【転職活動の予備知識】現場監督が将来、後悔をしないためにやるべきこと

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現場監督

転職活動を始めてみようと思うんだけど、何からやればいい?働きながらの転職活動だから、ムダなく進めたいな。

こんなお悩みに答えます。

転職活動を始める時の悩み
  • 転職ではどんな準備をするべきなのかわからなくて不安…。
  • 会社との面接なんて社会人になる時にしか受けたことがないから、どんなことを聞かれるのか知っておきたい。
  • 面接で良い評価を得られず、転職活動が失敗したらどうしよう…。
  • 転職で年収が上げられるのか疑問。

転職活動でよくある間違いは、新卒時にやった就活の感覚で転職活動をすることです。

転職においては、採用側企業があなたに求めることが新卒時とは大きく異なるため、初めて社会人になる時の感覚で面接に向かうと、せっかくの転職活動が失敗に終わることも。

現場監督

何か転職活動って難しそう…現場監督やってると定時に帰ることが滅多に無いから、労力をかけて失敗はしたくないよ!

ランメイシ

でも、今の会社に不満があるから転職を考えてるんじゃない?

当サイト運営者も、土木工事の施工管理を16年やっている現役の現場監督ですが、今の会社に不満はあります。

保育園に通う子供もいるし、

そして、今すぐに転職する予定は無かったとしても、転職活動』は絶対にやった方が良いです。

本記事では、転職活動を始めるための予備知識と併せて、転職面接の対策と注意点、転職先の選び方のコツについて解説します。

この記事を読んでわかること
  • 施工管理の転職で準備すること
  • 転職での面接でよくある質問と回答例
  • 面接で失敗しないために気をつけたいこと
  • 転職は、年収アップ = 転職成功とは限らない理由
この記事を書いた人
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当サイト『ゲンプラ』の運営者:ランメイシ

現場監督と家庭(プライベート)の両立を応援するために、土木工事の施工管理をやっている現役の現場監督(歴16年)が当サイトを運営しています。施工管理業務の悩みに全力でサポートします!ご安全に!

保有資格:1級土木施工管理技士、河川点検士

主な工事経験:河川の築堤・護岸工事、道路工事、橋梁下部工事

プロフィール詳細/Twitter/お悩み相談所

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主な工事経験:河川の築堤・護岸工事、道路工事、橋梁下部工事

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目次

転職活動を始めるための予備知識

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「石の上にも3年」という言葉があるように、仕事においても会社の上司から、

「とりあえず3年は働いた方が良い」

と言われたことはありませんか?

入った会社で3年は我慢しないと、すぐに辞める人ではと転職の時に不利になると言われていたからです。

大切なのは会社にいた期間よりも、会社で何を残せたかという『実績』と、その仕事の分野の知識である『専門性』をどれだけ習得しているかです。

会社を辞められないという誤解

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現場監督は職業柄、業務量過多や責任の背負いすぎで辞められないとメンタル的に支配される場合が多いです。

辞められないからといって、未来の時間を失っていることに気付かず、苦しい思いをしながら30代、40代と人生を過ごすことになってしまいます。

1年の我慢は、寿命を1年縮めるのと同じです。

「毎日、遅くまで残業で疲れた」

「仕事量のわりに給料が安くてやってられない」

「自分ばっかり大変な現場に行かされて嫌になる」

今の会社にたくさん不満があったとしても、

「~工事は社内で自分が一番精通してるから、辞められない」

「上司から任されているから」

何かしら理由をつけて、会社に残らければ、辞めるわけにいかない。

と自分を納得させていませんか?

こんなに苦労して我慢して、今までやってきたのに、

「辞めたら今までの努力が報われなくなってしまうんじゃないか…」

という意識、これはスマホゲームの課金額が増えれば増えるほどアンインストールずらくなってしまう現象と同じです。

1つのスマホゲームにたくさんのお金をつぎ込むほど、辞める(アンインストールする)のに抵抗がありますよね。

人は変化を恐れますし、同じことを繰り返していた方が楽なので、今の会社に居続けるという考えになりやすいです。

転職先の会社の選び方

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転職先の会社の選び方のポイント

転職者が活躍している会社か?

