が、給料に不満があったんだね…。

ランメイシ

転職後の不満足No.1が賃金ってことは、やっぱり給与の話は口約束だけだったとか、裏事情がありそうだよね…。

あなたが企業にとって本当に欲しい人材だったら、最初から高年収でオファーを出し、最初からポジションを与えるはずです。

現場監督

なんで企業は最初から高待遇で募集しないの?

ランメイシ

企業側も『失敗したくない』からだろうね。

同じ総合建設業を営む会社であっても、会社が変われば社員も変わります。

社員が変われば現場でパートナーとなる人も変わるため、採用後のパフォーマンスは絶対に事前には分かりません。

100人採用して、100人全員が企業にとって満足のゆく成果を出すのは不可能。

一定数「失敗だった」と、判断せざるを得ない採用が生まれます。

そこで、企業側は失敗したとしても軽症で済むよう『できるだけ安く採用する』というわけです。

満足な成果がでれば待遇を良くしてあげればいいし、満足でない成果なら冷遇すればいい(どうせその後転職する)

企業には『採用後の選択肢を残して採用したい』という事情があります。

ランメイシ

会社が変わっているのに、すぐに結果を出すなんて難しいよね…。

転職後すぐに成果を出すのが難しいのは、必要な情報が揃っていないからです。

  • 会社の組織はどうなっているか?
  • 職場にはどんな文化が根付いているか?(挑戦的?保守的?)
  • 活躍している重要人物は誰か?

これらを知って、会社に馴染むまでにはどうしても時間がかかります。

ランメイシ

僕みたいに内向的な人間には、新しい会社に馴染むのに時間がかかるんだ…。

もちろん、すぐに会社に馴染んで成果を出せる人もいますが、そんな人はほんの一握りです。

多くの人は、転職先でうまくやっていけるかどうかなんて、確信を持てないと思います。

確実な未来が見えないことで、転職は不安になるんですよね。

未来が不確実なのは当たり前ですが、その不確実な未来(リスク)をどうコントロールするかが問題です。

転職がうまくいかなかった場合のリスクは以下の通り。

転職がうまくいかなかった場合のリスク
  • 企業が負う場合 … 体力が多く、何回失敗しても乗り越えていける
  • あなたが負う場合 … 体力が低く、たった一度の失敗でダメージが大きくなる
ランメイシ

企業とあなたとで比べると、企業の方が転職で失敗したときのダメージは小さいから、リスクは企業が負ったほうが良いよね!

失敗した時のダメージを考えると、上手くいかなかった時のリスクは、あなたではなく、本来は企業が持つべきでしょう。

もし企業から本当に欲しがられる人材なら、企業はリスクをとってでも好条件で採用したいはずです。

微妙な条件を出してくる時点で、そこまでの熱意がないということですね。

ランメイシ

「この人に絶対来てほしい」と思うなら、1~2年の給料を出し渋ったり、しないんじゃない?

現場監督

条件が微妙だったら、募集先の会社にとってその程度の人材ってことなんだね…。

あなたに熱意を持てない会社のために、あなたからリスクを背負う必要はありません。

理由②:自分の「安売り根性」が身につくから

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理由②:自分の「安売り根性」が身につくから

あなたの労働力こそが、収益を生み出す最大の資産です。

ランメイシ

自分自身が『最大の資本』だよ!

あなたの労働力の価値で人生は変わります。

土木工事の現場監督の場合、市場価値を高める方法は以下の通りです。

現場監督が市場価値を高める方法
  • 国家資格(施工管理技士など)を取得する
  • 現場代理人または監理技術者(主任技術者)として工事を担当する
  • 公共工事で平均点以上の工事成績評定点を獲得する
  • 公共工事で優良技術者表彰を獲得する
  • 河川・道路・橋梁など、特定の分野で誰よりも詳しい知識を持つ
ランメイシ

資格ももちろんだけど、『高い工事成績評定を獲得している』=『発注者満足度が高い』から、建設業界では市場価値が高い人材として評価されるよ!

資格を持っていたり、国交省発注工事を何件も担当していることがわかった瞬間、態度を変える人も実際にいます。

ランメイシ

僕が20代の頃に経験した民間工事で、「あんた若いけど大丈夫なの?ベテランの人いないの?」と、かなり批判的な施主さん…。

ランメイシ

1級土木施工管理技士の資格を持っていること、国交省で現場代理人も数件担当していることを伝えると、「あんたならバッチリや!ぜひよろしくね!」と態度が180度変わったことも…(笑)

資格の有無と実務経験は発注者(施主)にとって重要なんだと思った話でした。

あなた自身に高い価値をつけるか、低い価値をつけるか、自分を安売りして良いことはありません。

現場監督なら、施工管理技士の資格を持っている人が優遇されます。

同じ1級土木施工管理技士なら、企業は年収が安い方を採用します。

でも、同じ資格を持っていても公共工事で工事成績評定が高いとか、優良技術者表彰を受賞した経験がある人だったら、企業はその人を採用します。

施工管理技士の資格を持っている人は多くても、他にも資格を持っていたら?

例えば、

施工管理技士 × コンクリート技士(または主任技士・診断士)

現場監督にとってコンクリート技士の資格は必要ではないため、取ろうとする人はあまりいません。

しかし、他の人が持っていない資格を持つことで、あなたに希少性が生まれます。

ランメイシ

優良技術者表彰を受賞すると新聞にも載るから、業界では超有名人になるよ!

自分を安く売れば、確かに採用してくれる企業は増えるかもしれません。

でも、『あなた』という商品が1つしかない以上、自分を安く売った場合はいつまでも年収はアップしません。

あなた自身を『高品質・高単価な商品』にして、高く評価してくれる企業に売り込む!

ランメイシ

「今の会社、給料上がらないわ~」とか「やってなれないわ~もう転職しようかな~」って言ってるだけだと、何も変わらないからね!

不満を言うだけなら簡単なんですよね。

今の会社に不満があるから環境を変えたい!

とか、明るい未来のために計画的なキャリアプランを考えたい!

と実際に行動に移すのは、100人に1人と言われています。

『まずは、やってみる』

世の中で成功している人って『行動力』がずば抜けて高いようです。

ランメイシ

僕も結婚して子供ができて、現場監督として働き方を考えるようになったんだ。

結婚など、家庭環境の変化で現場監督が悩むことは、以下の通りです。

家庭環境の変化で現場監督が悩むこと
  • 家事・育児のため、残業せずに帰宅したい
  • 家事・育児のため、土日・祝日は休みたい
  • 家族と出かけたいけれど、休日は現場の点検に行かないといけない

独身のときはあまり悩んでいなかった勤務時間の問題は僕の場合、会社に相談して解決できました。

理由③:前職の年収が次の転職に響くから

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理由③:前職の年収が次の転職に響くから

年収の高い人=優秀な人だと思いませんか?

現場監督

年収が低くても優秀な人はたくさんいるでしょ?

ランメイシ

年収800万円の人と年収400万円の人、どっちが優秀だと思う?

現場監督

…800万円の人かな。

SNSでも年収が高い人=すごい人として見られ、フォロワーが多いですよね。

あなたが会社の経営者の立場で、従業員を雇う立場だと思ってみてください。

年収400万円の人が、「僕は仕事ができるので、年収800万円で採用してください!」と言ったら、その人を信じて雇えますか?

現場監督

採用できないね…。

転職市場では『前職の年収』が、転職先での評価・判断材料になります。

転職エージェントは、あなたの在籍していた会社の年収をふまえた上で、次の求人案件を紹介します。

ランメイシ

僕も複数の転職エージェントを活用したけれど、現職の年収はどこでも必ず質問されていたよ!