管理職の人は新卒なのか中途なのか

社長の経歴はどうなっているのか

リストラをどんな理由で行っているかチェック。

会社としての「入れ替え」を図ったリストラであればチャンスです。

「人を切る」だけのリストラであればノーチャンスです。

受ける会社について下調べする

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社会人として経験も積んでいるから下調べが必要ないは間違いです。

自分がその会社を受けるという意識をしっかり持って、面接を受ける会社の新しい情報を下調べしたうえで臨みましょう。

  • 会社の業務内容がどんなものか。
  • 上場しているか・いないか。
  • 会社が発表した新しい情報を自分が把握しているか。

会社からすると知っておいてほしい情報を、面接を受けに来ている人が知らないというのは社会人として持ち合わせるべき最低限の情報取集能力が無いのではと思われます。

こういった人は仲間になれるイメージが湧かないため面接官には悪い印象を持たれます。

逆に、面接を受けている会社の新しい情報を自分から言えると、面接官も自分に仲間になっているイメージが湧くので採用稟議を上げやすくなります。

転職エージェント等から提案されて面接に行く方法だと、スカウトのメールから「「この会社はあなたのような人を求めています」と言われます。

「求めています」と言われると、自分が「お客さん」であると錯覚して、面接官に

「この人はうちの会社でやる気あるのかな?」

と思われてしまうことになります。

なので最低限、面接を受ける会社の新しい情報は下調べしておきましょう。

年収についてどう考えるか

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生涯年収を上げるなら、自分の市場価値が高まる方を選ぶべきです。

年収アップ=転職の成功と決めつけず、年収だけに固執するのはやめた方が良いです。

例えば、とあるベンチャー企業の給料が高くて生活水準を下げたくないから他社に移れない。

とある大手企業では今の給料はそこまで高くないけれど、手当が手厚く、この先も年収が上がっていくことが見込めている。

だから転職という選択を選ぶことができない。

こういう人は結構多いです。

会社からすれば、離職率を下げたくてそうしているので、会社としては成功しているといえますね。

でも、自分の人生を見渡した時に、それは本当に得策でしょうか?

家計に置き換えて考えてみると、本当は旅行にずっと行きたいと思っているのに、貯金残高が増えていくことに満足してしまって、節約を続けているような状況です。

目先のお金を追いかけてしまって未来の自分が資本となる資産を失っているんです。

また、今の給料が低い人に関しても、給料=評価ではないとちゃんと認識することが必要です。

「何ができるか」

「どんな価値を提供できるか」

これらの積み上げていく経験資産の方が絶対的な価値です。

転職活動中に注意したいこと5選

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転職活動中に注意したいことが5つあります。

転職活動中に注意したいこと
  • なるべく在職中に転職活動を行う
  • 職場の人に転職活動していることを言わない
  • 一人で転職活動を進めない
  • 自分のイメージだけで企業を選ばない
  • 面接の場ではマナーに気を配る

なるべく在職中に転職活動を行う

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今の会社に退職することを伝えるのは、転職先が決まってからにしましょう。

でも、働きすぎ・ストレスの溜めすぎで身体を壊しそうだったり、鬱になってしまいそうなほどの場合は、辞めてから転職活動を始めても大丈夫ですよ。

現場監督

次の会社が決まってないのに退職したら、金銭面で困らない?家族を養うは、仕事を切らさないようにしたいな。

会社員の場合、社会保険の健康保険や雇用保険にある、傷病手当金・失業給付という制度により、怪我や病気が原因による失業リスクに備えることが可能です。

ランメイシ

手続きさえしておけば、退職してすぐに収入が無くなるってことはないから安心だよね。

職場の人に転職活動していることを言わない

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自分が転職活動していることは、会社の人には絶対に秘密にしましょう。

転職活動をしていることが会社にバレると、転職活動を進めるのが気まずくなります。

それに転職活動の結果、今の会社より良い求人が見つからなかったから転職しなかった場合も、今の会社に居づらくなりますからね。

仲のいい同僚だとしても、ポロっと話してしまうと取り返しのつかないことになってしまいます。

なぜなら、昔は終身雇用が多かったので転職に悪いイメージを持つ上司が多いからです。

芸能界と違って干されることは無いでしょうが、最悪の場合、面倒な雑用仕事を押し付けられてしまうかも。

転職を会社に伝えるのは、転職先の内定を承諾してから、まずは直属の上司から順に伝えましょう。

一人で転職活動を進めない

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初めて転職活動をする場合は、必ず詳しい人に話を聞きながら転職活動を行いましょう。

  • そもそも転職すべき状況なのか
  • どんな職場に転職すればいいか
  • あなたの経験・スキル的にどのくらいの年収を狙えるか
  • 面接ではどういったポイントをアピールすべきか

これらの疑問には明確な正解がありません。

転職で失敗すると、「前の会社のほうが良かった…」って思ったり、人生の歯車が狂う可能性もあります。

そのため、周囲の人に人事の仕事をしていたり、転職に詳しい人がいたら、その人に相談しましょう。

詳しい人が近くにいない場合は、転職エージェントを利用してみるといいですよ。

転職エージェントで有名なところでは以下の5社があり、中でもセコカンNEXTとRSG Construction Agentの2社は、建設業界に特化した転職エージェントで、建設業界に詳しい人がアドバイザーとしてサポートしてくれます。

自分のイメージだけで企業を選ばない

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イメージだけで企業を選び転職すると「こんなはずじゃなかった」などと後悔する可能性が高いです。

「大手だから」「業界でも有名な会社だから」などというイメージだけでなく、なぜ今の会社を退職したいのか、どうすれば納得して働けるかを考えた上で企業を選ぶようにしましょう。

「興味があれば、とりあえず応募してみる」はいいことですが、選考の段階でしっかりとイメージ以外のポイントも考えて行くようにしましょう。

面接の場ではマナーに気を配る

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面接では話す内容以前に、面接会場へ到着した瞬間から、立ち振る舞いや社会人としてのマナーも見られていることを忘れないようにしましょう。

中途ですから、最低限のビジネスマナーができていない=即戦力として使えないと見なされ、選考に通らなくなります。

効果的な転職面接の準備としては、以下のことが挙げられます。

  1. 自己紹介URLを送る
  2. 面接を受ける企業以外に、ライバル企業も調べておく
  3. 発声練習をする
  4. 身だしなみは、面接を受ける会社に合う服装を
  5. 声量や表情などの見た目に注力する
  6. 面接時はメモを取る
  7. 日程調整について、基本は企業の指定に合わせる
  8. アピールすべきは、具体例

以下の記事で詳しく解説しているので、是非参考にしてくださいね!

まとめ

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本記事では、転職活動を始めるための予備知識について解説しました。

今の会社に不満があって、転職を考えたとしても、

  • 会社との面接なんて社会人になる時にしか受けたことがない。
  • 転職の場合はどんな準備をするべきなのかわからなくて不安…。
  • 面接で良い評価を得られず、転職活動が失敗したらどうしよう…。

と疑問に思ったり、不安になったりしますよね。

転職においての面接は、新卒時の面接とは大きく違ってきます。

初めて社会人になる時の感覚で面接に向かうと失敗の元になります。

そして、今すぐに転職する予定は無かったとしても、『転職活動』は絶対にやった方が良いです。

ランメイシ

現場監督って1日の仕事時間も長いから、効率の良い転職活動をサクッと知りたいときは、以下の記事を参考にしてね!

転職ノウハウ本を30冊以上読んだ当サイト運営者が、現場監督におすすめな転職活動の方法をまとめました!

結論としては、現場監督が転職活動をするなら『転職エージェント』を利用するのがおすすめです!