転職先でうまくいくかどうかなんて誰にも分かりません。

今の会社に残るか、転職するか。

どちらにしても、リスクはあります。

ランメイシ

一定の年齢から年収が頭打ちになるとか、今の会社に居続けるのが正解とは限らないよ!

リスクがある中で、あなた自身の価値を高く保ち続けるためには、年収が下がらない転職をすることが大切です!

年収の下がらない転職をしておけば、もしまた転職したくなっても、無駄に不利にならずに済みます。

年収がアップする転職をしておけば、メリットがたくさんあります。

年収がアップする転職のメリット
  • 転職後に貯金に回せるお金が増える
  • 仕事に対するモチベーションが上がる
  • また転職したくなっても、次を探しやすくなる

転職による年収事情

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転職による年収事情

ここまで、年収の下がる転職はしない方が良い理由を話してきましたが、

転職で年収アップする人の割合と、転職で年収ダウンする人の割合について、ご存知でしょうか?

年齢区分ごとに、転職によって年収が「増加」「変わらない」「現象」のどう変化したかを3択でアンケートしたもので、表を見ると、18~44歳までは4割以上の人が転職で年収アップしています。

現場監督

今の会社で頑張って出世するよりも、転職するだけで年収アップのチャンスがあるんだね!

転職活動をやってみた結果、年収が下がりそうなら転職しなければ良いだけなので、転職活動そのものには「チャンスしかない」ことが良く分かると思います。

転職活動がチャンスしかない理由は以下の通りです。

転職活動がチャンスしかない理由
  • 転職で年収が上がる → 転職すれば良い
  • 転職年収が下がる → 転職をしなければ良い

転職で年収を上げたいなら、とにかく若い方が有利です。

少子高齢化社会の今、20~30代の若い労働力なだけでも希少価値があります。

『若さ』に価値があると気づいている人は、すでに行動して主体的にキャリアを作っています。

まとめ:満足できるレベルの待遇を『今』勝ち取っておくべき

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まとめ:満足できるレベルの待遇を『今』勝ち取っておくべき

本記事では、年収が下がる転職をおすすめしない理由について解説しました。

その理由は3つです。

  • 自分がリスクを負うことになるから
  • 自分の安売り根性が身に付くから
  • 前職の年収が次の転職に響くから

自分がリスクを負うことになるから

企業の「入社後のパフォーマンスが良ければ、待遇アップ」という口約束を鵜呑みにしてはいけません。

不確実な未来に身を委ねるのではなく、満足いくレベルの待遇を『今』勝ち取っておきましょう。

本当にあなたを評価してるなら、最初から好条件を出してくれるはずです。

自分の安売り根性が身に付くから

自分という商品は1つしかないので、単価を下げるという戦略は良くありません。

自分の労働力の単価が上がる方法を考えましょう。

前職の年収が次の転職に響くから

年収が高い人は、優秀に見えます。

転職という不確実な世界で、最も信じられるのは「数字=年収」です。

今までの年収が400万円だったら、企業から400万円分の仕事をする人という風に見られます。

なので、保険の意味でも自分の単価は高めにキープしておきましょう。

今いる会社がブラック企業である場合は、条件以前の問題です。心と体が壊れる前に逃げましょう。

18歳~44歳のうち、40%以上の人が、転職により年収が増えたと答えています。

もし転職で年収50万アップを実現できれば、今後30年で1,500万円を転職しただけで得られるというメリットがあります。

ランメイシ

年に50万円だと月に4万2千円ほど。年1回の昇給で月に5,000円も増えるか微妙なのに、転職で月に4万円も収入が増えると、希望が見えてくるよね!

給料が増えれば、良いことがたくさんあります。

  • 子供の教育費の負担が減る
  • 良い車に乗れる
  • 良い住居に住める
  • 趣味に使うお金を増やせる
  • 美味しい飲食店に行ける
  • 旅行に行ける
  • 貯金によって老後の心配がなくなる
現場監督

リスクが無い転職活動をやって年収が上がりそうなら、その段階で転職を考えるって感じにすれば良いんだね!

ランメイシ

その通りだよ!

5度の転職と副業を駆使して年収5,000万円を稼ぐようになった「次世代型サラリーマン」、moto氏の著書『転職と副業の掛け算』は、現在6万部を超えるベストセラーになりました。

moto氏は2020年6月現在、副業では年収1億超を稼いでいます。

 日本企業における「年功序列」の賃金上昇スピードが非常に遅いこと

 日本企業の「終身雇用」がアテにならなくなっていること

賢い人達はこの2つをよく理解しており、個人が稼ぐためには「転職」「副業」が非常に有効なことを分かっています。

転職にはリスクが伴いますが、転職活動自体はノーリスクです。

色々と行動してみて、年収が下がりそうなら転職しなければ良い!

転職活動をしてみると、

  • 「今の会社は自分のことを評価してくれていたんだ!」
  • 「今の会社に安く買い叩かれている!」
  • 「今の会社は自分のことを評価してくれていたんだ!」
  • 「今の会社に安く買い叩かれている!」

ということがわかります。

それを踏まえて、トータルで稼ぎがアップする戦略を自ら考えてみましょう。

転職市場で自分の価値を高めるために、実績を積んだり、戦略を練る。

副業などで稼ぐ路線にする。

まずは自分の市場価値を知ることが最も重要です。

自分の市場価値を知らなと企業に搾取されてしまうので、転職活動を始めてみましょう。

ランメイシ

あなたが最悪な出来事を経験せずに済むために、僕が現場監督として体験した最悪な経験も、ぜひ参考にしてくださいね。

現場監督の転職活動には建設業界出身のコンサルタントがサポートしてくれる転職エージェントがおすすめ

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現場監督の転職活動には建設業界出身のコンサルタントがサポートしてくれる転職エージェントがおすすめ
現場監督

転職活動って、具体的にどうすればいいの?

転職エージェントを活用して、サポートを受けながら転職活動を行うのがおすすめです。

なぜなら、転職エージェントに以下のメリットがあるから!

転職エージェントのメリット
  • 求人の選択肢が転職サイトより圧倒的に多い
  • 転職先の視野が広がる
  • 応募書類の作成が楽になる
  • 面接対策ができ、選考通過率がアップする
  • 働きながらの転職活動がスムーズになる
  • あなたのことを企業の採用担当者にアピールしてくれる
  • 内定後もサポートしてくれる
現場監督

転職エージェントにデメリットは無いの?

ランメイシ

デメリットも隠さずにお伝えするね!

転職エージェントのデメリット
  • 自分のペースで転職活動を進めづらい
  • 希望求人に応募できないケースもある
  • 担当者との相性次第でサービスの質が変わる
  • 担当者との調整が手間なこともある
  • サポート期間が決まっているエージェントもある

転職エージェントは、あなたと担当者がコンビを組んで転職活動をします。

担当者はあなたの職歴や資格、スキルなどの強みを把握するため、登録後に電話面談もしくはZOOM等でWEB面談をする必要があります。

ランメイシ

日中は仕事だから夕方で希望したら、他にも夕方に面談を希望する人が多くいて、自分の面談が2週間後になることも。

転職エージェントの担当者と面談が終われば、後は担当者が自分に合う求人を探してくれます。

現場監督

面談を済ませれば、面倒な求人情報探しを転職エージェントにおまかせできるんだね!

転職サイトで求人を眺めてたら、それだけで1日が終わってしまうくらいですからね。

現場監督

でも、転職エージェントの担当者って、施工管理の仕事に詳しいの?本当に自分の職歴や資格に合う求人を見つけてくれるのかな?