理由は以下の通りです。

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ランメイシ

らに!僕が実際に利用してみて『ここならおすすめできる!』と思った転職エージェントを紹介するよ!

スクロールできます
企業名jac-recruitment
JACリクルートメント
sekokan-next

セコカンNEXT
rsg-construction-agent

RSG Construction Agent
recruit-agent

リクルートエージェント
doda


doda
転職支援の種類総合型建設業界特化型建設業界特化型総合型総合型
特徴高年収の求人案件が多く、転職市場で優遇されやすい1級の施工管理技士所有者は特におすすめ施工管理経験者は平均月収60万円、最低月収40万円の求人を紹介してくれるゼネコン施工管理、国交省OBなど、建設業界に精通したプロが対応してくれる転職支援実績は業界No.1で累計41万名以上転職者満足度は業界No.1アドバイザーの当たり外れが少ない
施工管理の求人件数706件24,888件5,350件30,492件5,658件
連絡方法電話
メール
WEB
電話
メール
WEB
電話
メール
WEB
専用アプリ
電話
メール
WEB
電話
メール
WEB
公式サイトJACリクルートメントセコカンNEXTRSG Construction Agentリクルート
エージェント
doda
口コミ・評判詳細を見る詳細を見る詳細を見る詳細を見る詳細を見る
施工管理向け転職エージェント比較表(2023年1月時点)
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施工管理向け転職エージェント比較表(2023年1月時点)

ちなみに、JACリクルートメントは年収アップが目的の転職活動にもおすすめです。

JACリクルートメントはミドル・ハイクラスを中心に求人案件を取り扱っているので、紹介してくれる案件は基本的に年収の高い求人に絞られています。

また、dodaは転職サイトとしても活用できます。

仕事が忙しくて、時間が限られている現場監督にはプロである転職エージェントから求人を紹介してもらった方が効率が良いです。

しかし、いきなり転職エージェントをやりとりするにはハードルが高いなって思いますよね。

dodaは転職サイトとしても非常に優秀なので、まずはdodaに登録して自分で求人を見てみるのも良いですね。

ランメイシ

方に住んでいる僕でも、JACリクルートメントからは複数の求人案件を紹介してくれたから、都心部じゃなくても大丈夫だよ!

現場監督

良い案件が無かったり、紹介してもらえる案件が無かったらどうしよう…。

ランメイシ

登録したからといって、転職しないといけないわけじゃないからね!全然気にしなくていいよ!

転職活動しても、転職した人はわずか1.9%。

転職活動における行動特性調査2021年版

(出典:株式会社マイナビ

良い求人があったからといって、100%内定を貰えるわけでもありません。

そのため、転職活動として転職エージェントに登録しておいて、チャンスが来たら行動する。

ってくらいの気持ちでいれば、気楽にできますよ。

転職活動がチャンスしかない理由
  • 転職で年収が上がる → 転職すれば良い
  • 転職年収が下がる → 転職をしなければ良い
ランメイシ

普段は仕事で忙しいから、未来のチャンスに備えて登録だけでもしておくと楽になるよ!

1年の我慢は、寿命を1年縮めるのと同じ。

ズルズルと悩み続けるのは未来の時間を失っていることなので、成功例を参照し、理屈だけでなく感情も転職の方向に向けて行動する。

面接を受ける会社は事前に会社の情報を最新のもの含め必ずチェックする。

自分から面接官に会社の情報を言えると、面接官も自分に仲間になっているイメージが湧く。

年収アップ=転職の成功と決めつけない。

目先のお金を追いかけてしまう人は、未来の自分が資本となる資産を失っているということになります。

仕事が忙しすぎたり、メンタルがやられて体調を崩してしまったけれど、生活していくために無理してでも頑張らないといけない?

そんなことはありません。

日本には充実した社会保険制度が存在します。

会社員の場合、社会保険の健康保険や雇用保険にある、傷病手当金・失業給付という制度により、怪我や病気が原因による失業リスクに備えることが可能です。

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