そこで当サイトでは有名な転職エージェントのなかでも、建設業界出身のキャリアコンサルタントが自分の希望やスキルに合った求人を厳選してくれる転職エージェントを探しました。

ランメイシ

当サイトで紹介する転職エージェントは『僕も利用した』、『アンケート結果で評判が良い』、『ネット・SNSで評判が良い』企業だけを選んでいるから安心してね!

JACリクルートメント

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JAC Recruitment

JACリクルートメントは、ミドル・ハイクラスの案件に強い転職エージェントです。

様々な業種を保有する総合型の転職エージェントですが、1級の施工管理技士資格を持っていれば1番優先して活用したい転職エージェントです。

第三者からすると、建設業界って現場だけが仕事場ってイメージをされますよね。

現場監督がどんな所で苦労しているとか、どんな理由で転職を考えるのかって、なかなか理解してもらえません。

しかし、JACリクルートメントには建設業界出身のコンサルタントで構成された、建設業界専門チームのエージェントが相談に乗ってくれます。

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【動画解説付き】2023年の施工管理職の転職事情。建設業界出身のコンサルタントが解説

JACリクルートメントをおすすめする人・おすすめしない人は以下の通り。

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JACリクルートメントをおすすめする人・おすすめしない人

アドバイザーの質が高いと評判のJACリクルートメントですが、当サイト『ゲンプラ』運営者が電話面談で相談した担当者さんは、落ち着いた口調で世間話を交えながら話してくれたので印象が良かったし、何より施工管理の職業について詳しい人だったので、話もスムーズでしたよ!

現場監督

JACリクルートメントは1級の施工管理技士を持っていないと、求人案件を紹介してもらえないの?

ランメイシ

30代前半までなら、転職後に施工管理技士の資格をとる人の方が多いみたいだよ!

20代~30代前半だと実務経験年数の関係で、施工管理技士の1級を持っていないこともありますよね。

30代後半以降は、1級施工管理技士の資格を持っていることが前提条件となっている求人が多いようです。

ただし、資格保有の条件がある分、非上場の中小企業でも年収700〜900万円、大手企業であれば年収1,000万円以上を目指せるのがJACリクルートメントです。

非公開情報につき、詳しい求人内容を載せることはできませんが、サイト運営者が今より年収が上がる条件で求人を紹介してもらった5件の中でも、年収は500万円~1,100万円と、高年収の求人でした。

建設業の現場監督なら、1級施工管理技士の資格を持っていれば年収が下がる年収アップの案件を紹介してもらえる可能性が高いです。

現場監督

1級の施工管理技士を持っていれば、確実に年収アップの求人を紹介してくれるわけじゃないの?

当サイト運営者のように、家族と生活するため勤務地は住所と同一県内での勤務を希望すると、都心部より募集企業の数も減るため、紹介してくれる案件自体が少ないことがあります。

ランメイシ

家族と過ごす時間を確保するために、今より年収が下がっても構わないとするか、キャリアアップして年収アップを狙うか、どっちを希望するか担当者に伝えておこうね。

もちろん、今はまだ転職するって決めていないって場合でも、無料で相談にのってくれますよ!

サイト運営者が普段相談している担当さんに聞いてみたところ、以下のような場合でもJACリクルートメントは、あなたの相談にのってくれます

JACリクルートメントに相談するケース
  • まだ本格的に転職すると決めていない
  • これまでの経験の棚卸しと今後のキャリアプランを相談したい
現場監督

転職エージェントに登録したら、転職しないといけないわけじゃないんだね。

ランメイシ

もちろん!実際のところ、登録しても転職したっていう人は少ないよ。登録しておいて、今より年収が上がるとか良い求人が来たら、転職を考えてみればいいよ。

JACリクルートメントに会員登録する4つのメリット
  • 他社の転職エージェントより高年収案件が多い
  • 施工管理技士の国家資格を武器にキャリアアップを狙える
  • 担当コンサルタントが企業に直接交渉する、他社とは全く違う『両面型』スタイル
  • 社内教育が徹底されており、サービスの質が高い

JACリクルートメントについて、もっと詳しく知りたい場合は以下の記事で解説しているので、ぜひ参考にしてくださいね!

\施工管理技士の資格保有者なら1番おすすめ/

転職して家族との時間をつくろう!

高年収の求人が多いから転職による収入の減少リスクが少ない

今は転職するつもりが無くても、キャリア相談は無料だからリスクゼロ

厳選された優良案件だけ紹介してくれるから探す手間が省ける

セコカンNEXT

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セコカンNEXT

セコカンNEXTを活用したい人は、施工管理の経験がある20~60代の男女です。(ブランクがあってもOK!)

今、施工管理職で働いていて以下のように考えている場合は、ぜひ相談してみてください。

  • 現場監督をやっていると、残業で帰りが遅くて、休日も日曜日だけ。
  • 家には小さい子供がいるのに、帰る頃には寝ているから会話もできない。
  • 貴重な休日も、平日の疲れで子供と遊ぶ余裕が無い。
  • 家事、育児はほとんど妻に頼りっきり。
  • 施工管理の経験は結構積んできたのに、業務量は増えて残業が減らせない。
  • 今で十分重い責任は、今後もっと重くなりそう…。
  • 妻も子供もいるのに転職するなんて、失敗したらどうしよう…。
  • そもそも忙しいから転職先を探す余裕が無いし、収入が今より減ったら生活が大変。
  • でも、こんな現状を何とかしたい。
現場監督

建設業界に特化した転職エージェントってよくわからないんだけど、本当に家族との時間を確保できるようになる求人はあるの?

セコカンNEXTを利用しようと思っても、自分が望む求人と出会えるか、疑問ですよね。

当サイト『ゲンプラ』では、クラウドワークスにてセコカンNEXT利用者30人にアンケート調査しました。

アンケート調査の結果で分かったメリット・デメリットも、どこよりも詳しくまとめていますよ。

以下の記事でセコカンNEXTについてアンケート調査の結果を含め、徹底解説しているので利用してみるか悩んでいる場合は、ぜひ参考にしてくださいね!

\自宅から通勤1時間半以内の求人を紹介してくれるから育児参加もできる/

転職して家族との時間をつくろう!

最低月収40万円だから生活も心配無し

たったの30秒で登録できる

RSG Construction Agent

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RSG Construction Agent

RSG Construction Agentは建設業界に特化した転職エージェントで、施工管理の求人を探す場合に活用したい転職エージェントの1つです。

建設業界特化型だからこそ他の転職サイトには無い求人もあり、初めての転職でも建設業界・人材業界出身のコンサルタントがサポートしてくれます。

ランメイシ

自分で転職先を探すより、専門の人にサポートしてもらった方が転職は成功するよ!しかも無料!

選考対策を丁寧にサポートしてもらえることに加え、収入UP率99.4%、平均1.2倍〜1.5倍の年収アップの実績もあります。

給料の交渉も、RSG Construction Agentなら企業側としっかりと条件交渉を行ってくれるため、年収600万円〜1000万円超えを目指すことができます。

以下の記事でより詳しく解説しているので、ぜひ参考にしてくださいね。

\コンサル信頼度・転職サポート充実度No.1!/

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今は転職するつもりが無くても、キャリア相談は無料だからリスクゼロ

職務経歴書・履歴書の添削、RSGオリジナル面接対策、独自に調査分析した業界・企業情報の提供など、充実した転職サポート

転職活動自体はノーリスクで、しかも色々と会社の比較もできるので、あなたの市場価値が分かりますよ!

ランメイシ

今から行動をしていけば、きっとチャンスをつかめるよ!

皆さんもぜひ、自分の市場価値を確かめてみてください。

あなたが一日でも早く良い求人と出会えることを応援しています!

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